押して覚えるコードとスケール 実践編 パラディドル奏法
暑いな。みんな、元気?
今日はちょっとだけでも体を動かそうと思ってジムに行こうとしたら、駅につくまでに脱水症状を起こしそうになってこの世とおさらばじゃないかと思ったよ…
本当、みんな気をつけてな。
座学ばっかりやってもなんだろうから、時々、こういう演奏はこういう考えでやっていると言うのを入れていくね。
今回はパラディドル奏法について話そう。
パラディドル奏法とは
これ見てくれたらわかるかな。こういうやつ。
追記:2019/07/03
パラディドル奏法は音色も大事です。エレピやオルガン、クラビネットみたいな方がうまくいくと思います。
これは割と簡単で楽しく演奏できるんちゃうかな。
パラディドル奏法というのは、ドラムのパラディドルから由来したんやろうけれど、実際には、右手と左手を同時に弾かない奏法というところまで拡大解釈されてるね。有名なのはやっぱりStevie WonderのSuperstionやろうね。しかし、この頃のStevie Wonderはすごいね。
Stevieについてはこういう記事も書いてる。料理記事やけど…
使用するコード
・7thコード
コード進行としてはC7-Bb7-F7と考えていいね。この進行は。わかりやすいようにこのフォームだけにした。
7thコードは、ドミナント7thと言って、トニックに戻る機能がある、でも、ブラックミュージックの流れを組む、ブルース、ソウル、ファンク、ジャズなどは、必ずしもトニックに戻らない。これはいろいろ理論とぶつかるところやけれど、この7thというのはブラックミュージックで使われる基本コードと考えていい。
本来の7thコードの構成音は、R,3,5,7
両手で押さえる場合は、片手3本+1本か、2本ずつやろうね。
覚えておきたいルール
コードが重い場合は、完全5度はomit(省略)するのが普通。
省略の一般的なルールは、まず、5度を省略、次にルート。えっ?って思うかもしれないけれど、ベースがいる場合は最低音を示してくれているからルートも省略できる。鍵盤の様にギターやPUSHは演奏する事はできないので、省略は意識する。まあ、PUSHはギターよりクローズドヴォイシングは得意やけどね…
ベースラインを弾いたり、ソロを弾いたりして忙しい時は、どんどん省略する。今回は5度を省略している。
スケール
- Minor Blues scale
この場合は7thコードをを基本的に右手で弾いて、左手でオクターブ弾いてるだけ。みんながわかりやすいように、ルート中心のプレイやけど、ルートや7thを結構弾くよね。
マイナーペンタトニックスケールにb5が入ったもの。これが入ると一気にブルージーになる。ジャズ・ブルースじゃなかったら、これ一発でも弾けるし、ファンクやロックもこれが基本ということは多い。
ブルースプレイヤーを聞いて練習するといいと思う。このスケール弾いても、リズムが駄目だったり、節回しがおかしかったら感じは出ない。キーがわかるものをこのスケールだけで弾く練習するのは有効だと思うよ。
あえて、全部の度数は書いていない。ギターやベース演奏できる人なら、すぐわかるかも。そうでない人はMinor Bluesスケールにしてこの響きに慣れてみてね。そうすると光るから視覚的にわかるね。できれば響きを覚えるように、度数歌いながら弾くとええよ。
ま、これが基本要素。
演奏で考えるところ
リズムに関してはドラムのパラディドルの基本形を変形させて弾いてる。
RLRR LRLL
パラディドルもどこからスタートするかで4種類呼び方あるけれど、まずは右左右右、左右左左から練習するといいやろう、
右手はコード。左はオクターブ下のルートという単純化したパターンで弾いた。
これ、リズムがよかったら、別に変な音で弾いても成立するんだよ。基本的には16分音符のパルス(ツクツクツクツクツクツクツクツク)というのを感じながら、弾く。まあ、慣れてきたら、6連のフィールとかいれたり32分くったりしても格好ええと思うけどね。
実際の演奏では、パラディドルを崩してるよ。これが基本の考えというだけね。
練習の仕方
クリックは初めに絶対に使わない。右手でコードを押さえられるようになってから、左手のルートを弾いていく。クリックを使うのは物凄く難しいことだから、楽に正確に弾けるようになってからやね。
右手、左手の手順を覚える。難しかったら、先に手で膝を叩いたりしてもええかな。
パラディドル奏法を、きっちり説明しようとすると、譜面が読めることが必要になってくるから、ラフに書いた。
どこかで、譜面の読み方もやるつもりやけれど、しばらく体系性を意識せずにいろんな順番で書いていくね。
Ableton PUSH2、楽しいな!
コメント