Ableton PUSH2はベーシストとギタリストに優しい



昨日もTwitterを眺めていて、参考になる動画があったので紹介します。

Ableton PUSH2でインプロヴァイズしようとした時に起こる問題は、8*8という配列であること。鍵盤なら左手でコードを弾いて、右手でメロディを弾くというやり方で問題なく弾けると思います。

ただ、PUSHでコードを弾いて低音部を演奏しようとする場合、いろいろ難しい面があります。どんどん音域が下がっていく場合は工夫が必要になります。

訓練すれば、右手でコードを弾いて、左手でインプロヴァイズも出来るとは思いますが、負担が大きい。テンポが遅かったりすれば大丈夫ですが、私には難しいです。

ジャズ的なインプロヴァイズをする場合には、やはりコードは左手、メロディは右手と役割分担をしたほうが集中しやすい。

Gerald BaileyさんはJNTHN STEINさんと同じく、ベース音を親指で演奏しています。PUSHをキーボードとして使う人で、最低音の処理をどうするかは幾つかに分かれると思います。小指で押さえる人と親指で押さえるプレイヤーです。

最終的にはどちらも出来るようになったほうが、プレイの幅は広がると思いますが、小指で押さえる人は、コードワークを考えている人が多いと思います。親指で押さえる人は、インプロヴァイズ中心だと思います。

これには理由があって、小指で最低音を左手で処理するとR+7+3などは抑えにくい。垂直方向にボイシングしようとすると、手がつりそうになるんですね。親指なら3声のボイシングが一番コンパクトに出来ると思います。

Gerald Baileyさんは基本親指で最低音、親指を使わない場合もありますが、基本的に最低音は親指です。

右手がインプロヴァイズできるスペースをとれて合理的ですね。親指で最低音を弾くのは、鍵盤の人には気持ち悪い感覚かもしれません。ギタリストやベーシストはそれほどでもないかな。演奏するというよりは押さえる感覚ですから。

ギタリストやベーシストで鍵盤を弾いていなかった人は、左手が鍵盤の時に苦労すると思うんですね。

でも、Ableton PUSH2なら、左手のフィンガリングはギターやベースの感覚と近いので、鍵盤を弾くより楽です。インキーでスケールを設定するよりクロマチックのほうが、視覚的イメージをそのまま使えるからあとは練習するだけです。

Gerald Baileyさんは左手で低音を弾くという形できめているのでしょうね。これだと、考えることが少なくなるので楽だと思います。

私達ギタリストだったら、6弦ルート型のボイシングと近いと考えたら、わかりやすいですかね。PUSHの面白いところは、ギターやベースの感覚がつかえるところです。

私達ギタリストの必殺技の平行移動が使えますしね。笑

シンセ弾きたいけれど、ギタリストだから、鍵盤だと辛いなという人にも向いています!

ギタリストだけれど、仕方なく鍵盤を弾いている人も多いと思うのですが、Ableton PUSH2ならすぐ弾けるようになりますよ。私には鍵盤より楽でしたね。

鍵盤の人には、ちょっとギタリストやベーシストのハーモニーの捉え方がわかって楽しいと思います。

もちろん、スムーズなボイスリーディングをPUSHで考えるのも面白いんですが、いま、持っている知識で演奏できるのもPUSHの面白いところだと思います。今、私が面白いと思っているのは、R+3+7を左手で弾いて、右手で一音テンションを加える方法。

これは右手のスペースを妨げないし、いろいろ可能性あると思うんですけどね。ブラジルものも好きなので、昔採譜したバーデン・パウエルのボイシングをAbleton PUSH2で弾こうと遊んでいたら、いろいろ思いつきました。

開放弦のことを考えると、PUSHの可能性はもっとありそうだと思っています。また、思いついたら記事にしようと思います。

追記 2018/01/02

Ableton PUSH2は、クロマチックモードでもルート音を変えることが出来ます。読譜が苦手だけど、ギターやベースを弾けるという言うみなさん。キーをBやEにすれば、ほぼ、ギターやベースと一緒ですよ

ベーシストのほうが楽だと思いますが、ギタリストも2弦のフォームを1フレットずらすだけと考えたら楽だと思いませんか。使っていたらあたりまえだから、書くのを忘れていました。

私は出来ないですが、Maxでいじれる人なら、ギターと同じ配列にもできると思います。多分、誰かやっていると思います。

2018/01/27 追記 Maxでやろうと思ったら出来ますね。Maxも勉強したいな。

Live10で革命的なアップデートがありました。ギタリスト・ベーシストは高速で打ち込み出来ます!

live10 レビュー 新しいシーケンサーは天才。ギタリストとベーシストは小躍りするかも


追記:2018/03/12

手前味噌でなんですが、PUSHでやろうと思ったらこれくらいは簡単にできます。

プレイがヘボなのは勘弁してください… ギター以外はPUSHで演奏してます。ベースはMODOBASSですが、いろいろいじってます。プレベ+フラットワウンド、Ampegのアンプという古臭い感じでやってみようとしましたが、かなりそれっぽいのではないでしょうか。

冷静になったら、ベースも弾いたほうが早かった。鍵盤の方が私はまだ早く作れますが、3ヶ月鍵盤禁止にしたら、かなりなれました。ギタリストやベーシストなら鍵盤よりこっち練習したほうが鍵盤より楽です。それは間違いないと思います。

 

MODOBASSについてのレビューはこちら
ちなみに、よくtwitterで遊んでもらっているsunraysさんにミックスしてもらうとこんなのになりました。格好いいですね!
Sunraysさんは、脳が2つあるんじゃないかと思っています。笑
追記:2018/03/31 公式でクロマチックモードについての動画もあるので載せておきます。
追記:2018/05/24 Youtuberの瀬戸弘司さんがAbleton PUSHをクロマチックモードで弾いてらっしゃいました。メジャーセブンスのボイシングなんか、ギタリストだなと思って見ていました。
Ⅲm7なんかは、ギターでは出来ないボイシング(できるけど、あんまり実用的じゃない)ので、勉強されたんでしょうね。
手元凄く写してくださっているので、どれくらいギタリストやベーシストにやさしいか分かると思います。

シングルノートを弾く時は指3本のプレイヤーが多いですね。
これは、ギターで速弾きしようとする時3点でフィンガリングするのが効率的なことからも無理がないんでしょうね。

私もクロマチックのラインを弾く時ははじめ右手3つ使っていたんですが、グリスしたほうが高速に弾けるので左手一本、右手2本指です。

 

Ableton PUSH2でシングルノートを演奏する場合のフィンガリング

Ableton PUSH2楽しいですよ!

 

 

 


追記:2018/10/12 実際の演奏例があったほうがいいですね。主にクロマチックの4度のプレイをYoutubeにアップしています。よろしかったらどうぞ。

押して覚えるコードとスケールと言うカテゴリーにはPUSHのコードブックなど、PUSHを楽器として演奏する際の考え方などが書いてあります。

追記:2018/10/12 Takeshi Can’t stop Samplingさんが4度のクロマチックモードのメリットについて話してくれています。そうなんですよ。いろいろメリットあるんです。











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