PUSH勉強会52回目
PUSH勉強会の52回目をMeguさん(@CymaSonic0 )と行ったよ。
2019年40回目。目標50回だから、後10回で達成。もうちょっとだね。
MEGuさんとの記事はこちら
今回は、PUSH勉強会としては、ちょっと番外編と言ってもいいかな。MEGuさんが、Addictive Drums2とBatteryを使うことになったので、その使い方をやることになった。
もちろん、PUSHで使えるようにやるわけだけど、ドラム音源っていろいろ難しいよね。
MEGuさんとは理論中心にやってきたんだけれど、コードも弾けるようになったし、譜面も読めるようになった。
打ち込みも出来るようになったので、Ableton PUSH2をいろいろ活用して曲を作っていく時に必要な操作や知識をやっていきたいですねと話している。
どっちにしろ、ドラムに対する理解は必要だからね。ドラム音源を使ったことがない人は、ドラム音源がどういうものかという説明もあったほうが良い。
さっと概要がわかるだけでも、使いやすさはぜんぜん違うもんね。
PUSHで使うときには複数の方法がある。フィンガードラムするかどうかでもぜんぜん違うしね。どの方法を選択するかで効率も変わる。その人のワークフローによってどれを選択すればいいかは違うはずだから。
2回に分けてやった。
今回の記事はAddictive Drums 2について主に書いてある。Batteryも、PUSHでDrumrackシーケンサーを使えるようにするのと、パラメータアサインするのはちょっと面倒くさいからね…
やったこと
- キットの選び方
- キットの作り方
- プレビューの設定
- オーディオファイルでAbleton Liveに渡す方法
- オーディオファイルをConvertして、組み替える方法
- EDIT
- それぞれのパラメーターの意味
- FX
- BEATS
- リズムパターンの検索
- 譜割りからリズムパターンを検索
- Replace
- Transformの意味
- キーマップ
- Ableton LiveにMIDIデータをドラッグ&ドロップ
- Drumrackを使ってコントロールする方法
- External Instrumentsを使って、Addictive Drums 2 をDrumrack化する方法
- DrumrackとAddictive2つを立ち上げて、ルーティングで処理する方法
- PUSHにパラメーターをアサインAD2をコントロールする
- セーブする方法
- 手間を考えると、Rack化したほうが簡単
いやあ、結構指ドラムは設定が煩雑だからいろいろ記事を書いてきたつもりだったんけど、やっぱり設定が大変だよね…
MEGuさん、こちらが一番正統派のExternal Instrumentを使ってやる方法です…
今回採用した方法はこちらです…
考えたこと
ドラム音源ってやっぱり初めて使う人にとってはすごく難しいだろうなと思ったよ。
まず。パラメータが複雑だしね。そして、ダウンロード版買った人は付属のマニュアルが英語だから、ただでさえドラムに馴染みがなかったらしんどいのに、用語でも迷いやすい。
基本的な知識はSleepfreaksさんの記事や動画みたらわかるはず。
でも、実際に音色変化なんかは、ひとつひとつ聞いてもらったほうがやっぱりわかりやすい。
まあ、PUSHで設定するとなるとほとんど情報ないよね。Addicitve Drums2だと自分のサイトしかないかもしれないね…PUSHを使う最大のメリットはDrumrackシーケンサーが使えることだから。
PUSH勉強会をやってみなさん仰るのが、ドラムの打ち込みが簡単でいいと。それだと外部ドラム音源でDrumrackシーケンサーが使えたら良いよね。
今回、割と長くドラム音源のパラメータや考え方を説明したんだけど、そうしたら他のドラム音源を使うときの参考にもなるよね。
Addictive Drums 2 はBFD3.0に比べてパラメーターも少ないし、初めて使う人にも良いソフトだと改めて思ったよ。
フィンガードラムに関しての記事は結構書いてきたけど、MIDIデータを上手く利用するために使えるということはあんまり強調してこなかったんだよね。
色んなパターンを学習するのに、MIDIデータを活用するのはすごく良いと思うのね。
もちろん、自分で色んなパターンを作っていけたら良い。
でも、譜読みがきつかったり、自分で発想するの難しい場合ってあるよね。Addictive Drums 2 にあるMIDIデータは変形できるし、役に立つ。
編集も早いし。そして、譜読みそのものも楽になるよね。
これ、Addictive Drums 2 のMIDIデータをDrumrackで読み込んだものね。これ、キックね。
ファンクなんか多分キックを発想するのは難しいと思うけど、こういうデータをたたき台にして歌ってみたりしたら、ドラム譜は読めるようになるよね。
そして、こういうのが歌えるようになったら。自分で打ち込むことも簡単だから応用できる様になる。
音楽を学ぶのにPUSHは優れてるよ。
特に、PUSHのDrumrackシーケンサーが使えたら、微妙な編集も簡単だしね。ナッジしたりも出来る。
打ち込むのもピアノロールより圧倒的に早い。PUSHで指ドラムする観点じゃなかったら、introで使う記事は役に立つと思うよ。
キーマップしなくても使えるんならあっという間だから。
これだけでもAbleton PUSH2を購入する価値あると自分は感じてるよ。
あとフィルインなんかもたくさんパターンあるからね。
ショートカットキーを覚えたら、2拍分だけ切り出すとか、そういう使い方も簡単に出来る。
それをユーザーライブラリに保持したら再利用も簡単。
ドラマーじゃない人には有用だろうし。
ドラムのEQとかコンプの設定とか、オーバーヘッドなんか一つ一つの意味がわかったら自分で狙ったサウンドを作りやすい。
PUSHをうまく活用できたらもっともっと便利になる。PUSHでコントロールできるようになったら音色の変化なんかもすぐ試せるから、理解しやすくなる。
PUSHだとオーバーヘッドやルームなんかのボリュームをアサインするのも簡単だから、一番時間がかかるドラムの音作りに集中できるメリットがあるなと。
また、Addictive Drums2とBattery4をPUSHで使う時の設定の記事は追加するね。
Addictive Drums 2をこう活用したら便利というのがあるだけでも、時間短縮になる人もいるもんね。
Ableton PUSH2使えると楽しいな!
追記:2019/04/10
MEGuさん、おまたせしました。設定、メリットやデメリット、PCでやる方法など書いておきました…
追記:2019/04/17
Battery4のレイアウトなどについて追記しました。
PUSH勉強会について
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。いろいろAbleton PUSHで遊びましょう。
費用は無料。オンラインのみです。申込みは、ブログかツイッターのDMで。
PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
打ち込みも演奏もできるAbleton PUSH2は楽しいですね!
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