Ableton PUSH2はベーシストとギタリストに優しい

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PUSH2
この記事は約7分で読めます。

昨日もTwitterを眺めていて、参考になる動画があったので紹介します。

Ableton PUSH2でインプロヴァイズしようとした時に起こる問題は、8*8という配列であること。鍵盤なら左手でコードを弾いて、右手でメロディを弾くというやり方で問題なく弾けると思います。

ただ、PUSHでコードを弾いて低音部を演奏しようとする場合、いろいろ難しい面があります。どんどん音域が下がっていく場合は工夫が必要になります。

訓練すれば、右手でコードを弾いて、左手でインプロヴァイズも出来るとは思いますが、負担が大きい。テンポが遅かったりすれば大丈夫ですが、私には難しいです。

ジャズ的なインプロヴァイズをする場合には、やはりコードは左手、メロディは右手と役割分担をしたほうが集中しやすい。

Gerald BaileyさんはJNTHN STEINさんと同じく、ベース音を親指で演奏しています。PUSHをキーボードとして使う人で、最低音の処理をどうするかは幾つかに分かれると思います。小指で押さえる人と親指で押さえるプレイヤーです。

最終的にはどちらも出来るようになったほうが、プレイの幅は広がると思いますが、小指で押さえる人は、コードワークを考えている人が多いと思います。親指で押さえる人は、インプロヴァイズ中心だと思います。

これには理由があって、小指で最低音を左手で処理するとR+7+3などは抑えにくい。垂直方向にボイシングしようとすると、手がつりそうになるんですね。親指なら3声のボイシングが一番コンパクトに出来ると思います。

Gerald Baileyさんは基本親指で最低音、親指を使わない場合もありますが、基本的に最低音は親指です。

右手がインプロヴァイズできるスペースをとれて合理的ですね。親指で最低音を弾くのは、鍵盤の人には気持ち悪い感覚かもしれません。ギタリストやベーシストはそれほどでもないかな。演奏するというよりは押さえる感覚ですから。

ギタリストやベーシストで鍵盤を弾いていなかった人は、左手が鍵盤の時に苦労すると思うんですね。

でも、Ableton PUSH2なら、左手のフィンガリングはギターやベースの感覚と近いので、鍵盤を弾くより楽です。インキーでスケールを設定するよりクロマチックのほうが、視覚的イメージをそのまま使えるからあとは練習するだけです。

Gerald Baileyさんは左手で低音を弾くという形できめているのでしょうね。これだと、考えることが少なくなるので楽だと思います。

私達ギタリストだったら、6弦ルート型のボイシングと近いと考えたら、わかりやすいですかね。PUSHの面白いところは、ギターやベースの感覚がつかえるところです。

私達ギタリストの必殺技の平行移動が使えますしね。笑

シンセ弾きたいけれど、ギタリストだから、鍵盤だと辛いなという人にも向いています!

ギタリストだけれど、仕方なく鍵盤を弾いている人も多いと思うのですが、Ableton PUSH2ならすぐ弾けるようになりますよ。私には鍵盤より楽でしたね。

鍵盤の人には、ちょっとギタリストやベーシストのハーモニーの捉え方がわかって楽しいと思います。

もちろん、スムーズなボイスリーディングをPUSHで考えるのも面白いんですが、いま、持っている知識で演奏できるのもPUSHの面白いところだと思います。今、私が面白いと思っているのは、R+3+7を左手で弾いて、右手で一音テンションを加える方法。

これは右手のスペースを妨げないし、いろいろ可能性あると思うんですけどね。ブラジルものも好きなので、昔採譜したバーデン・パウエルのボイシングをAbleton PUSH2で弾こうと遊んでいたら、いろいろ思いつきました。

開放弦のことを考えると、PUSHの可能性はもっとありそうだと思っています。また、思いついたら記事にしようと思います。

追記 2018/01/02

Ableton PUSH2は、クロマチックモードでもルート音を変えることが出来ます。読譜が苦手だけど、ギターやベースを弾けるという言うみなさん。キーをBやEにすれば、ほぼ、ギターやベースと一緒ですよ

