鷺ノ宮 らぁ麺 すぎ本
花粉が酷い。料理する気になれなくて、事務仕事をこなしているうちに時間が経ってしまった。
自分で作るのが難しいものと言えばラーメンである。
こってりとしたものを食べたいわけではない。あっさりとしていて、温かいもの。
でも、タンパク質は取りたい。
という事になると塩ラーメンになる。
それならば、すぎ本である。
いつも混んでいるが、今日は15:00間際に行ったので、行列せずに済んだ。
塩チャーシュー麺と特製トッピングを注文。
店内は小綺麗。
チャーシュー、鳥のチャーシュー、小松菜、刻みネギ、煮卵、ワンタン、メンマ
穂先メンマなのも珍しい。
チャーシューはレアな柔らかいタイプ。ジューシーと言えば良いか。
色が美しい。厚めで食べ応えがある。
低温調理なのだろうか、時間を掛けて丁寧に作ってあるのがわかるラーメンだった。
スープはクリアで美しい黄金色。
魚介と鶏、鶏油。
円やかなうまさとでも言えば良いのだろうか。三つの旨味が深く溶け込んだスープ。
鶏の味、魚介の味と時間差で旨味がくるのは物凄い技術力だ。
ともすると後味が重くなりそうなものだが、全くそんなことはない。油のバランスも計算され尽くしてるのだろう。
胃が喜ぶのがわかる。
麺は中細麺。旨い麺やパンは小麦の味があってするものだが、すぎ本の麺も同じ。噛みしめるごとに小麦の香りが広がる。
この写真では写っていないが、チャーシューの下にワンタンがあった。ワンタンはツルツルのタイプ。食感も楽しい。
煮卵はしっかりと味が入っており、卵黄も美しい。
食欲がなかったはずなのだが完食。
滅多にスープを飲み干したりしないのだが、最後まで飲み干す。
ためいきつくほど美味かった。
東京に戻ってきて食べた塩では一番好み。
何度か来ていて、つけ麺も食べようと思ったりするのだが、来るたびに、塩を頼んでしまう。
元気がないときに旨いものを食べると、もうちょっとだけ踏ん張ろうと言う気持ちになる。
さ、仕事もうちょっと頑張りますかね。
ごちそうさまでした。また、来ます。
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