茨木カレーうどん専科 祥(さが) 寒い年末に食べるカレーうどんはしみじみ旨い | 無理ない暮らし
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茨木カレーうどん専科 祥(さが) 寒い年末に食べるカレーうどんはしみじみ旨い

うまい飯
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年の瀬である。大阪に引っ越してもう少しで2年。

引っ越したものの、コロナウイルス感染症の影響で多くの飲食店が休業を余儀なくされて大阪の食文化に触れる機会が少なかった。

ご近所にカレーうどんの店があったのである。

茨木市駅、JR茨木からもそこそこ歩く。茨木神社を目印に歩かれると良かろう。

カレーうどん専科とはこれいかに。

うどん文化圏で育ってない人間にとってはカレーうどん専門店というもので商いが成り立つものなのか疑問に思うのだが、それはこなもん首都大阪である。あり得るかもしれない。

大阪、食文化が深すぎである…

6席ほどのこじんまりとした店内。至るところにメニューが有る。

エプロンなどがあるのは、商談の前や女性にはうれしいのではなかろうか。

カレーうどん専科というので、カレーうどんしかないかと思ったら普通のうどんや丼ものある。

軽く飲めるようにもなっているようだ。関東でうどんを食べて、飲めるとなるとうどん割烹みたいなところしかなないように思うが、さすがこなもん首都である。うどんの多様性。

まだ仕事は終わらないのでとりあえずスタンダードなカレーうどんを頼む。

ネギ、かき揚げ、牛肉、玉ねぎ。

冷え切った体に染みわたる。一口目はカレーの香り。しばらくすると立ち登る豊かな出汁の味わいと香り。

カレーに出汁が負けてない。気持ちが緩む。

ネギはアクセントとなり、揚げたてのかき揚げも旨い。

よく煮込まれた牛肉もあり、単調になるのでは思ったカレーうどんも飽きずに最後まで食べられた。

ほっとするなあ。

大阪のうどんは柔らかくて、はじめは戸惑ったものだった。

大阪の方に、うどんは出汁をあじあうものやと言われて得心したものだった。

スーパーに行ってもうどんとそばの扱いが全然違う。出汁が不味いということは大阪では許せんことらしい。安くてうまいのがいい店。

歳を取るといろんなことを知ってる気になる。自分が知っていることが全てのように思ったりする。

そんなことはないよなあ。

いろんな価値観があり、物の見方を変えるだけで世界はどれだけでも豊かになる。

短時間で温まって、一杯引っ掛けて仕事に戻るような人もいるんだろう。生活に根ざしてるのはいいよなあ。

こういう店、たくさんあるんだよなあ。

今年も色々あった。

結局31日まで仕事で駆けずり回ることになりそうだ。

冷え切った体も温まった。あともうちょっと踏ん張ってみますかね。

ごちそうさまでした。また、来ます。

カレーうどん専科 祥カレーうどん / 茨木市駅茨木駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4

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