ベーシストのほうが楽だと思いますが、ギタリストも2弦のフォームを1フレットずらすだけと考えたら楽だと思いませんか。使っていたらあたりまえだから、書くのを忘れていました。

私は出来ないですが、Maxでいじれる人なら、ギターと同じ配列にもできると思います。多分、誰かやっていると思います。

2018/01/27 追記 Maxでやろうと思ったら出来ますね。Maxも勉強したいな。

Live10で革命的なアップデートがありました。ギタリスト・ベーシストは高速で打ち込み出来ます!


追記:2019/04/03

動画入れ替えました。ギター以外は全部PUSHで演奏してます。

手前味噌でなんですが、PUSHでやろうと思ったらこれくらいは簡単にできます。

ベースはMODOBASSですが、いろいろいじってます。プレベ+フラットワウンド、Ampegのアンプという古臭い感じでやってみようとしましたが、かなりそれっぽいのではないでしょうか。

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冷静になったら、ベースも弾いたほうが早かった…鍵盤の方が私はまだ早く作れますが、3ヶ月鍵盤禁止にしたら、かなりなれました。

ギタリストやベーシストなら鍵盤よりこっち練習したほうが鍵盤より楽です。それは間違いないと思います。

追記:2018/05/24 Youtuberの瀬戸弘司さんがAbleton PUSHをクロマチックモードで弾いてらっしゃいました。メジャーセブンスのボイシングなんか、ギタリストだなと思って見ていました。
 
Ⅲm7なんかは、ギターでは出来ないボイシング(できるけど、あんまり実用的じゃない)ので、勉強されたんでしょうね。
手元凄く写してくださっているので、どれくらいギタリストやベーシストにやさしいか分かると思います。
 

シングルノートを弾く時は指3本のプレイヤーが多いですね。
これは、ギターで速弾きしようとする時3点でフィンガリングするのが効率的なことからも無理がないんでしょうね。

私もクロマチックのラインを弾く時ははじめ右手3つ使っていたんですが、グリスしたほうが高速に弾けるので左手一本、右手2本指です。

Ableton PUSH2楽しいですよ!


追記:2018/10/12 実際の演奏例があったほうがいいですね。主にクロマチックの4度のプレイをYoutubeにアップしています。よろしかったらどうぞ。

押して覚えるコードとスケールと言うカテゴリーにはPUSHのコードブックなど、PUSHを楽器として演奏する際の考え方などが書いてあります。

追記:2018/10/12 Takeshi Can’t stop Samplingさんが4度のクロマチックモードのメリットについて話してくれています。そうなんですよ。いろいろメリットあるんです。

追記:2019/06/27

おなじみ瀬戸さんが、メリットを話してくれています。

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コメント

  1. こんにちは。64パッドを打ち込み機器としてだけでなく、楽器として探究されているブログ、興味深く拝見しております。
    私はギターを少し弾いているのですが、リズム感とドラムの音の構造を知る為に、フィンガードラムを練習したいと思い、LaunchPad Xを購入しました。付属していたaddictive keysでコード弾きを試しに行ったら、思いの外楽しく、より64パッドを鍵盤的な、楽器的な演奏が上手くなりたいと思いに調べている時に、うりなみさんのブログを拝見しました。まだフィンガードラムはほとんど出来ていません。笑
    うりなみさんは鍵盤も演奏がお出来になるそうですが、やはりパッドの最大の弱さは48鍵分くらいしかない音域だと思います。逆に楽器的に、演奏的に強みはありますでしょうか?私としては、やはり4度構造で度数がすごく見やすいと言う点と、4度構造のギターをより深く理解するきっかけになると思い、パッド演奏をもっと練習しようと考えていますが、弾き語り楽譜などを見たり、鍵盤の演奏を参考にしようとしたりすると、やはり鍵盤の持つ機能や構造の素晴らしさを感じます。長文失礼しました!

