ケトルベルとパワーリフティングとボディビルディング
ケトルベルを毎日トレーニングするようになって、クリーンの技術は上がってきたと思います。
競技ケトルベルをいつかやりたいと思っているので、正確なフォームをマスターしたいと思って軽いものでコツコツやっています。
スナッチも軽いものなら5分で100回は出来るようになってきたんですけど、有酸素運動はいらないですね。本当に…
股関節と腹筋、広背筋の力を連動させるのが上達してきたんだろうと思います。
フォームを洗練させて行く面白さはパワーリフティングと共通のものがありますね。
パワーリフティングやらない人には、いかに力を使わず挙上出来るか考えていると言うのはなかなかイメージしにくいですよね。
ボディメイク系のトレーニングとは、やってる種目が同じでも、パワーリフティングやってる人はまったく考えも違って面白いです。
全身の力をうまく使って分散して高重量をあげようとするパワーリフティングと、いかに効率よく筋肉を破壊するか考えてトレーニングするボディメイク系ではテクニックが全く違うのは当然と言えば当然ですよね。でも共通しているのはどっちも凄く技術も必要だし、頭を使う必要がある。
ケトルベルで面白いなと思うのが一発を挙げるような、パワーリフティング的なものもあれば、スナッチのような持久力も要求されるような種目もある点です。
今、ジャークやベントプレスの練習をしていると、自分に欠けている点がわかって面白い。まあ、いろんな所が悪いんで健康な人のようには出来ないんですが、楽しいんですよね。
持久力は明らかに足りないし、ベントプレスやろうとすると、重量の下に潜り込めない。柔軟性が足りない。
ジャークなんか2回目のディップがぎこちない。柔らかく重量を受け止めるようなイメージがあっても身体がうまくコントロール出来ない。多分、しゃがみが深すぎるんでしょうね。
やってない動きって、脳の訓練にすごくなります。体全体のコントロールに凄く勉強になる。
クリーンアンドプレスやロングサイクルジャークなんか、本当に全身使いますからね。フォームが洗練されないと回数がこなせない。
一方で重たいの一発挙げるようなものもある。
どっもあるのは面白いスポーツだなと思います。
いま、特にベントプレスが難しくてびっくりしてます。モビリティが全くない。
アームズバーやサイドベントをトレーニングメニューに加えながら少しずつ柔軟性を増すようにトレーニングしているんですが、面白い。
松下タイケイさんのケトルベルマニュアルは本当によく出来ていて、後の章の種目に進んで、詰まったら、前の章のメニューをこなせるようになれば出来るようになるに作られています。
私はパワーリフティングが大好きなんですが、その面白さには技術や頭を使う要素が凄く沢山あるからなんですね。
ボディビルディングやフィットネスも食事考えたりプログラム考えたり、日常生活全部を組み立てて行く面白さがある。
ケトルベルもそうなんですよね。頭をつかう要素がたくさんある。駄目なりに工夫できる点があるのは凄く面白いです。
下手くそでも、ちょっとずつ進歩出来る。
で、やっぱり自分でトレーニングしていくと、競技ケトルベルの人のテクニックも、ハードスタイルと言われる人のテクニックもみていると少しずつ分かるようになってくる。
パワーの時と同じですね。
スクワットでラックアップしてから少ない動作でスタンス決められるとか、実際にやらないとわからないことたくさんあった。ただバーベル持ってしゃがんでるだけに見えても、そこにはそれぞれの無数の工夫やテクニックがある。
勉強するのって面白いなといつも思います。凄い人のことがわかるのは楽しいことです。
上手い人のフォーム見るのはためになります。今は動画で凄く勉強できていいですね。生活が落ち着いたら習いに行きたいと思ってます。
ケトルベル、楽しいですよ!
下への音が気になる方にはあると便利です…
コメント