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シーケンサーなどを持っているプラグインを立ち上げているときにAbletonの再生を優先する方法

Ableton
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7gさんと私のメモ。7gさんから質問がありました。

これはダルいですね。だるすぎます…

毎回ウインドウをオフにしてAbleton側で再生するということをやっていたら面倒くさくてハゲ散らかしてしまいますね…

納期が近いときなんかにこんなことやってられないですね。

絶望です…でも、大丈夫です!

考え方

まず、アクティブなウインドウをオフにするコマンドがあるかどうか考えます。

その時点でだいぶ厳しいな…

アクティブなウインドウをオフにするコマンドはあるんです。

これはcmd+option+pです。(プラグインのPとおぼえましょう。cmd+optionがAbletonの画面関係のショートカットキーです)

Ableton12で画面は変わりますが、かなり共通しているので早い段階で覚えること推奨です。

再生はスペースですが、Abletonはショートカットキーが変更できない代わりにキーマップという機能があります。これを使って7gさんは再生をアサインしているわけです。

他のDAWを使っている人は蛮族すぎると驚くのですが、マクロはAbletonには存在しません

Cmd+option+pを実行してから、再生(スペース)ということが出来ないわけですね。

ですので、一つの解決策はマウスや左手デバイスなど純正機能以外で補う方法があります。マクロがあるものを使ってみれば出来る。

Abletonの場合、他のDAWに基本機能として搭載されているものがそもそも存在しない場合がそれなりにあるんですね。そういう場合、大体3つのアプローチでなんとかしてます。

  • M4Lで拡張出来ないか(ただしSuiteに限る)
  • ハード、ソフトなどで代替できないか考える
  • Abletonの既存の機能を組み合わせて出来ないか

ハード、ソフトだと簡単に済むことは結構あります。

まあ、どれも、時間かお金というコストが必要であることに変わりはないんですけれども…

1アクションで無くていいなら、トラックボールなどにアサインするのも手ですね。プラグインウインドウをオフにするものをアサインすればいい。

でも、それも怠いですよね…

大丈夫です、そういうときにも方法があります…Abletonの機能を知っていれば…

cmd+option+Pに該当するアイコンが何かわかればキーマップを複数のパラメーターにアサインすれば良い。

このスパナマークです。

正式名称は「プラグインウインドウを表示/非表示」です。まあ、そのまんまの名前ですけど、なんかなかったのかな…

恐ろしいことに、Abletonのインフォビューには誤植があります…「?」キーを押すと簡易的なヘルプが出てくるのだが、Cmd+Pと書いてあります…
が、Cmd+option+Pでないと開かないです。以前から他にも誤訳がありますね。
ちなみにAbleton12でもCmd+Pと書いてあります。本職に任せたほうが良いですよ。Abletonさん。お安くやりますよ…

私はSynthesizer Vは持っていないので、内部にシーケンサーがあるもので考えてみます。Ezkeysで考えましょう。

「プラグインウインドウを表示/非表示」と再生キーを同じキーにマッピングすれば良いわけですね。

盲点になるのは、複数のパラメーターに一つのキーをアサインできることかもしれない。

動作しました。これで、安心ですね…

複数の機能を一つのショートカットキーに割り当てたり、Abletonは柔軟なところで全く出来ないことが混在してるので、他のDAWを使っていらっしゃった方はこういうとこで戸惑うんだと思います。

Abletonはショートカットキーを変更できないという今どき何様やという仕様(ProToolsでさえショートカットキーが変えられる時代ですよ…)はやめて欲しいですね…

業界標準のProToolsがショートカットキーが変えられないのは合理性があった。

どこで作業しても同じ操作が出来るのは大事ですしねえ。

でもAbletonはもっと制作よりで個人に近いものだから、ここは変えてほしい。

手が悪い人はこれで諦めざるを得ないことあるんですから。多様性を重視するならここは本当にね。ユーザーとしてはなんとかしてほしい。

使えたら非常に楽しいんだから。譜面が読めなくても、演奏できなくても遊べるDAWなのにいつも残念だと思っています。

とはいえ、Ableton12では良くなってきてますよ…

今までショートカットキーがなかったのでOSでショートカットキーを設定せざるを得なかったフリーズや、マーカー、それ以外を選択など、やっと他のDAWで当たり前に出来たことが出来るようになった。

だいぶ楽に使えるようになります。

普通のことがかなり出来るようになったのは嬉しいところですね。

いろんなことが出来ないけれど、それ以上に楽しさはあると強調しておきます。楽しさは一番のDAWだとずっと思っています。そうじゃなかったらこんなに記事書かないですよ…

Ableton、楽しいですよ!

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