    • メイヤー・タニさんはじめまして!パッドフレンズが増えて嬉しいです。

      演奏的な強みは色々ありますが、鍵盤では難しいストレッチが簡単に弾ける事でしょうか。手が小さい男性、女性の場合10度以上のインターバルを片手で弾くのは難しいと思います。また、コードを平行移動するようなパターンは鍵盤だとフィンガリングが大幅に変わってしまいますが、パッドの場合はないことがあります。

      リズミックに弾きやすいということですかね。
       
      あとはクロマチックのグリスが出来るので、ジョージ・ベンソンがよくやるようなクロマチックでリズミックにターゲットノートまで到達するようなプレイが格段にやりやすい点です。

      譜読みに関してはポジションが複数あるパッドは慣れるまで難しいかもしれませんね。個人的には、コードやスケールが文字通り視覚的に見えることがパッドの最大のメリットだと思っています。

      音域的な問題に関しては200パッドのLinnstrumentという機材を導入して力技で解決しました。笑

      打ち込み要素なら正直Ableton PUSH2やLaunchpadで充分だと思うのですが、ピアノ的にさっと弾いてからパートに移すことが出来て楽です。他にも色々魅力はあるんですが、語り尽くせませんね。笑

      パッド、ドラムも鍵盤的にも演奏できて楽しいですね!

      • 早速の返信ありがとうございます!私は鍵盤は音階の位置がわかるくらいで、Cメジャーキー以外は一つ一つ度数を追わないとさっぱりという感じなので、コードの平行移動が可能で各キーで配置が同じギター的な特性以外で、ストレッチやクロマチックのアプローチの容易さなど鍵盤が扱える方の見解は非常に参考になりました!Linn instrument初めて知りました!お値段と200パッド!にはびっくりです、流石ですね。笑 ギターと並行してパッドのキーボード的演奏に時間をかけていくことを考えた時に、鍵盤と比較した際の音域の狭さから結局鍵盤をやるようになりそうだったのが心配でしたが、これは凄いですね。真剣に欲しくなってきてしまってしまいました。個人的には歌モノの曲を弾いたり作ったりしたいと考えていて、拝見したところ128パッドバージョンでも128-35=93より音域的には十分かな、と思うのですが、200パッドをご選択させれている理由がおありなのでしょうか?何度もすみません。

        • 記事の見落としだったら申し訳ないのですが、角度がついた方が手首の負担が少ないと感じ、今はPCスタンドを代用して10-15°くらいのスタンドを使っているのですが、動画を拝見した限りではスタンドはお使いでないようですが、うりさみさんはスタンドはお使いにならないのですか?

          • スタンドは基本的に使っていますね。ノートPCに使うようなものを使っています。あまりにも角度があると、演奏に支障があるので、メイヤー・タニさんと同じく10度から15度位の設定にしています。
            今は貼り付けるタイプのものを使っていますが、以前はPCスタンドを運んでいました。出張先で動画を作ることも多かったのでそういう場合は、スタンドなしだったのです…
            Linnsturument似関しての返信は、後ほどいたしますね。お待ち下さい。記事を書いてもいいですしね。笑

          • reverbで見ていたのであれでしたが、公式サイトを見て納得しました、すみません、音域の計算が全然勘違いしてました、ギターを想像すればそうですね。笑
            ただ、ぽんっと買えるものではないので、返信か、記事、楽しみに待っております!
            普段あまりこう言ったブログ等にはコメントしないのですが、コメントしてよかったです!

