高円寺 麺屋 賢太郎 ゆず醤油麺の深い味わい 完成度の高さに唸った



高円寺 麺屋 賢太郎 ゆず醤油麺の深い味わい 完成度の高さに唸った

それにしてもバタバタしている。

繁忙期に加えて、色々処理しなければならない事が増えているので仕方がない。

これ以上考えても、今出来る事はとりあえずないかな。

では、散歩しつつ食べることにしよう。彼女も遊びに来ているので一緒に遅い夕飯を食べることにした。

1:00回っていても食べられるのが高円寺の良いところだ。

太陽でも良いけれど、今日は違う店に行こうか。

高円寺 太陽 ファンキーなおばちゃんとキリッとした煮干しのスープ そしてラーメン480円

きたさん横丁と言うディープな飲み屋街の奥にある店の看板が気になった。

高円寺一番スープが美味い。控えめなのか大口なのかわからない主張である。

面白い。行ってみよう。

高円寺は路地一本入ったところに色んな店があるのが楽しいんである。

小さな店内には色々サイン色紙が。それより面白いのが店主のポップである。

丁寧に作られたあの頃の荻窪ラーメンは実に美味かった…

色々書いてある。そして一人称が俺なのである。なかなかハードボイルドだ。ノワール系統なのかもしれぬ。

ラーメン文学といえば良いのか、良くメニューに主張が書いてある店はあるが、こちらのお店は良くあるマッチョな雰囲気とは異なる。無頼派のような独特の雰囲気があり楽しい。

彼女はゆず醤油麺

煮干しベースとのこと。ナルト、めんま、海苔、ネギ、チャーシューと本当にスタンダード。いわゆる支那そばと呼ばれるタイプのラーメン。見た目も美しい。スープの透明感はちょっと感動した。

私は塩とんこつ。

ねぎ、めんま、もやし、チャーシュー、海苔、ゴマである。

トンコツと言うと濃厚なイメージがあったが、驚いた。トンコツのスープは全く臭みがない。

淡白ではあるが、深い旨み。スープはまろやか。クリーミーではあるが、どろっとしたところまではいっていない。

背脂を含むと濃厚な旨さになる。くどくないのだが、しっかりと旨みが感じられる。

びっくりしたのはスープ。好みはあるだろうが、あまりに似ているものがない。チャーシューは今風のジューシーなタイプだが、トンコツスープと合わさってさらに風味が増す。

麺は縮れ麺。やや固めに感じるが、スープの旨みと、この麺はあっている。食感も楽しい。

彼女が交換しようと言うので、ゆず醤油ラーメンを。

ああ、これは凄いな。うまい。

煮干しラーメンは好きだが、最近の流行りは魚粉、煮干し油と言う、濃厚なものが中心だ。

こらは真逆である。

スッキリした中に旨みがある。端正なラーメンである。柚子は使い方が難しいと思うのだが、あくまで、ラーメンの味の奥行きを広げるのに役立っている。

物凄く美味い蕎麦のつゆみたいである。

ラーメンのスープを飲み干すなど何年振りだろうか。替え玉で頼んでも良かったが、あまりに美味かったので、簡単に腹を膨らましたくなかった。しっかり味わいたかった。

うまいうまいとふたりで言っていたら、ご主人が

「よく言われます」とニヤリと笑った。

そりゃ自信持っていい。このスープは圧倒的だ。

自分としては、支那そば系では一番好み。

幼少の頃からラーメンマニアだった店主が…など、面白いポップもあったのだが、次読む楽しみにとっておくことにした。

勝浦式タンタン麺が売りなのかもしれないが、どれもハイレベルだろうと思う。

塩とんこつとゆず醤油麺は全く違う系統で、これだけ方向性が違うラーメンを同じ店で出すのは凄いことだと思う。

全く違う視点を持ち込むことができないと作れないのだろうと思う。

自分がやってきたことは、人から見るとよく分からないんだろうなと思う。全く関連性が無いような仕事に見えるだろうけれど、自分の中では全部繋がっている。

そして、全く違う仕事をやってきたから、出来ることもある。問題を解決できるわけでは無いけれど、多少好転させられそうなのは、全く違った方向性の仕事をしてきたからでもある。

ひとつひとつはその道の達人には敵わない。が、普通では考えつかない視点から付加価値をつけることができるのではないか。

結局、書く、作る、変換すると言うことが自分の核なのだろう。それをどの様に組み合わせるか。

いい仕事をしている店で食べると、ヒントがもらえる。同じ業種の仕事はいつも調査しているので何か気付くことは少ない。

もうちょっと頭使ってみますかね。違った形でやれるかもしれない。

うまかった。

ごちそうさまでした。また、来ます。

麺屋 賢太郎ラーメン / 高円寺駅新高円寺駅

夜総合点★★★★ 4.3











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