PUSH勉強会59回目
PUSH勉強会の59回目をMeguさん(@CymaSonic0 )と行ったよ。
2019年の目標が50回なので残り3回。進捗率94%
なんとかこれだけは目標達成できるかな。
MEGuさんとの前回の記事はこちら
前回の記事はこちら
前回は、ざっとDelayの概要をやったけど、実際にパラメータでどのような違いが出るのか。ディレイタイムとモノラル、ステレオに分類して説明した。
やったこと
- ディレイにはモノラルとステレオがある
- モノラルにするためにはUtilityを使う
- Delayの分類 ディレイタイムとステレオで分類する
- 短い
- 普通
- ロングディレイ
- ping pong delayの構造
- simple delay,ping pong delay,echoのディレイタイムの違い
- スラップバック実例
- スラップバックステレオ実例
- Utilityを使ってモノラル化する
- ダブリングのディレイを作る
- 広げるだけならフィードバックはいらない
- 広げるならUtilityのWidthもある
- ラック化する方法
- エレピとピアノでレイヤーする
- ラックのレイヤーの方法
MEGuさん、ディレイの実用例はまた参考動画、記事を書くのでお待ち下さい。
とりあえず、特徴的な動画のリンクを張っておきます。
Rackも別記事で書いておきます。
DMで質問いただいたRackにする方法は別記事にしておきますね。
MEGuさんが困ったということは他の方も困る可能性が高いので…
追記:2019/05/06
長押しして、ツマミでエフェクトの接続順が変更できます。便利です。ラックのなかでも順番変えられます。
追記:2019/05/08
おまたせしました。記事を書きました。Macroの説明、わりと詳しくやっておきました。このあたりも使えるようになるといろいろ遊べると思います。Delayについてはお待ち下さい…
考えたこと
前回の記事でも書いたんだけれど、Utilityは便利。
Delayは物凄く応用範囲が広いから、シンセいじるのにも知っておいて困ることはない。
ギタリストだとコンパクトエフェクターたくさんいじってるだろうから、原理なんかは知ってる人が多い。ギタリストだとエフェクター自作する人もいるよね。自分もアンプとエフェクター作ったりしてたよ。
でも、楽器もシンセもいじったことがない人にはエフェクトの用語も宇宙語だよね…
モノラルのDelayで原音とDelayの音にわけないと、モノラルのDelayの効果は得られない。
意外にこういう情報ないんだよね。基本中の基本だと思ってたけど、これは物理的な卓を使ってきたからわかるというのもあるんだろう。昭和生まれだからね…
今のシンセやベース、ギターなんかのサンプルでも普通にステレオになっているから、モノラルにするのなんか確かに考えつかないかもしれん。
トラックもデフォルトでステレオだしね…
シンセのプリセットなんか、異様にワイドで気持ち悪かったりするんだよね。
まあ、簡単にリッチな響きを得られるからかもしれないけど、昭和生まれの自分にはちょっと気持ち悪かったりするんよ…
UtilityでWidthで狭めたり結構する。
当たり前だけど、エフェクトの使い方も時代とともに発達していく。昔なんかエコー・チェンバーですよ。
部屋だもんね…
いろいろ知ってると面白い。
こういうのを聞いたことがあれば、ああ、あれねってわかる。
それをパラメータで表現したらどうかというのを認識すれば、応用できるようになるかなと。
もちろんSimple Delayだとディレイタイムの限界があるから、Ping Pong DelayやEcho使ったりしなきゃいけないんだけどさ。
Ableton LiveのプラグインのDelayタイムの特徴なんかなかなか書いてないから、また記事を書くね。
コーラスの原理なんかもディレイとLFOわかればいいしね。
ミックスなんて、当たり前だけど自分でいいものが出来るかというと無理やなと思う。
自分はちゃんとやるときは、友達のエンジニアに頼む。やっぱり専門職に任せたほうがいいもの出来るもんね。
でも、自分で作るものに関しては、ラフスケッチは出来るようにしたいと思っている。
こういうの作りたくて、自分はこう思ってる。もっと良くしてと。
最低限のコミュニケーションとれるくらいの知識はあったらいい。こっちがふわっとしてると相手も困るからね。
専門性を生かしてもらうためにも、しっかりとした要望を伝えられたら双方ともにハッピーやなと。
Ableton Liveはこういうのは学びやすいね。シンプルだから。そして、やっぱり物理的につまみでコントロールできるのはいい。
Delay Timeの違いなんか、マウスでやってもいいけど、つまみだと直感的だし、動かすと音色が変化するのもわかるやんか。こういうのって原理わかりやすくなるなと。
Ableton LiveもPUSHも楽しいな!
やっぱり書籍でさっと概要を学べるのは早くていいと思う。
kindle Unlimitedならこういうのも読めます。
MEGuさんには、シンセサイザー入門をよんだら、こっちで勉強するといいかもと勧めた。
残念ながら、Kindle unlimitedでは読めないです…
ただ、この本まで理解できたら、シンセのパラメータはほとんど分かると思います。
フィルターのいろいろな特徴なんか、基本がしっかり書いてあっていいです。
こっちはKindle unlimitedで読めます。
これは読めないけど、Operatorわかるようになって楽しかったです。
Operatorで遊ぼうというカテゴリーがあります。
今は、Analogつかって勉強会ではやってます。Analog,楽しいんやけどな。
Ableton Analogで遊ぼうというカテゴリーがあります。勉強会でやってことや、質問が出たので宇宙語を翻訳するつもりで書いています…
Analogのパラメーターがわかると、いろいろわかるところありますからね…
ちなみにサンレコを読むだけなら、Amazon Primeでも読めます。とはいえ、Kindle Unlimitedはギター・マガジンや他の音楽書籍読めるので、圧倒的にコスパはいいんですけど。
プレミアが付いてしまっているけど、モータウンのレコーディングについても記述してある貴重な資料。
卓でサチュレーションを得てたのね。チェス・レコードの資料も持ってるんだけど、いかにMotownが進んでいたかわかります。
このあたりも古いレコーディングに興味があるひとには面白いと思います。
いわゆる、レイドバックはスタックスの環境も大きかったんだなと。
Steve Cropperはエンジニアリングの知識があったと聞いて納得しました。
翻訳の新井さんの正確かつ愛がある訳は素晴らしい。
スタックスのボックスの仕事もね。音源以上に価値があったと思います。Arethaの評伝の訳も素晴らしかったです。
これも面白い。私はトッド・ラングレンはJames Cotton BandとThe Bandから知りました。ロックを聞いたのは後なので。原人ですね…
トッド・ラングレンはソウル時代が一番好き。面白いエピソードいっぱいです。
エンジニアリング関係のものは、洋書はめっちゃあって勉強しやすいので、機会があれば紹介したいですね。
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