          • わかりにくいですよね…
            4度の配列なので、200パッドでも5オクターブなんですよね。とはいえ鍵盤から考えたら信じられないコンパクトさなんですよー。
            PUSHの2台持っていたし、LaunchPADXも持っているのですが、200パッドあると、ポジションの選択の自由さが桁違いなんです。
            パッドでコードワークを訓練していくと、右手で低音弾いて、左手で高音弾くというのも当たり前になってくるんですね。そういうのが楽にできるんです。

            LinnstrumentはMPEというMIDIの新規格に対応したもので、ピッチベンドやモジュレーションが手でコントロールできるんですよ。
            私、事故で手が結構馬鹿になってるんですけど、パッドならギターテクニックを使ってシンセを弾けるというのが魅力なんですね。
            ギターでやっていたことをパッドでやろうとすると、128だと足りないんです。弾きたいフレーズの音域を譜面に書いて、パッドで想定したんですが駄目でした…

            パッドで音楽が作れるのは面白いです。PUSH勉強会と銘打っていますが、コードワークなども説明していますので、メイヤー・タニさんもよろしかったらご参加ください。オンラインで開催しております。

            プレイヤーが増えれば増えるだけ無理なく音楽を続けられる人が増えると信じています。

            パッド研究会という、パッドで音楽を続けられないかというリアルでの試みもやっていました。
            大阪に移住したので、そちらでまた開催しようと思っています。Linnsturmentも持っていこうと思いますので、機会があれば遊んでいただければ、滂沱の涙です…笑

          • 私もデスクワーク等の酷使で左手小指薬指がしんどくてギターを弾けない日があって病院に行ったりしているので 、辛さは少しはわかるかなと思います。長く楽しむ為にも手指は大切にしたいですね。今日時間があったのでLinnsturmentについてちょこちょこ調べました。確かに弦楽器系音源にも相性がとても良さそうですね。個人的にはボコーダーを将来的にやりたいので、向いていそうでますます欲しくなりました。笑
            私はギターはリアルのギターが下手くそでもっと弾かなければいけないので、やってもベース音源でメイン鍵盤音源かなぁという感じなのですが、買うなら200!と思いました。改めて他の記事も拝見しましたが、パッド数が少ないほど、ヴォイシングの運指に工夫が必要になる局面が増え、平行移動が出来ないシーンも増えてしまうまた、60鍵ほどになりトランスポーズもほぼ不要となると、少しでも演奏技術の習得コストを下げて、創作や自由に弾ける喜びにより目を向けたい私としては、多いパッド数のものを求める十分な動機となります。パッドにはパッドの難しさは当然あると思いますが、ギターの考え方が流用できるシーンが多く、鍵盤にないパッドならではの演奏がしたいと改めて思いました。今ギターでトライアドの勉強をしているので、これをもっと深めればかなり役立つのではと思っています。勉強会は自身が不定期な仕事であり、ほんとに下手くそなので、練習して機会があれば是非参加したいです。私は東京在住ですので、リアルの参加は難しいと思いますので、Linnsturmentの記事とか、ネタに困ったら書いていただけたら必ず読みます!というか遠くないうちに買うと思います。笑
            本当に長くなり何度もすみません!微力ながら応援していますし、楽しみにしていますし、絡ませていただけましたら、その際はよろしくお願いします!

          • メイヤー・タニさんがAbleton liveのどのバージョンをお使いかわかりませんけど、ボコーダーはAbleton liveにも付属してるので、遊んでも楽しいと思いますよー。記事もあります。笑

            本当、お近くならリアルで集まるパッド研究会にご足労いただければ、Linnstrumentも触っていただけてよいかなと思ったのですが。以前やっていたパッド研究会では、色々機材を持ち寄って、触ってもらうことで、交流を深めたり、購入前の疑問をつぶせて良かったんですね。また、東京に行く機会が出て来ると思いますので、その時は宜しければ遊んでいただけると滂沱の涙です…

            Ableton PUSH勉強会と銘打った試みは今もオンライン上で続けております。パッドでコードワークや演奏を知りたいという方も参加いただいておりますので、よろしければぜひ。ギターともまた違ったフィンガリングになるのですが、ボイスリーディングや、アドリブの勉強にも非常に役立ちますので。誰でも初めは初心者。初心者の時期を早く抜けれ抜けるだけ、ご自身の音楽を作れる時間が増えるはずなので。

            何か質問ありましたら、TwitterのDMで頂ければ比較的早くお答え出来ると思います。パッドフレンズが増えて、本当に嬉しいです!

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