PUSH勉強会24回目
Push勉強会24回目をMEGuさん(@CymaSonic0 )とオンラインで行ったよ。
MEGuさんとの勉強会は7回目。2019年11回目。目標50回だから進捗率22%
今月中で25%超えるのは確実やな…
ちょっとずつでもAbleton PUSH2使える人を増やすようにしていけるように頑張るわ。
64パッドの可能性は凄くあるからさ。ちゃんと説明して、正しい練習をしていったら自分が作りたいものを作れる可能性は高くなる。
できるようになったら、音楽やるコストを下げられるし、フィンガードラマーは増えるからね。
前回のMEGuさんとの勉強会の記事はこちら
前回の勉強会のあとに、トライアドのフォームの練習の動画がほしいというMEGuさんが仰っていたんで作っておいた。
ギターの練習方法と近いんやけど、64パッドの場合は違うポジションを全部弾く訓練をしておくとええんやよね。それの理由はまたあとで書くね。AKAI FORCEやlaunch PADでも4度のクロマチックは使えるからどの機種でも使えるしね。
いつもどおり、聞き取りをしたんやけど、まだメジャースケールの音名とポジションが一致せんと仰ってた。これは声に出しながら、スケールを丁寧に弾いておぼえていきましょうって話した。
テキストはギターで覚える音楽理論に基づいて、PUSHとの違いを説明していく形で考えてるよ。
MEGuさんはKindle版でもってみえる。PUSHや64パッドのフレンズが勉強するんなら、Kindleはおすすめや。紙の本だと開くのがきついし、拡大ができんからね…
やったこと
- ダイアトニックコードの作り方
- R,3,b3,5,b5の意味
- 3和音
- オーギュメント
- ディミニッシュ
- テンションの名前のルール
- テンションの作り方 (ナチュラルテンション)
- クリシェ実演 マイナー
- クリシェ実演 メジャー
- Cメジャースケール上のダイアトニックコード 3和音
- Cメジャースケール上のダイアトニックコード 4和音
- ローマ数字の意味
- ローマ数字の命名ルール
- ローマ数字で覚えていくと分析ができる
- 3和音と4和音
- コードのイメージ
- ギターとPUSHとピアノの違い
- ダイアトニックコードを弾く
- なぜ、トライアドは大事なのか
ギターで覚える音楽理論はよくできていて、普通の理論書に比べるとずっと読み進みやすい。
ある程度演奏できる人がなるほど、こうなのねと理解しやすいように作ってある。
自分、体系的に学べるもので日本語の書籍やとこれが一番ええと思ってるのね。
でも、理論書って譜面が読める前提なんだよね。理論勉強してみようかなと思った時に譜読みで苦労すると嫌になってしまう。
打ち込みしかやらん人で、楽器がまったくわからんけど自分の幅を広げてみたいと思ったら、挫折する可能性が高いと思うんやよ。
ピアノロールでもちろん一つずつ打ち込む方法もあるけど、時間がかかりすぎるよね。でも、コードネーム見て弾けるようにしてあれば、さっと弾けるから理解しやすい。
ギターの場合だとクローズドボイシングが弾きにくいという楽器の特性があるから、ボイシング勉強しようとした時に弾けやんくて苦労する。
だから、音楽学ぶところいったら鍵盤をやるよね。
でも、それって、すごく大変なんやよ。理論も演奏もやったことがない人が、鍵盤の演奏、譜読みを同時に覚えていかなければならないのは大変や。
でも4度のクロマチックなら、演奏難易度は格段に下げられる。PUSHの場合は、ギターやピアノより弾くのは簡単や。
そして、ピアノと違って半音単位の移動も楽勝。
ピアノと違って複数のポジションをとることができるから手が小さかったり、手が悪くても弾ける。
で、PUSHでコードをさっと押さえられるようになったら、読み進むスピードも早くなるし、弾けるようにもなる。
当面の目標はコードをさっと弾けるようになること。
ということで、MEGuさん、3和音の3ポジションを練習しましょう。笑
マイナートライアドです。この練習の目的は、ポジションを覚えることです。そのため早く弾くことは意味がありません。音の響きを覚えながら、ゆっくり弾いてください。フォームを完全におぼえてさっと弾けるようになってからメトロノームを使いましょう。
とくに3番目のフォームは右側でパッドの余裕がない時に弾けるようにしておく必要があります。
ディミニッシュはフォームが非常に大事です。後ほドミナント7thコードについて説明する問に、ディミニッシュがわかってるとなるほどと思うはずです。笑
とにかくゆっくり。フォームを覚えるためにやっているのだという意識でやってみてください。余裕ができたら最高音まで弾く練習すると覚えられると思います。
オーギュメント、ディミニッシュというのはちょっと特殊なスケールです。コードを演奏する際に使用頻度は初め低くみえると思いますが、マイナーのダイアトニックコードやテンションコードを学んでいく際に、あれ、これオーギュメント入ってると気づくことが増えるはずです。笑
で、4和音は当たり前やけど、ベース音+トライアドと考えたらパッドの見方が広がる。コードを分割して見られるようになれば、テンションコードを理解するときもわかりやすくなる。
ギターだとはじめから音域的に弾けないから、Drop2にしたりしてフォームを考えなければいけない。だから、トライアドが組み合わさっているものと考える意識がつきにくい。鍵盤やホーン奏者はこういう意識が強いんだと思う。ギタリストはコードが見えにくい。
でも、Dm7(9)-G7(9,13)-Cmaj7(9)みたいなのをPUSHで弾いたら、上にコードがあるのはすぐ意識できるはず。USTなんかすぐわかる。ボイスリーディングも余裕でわかるわな。鍵盤より分かりやすいよ。
鍵盤やったひとやとツー・ファイブで5度のテンションが変わるパターンを全部練習したよね。まあ、ギターでもするけどさ。これ、PUSHやったら一日で全部弾けるようになるし、視覚と聴覚の一致が早い。
視覚的な把握の容易さ、演奏上の容易さはギターやピアノより上だからね。
パッドは未来の楽器やと思うよ。フィンガードラムもできる、ギターとは違うボイシングができる。鍵盤より弾くのは簡単。そしてAbleton PUSH2はAbleton Liveのコントローラーでもあるからね。そのまま制作もできるから。
誰でもどんなところでも学べる。
コードもAbleton PUSH2も楽しいな!
MEGuさん、お米ありがとうございました。味わっていただきます。笑
追記:2019/01/27
ダイアグラムがあると分かりやすいと思ったから、記事を作りました。MEGuさんの進度に合わせて転回形などすべての物を作ればいいんじゃないかと思い始めました。笑
64パッドのコードやスケールの本を作りたいんですけどね…
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