まだまだ花粉はあるのだが、杉の花粉のピークは過ぎたようだ。
ここのところ外出を最小限にして、ジムと買い物だけにしていたが、久しぶりに長めの散歩に出かけることにした。
中杉通りは八重桜も満開。新緑も美しい。
曇りだったのだが、気持ちは明るい。
松山通りにも新しい店が出来ていたようだ。
ちょっとみていきたいが、パールセンターをぶらぶらしよう。磯丸水産が鳥良商店になってたな。
阿佐ヶ谷はパールセンターで適当に食べ物を買って散歩しつつ、疲れたら店に入るということも出来る。阿佐ヶ谷は昼間からでも飲めるし、飲み屋街は早くから空いている店もあって、休日をダラダラ過ごすにはまことにいい街なのである。
この居心地の良さは、同じ中央線沿線の高円寺ともまた違う。高円寺も住んでいて愛着のある街だ。中央線沿線の駅一つ一つに個性があって面白い。
ともえ庵からもいい匂いがする。でも、ちょっと座ってのんびりしたい。
久しぶりの散歩なので、ちょっと疲れた。「焼きたて 揚げたて 作りたて」なかなか良い惹句である。
はいってみましょうか。
ドトール系列なのかな?
コッペパン専門店との事である。様々なメニューがあるが、見事にすべてコッペパンである。コッペパン、普段は食べないな。
カツサンドにしよう。カツコッペパンか。
給食がコンセプトのようだ。黒板が設置してあったり、遊び心がある。2Fのイートインに向かう。
カツは揚げたて。しっかりした旨味。
サクッと揚がっている。ソースもくどくなく、上手く調和している。
揚げたてという言葉に偽りなし。カツ、ソース、キャベツ、パン。渾然となった旨味である。
パンはほのかな甘味がある。パンだけでも充分美味い。シンプルだけにごまかしがきかない。
阿佐ヶ谷は食べ歩きも楽しいのだ。
パールセンターで食べ歩きしつつ、裏道にはいっても楽しい。えっというところにカフェや飲み屋があったりするのだ。
南阿佐ヶ谷までいってから高円寺に向かうのも面白い。飲み屋街もとても開拓しきれない。
一人でも楽しいだろうし、誰かと散歩しても楽しいだろう。
松山通りの古本屋で梅崎春生の本を買って、ペンギンカフェで読んでから部屋に戻ろう。大好きなパン屋のROADまで足を伸ばしても良い。
気が向いたら途中で飲んでいってもいい。
ただ、街の光景を愛でるのも悪くないもんですよ。
ごちそうさまでした。また、来ます。
梅崎春生は好きな作家だ。幻化を読んだのは高校生の時だった。今読んでもまったく古さを感じない。Kindleもってれば、無料で読めます。携帯にKindleをいれていると待ち時間に読書できて便利。
萩原魚雷さんがしている仕事はどれも好きだ。
コメント