PUSH勉強会18回目
PUSH勉強会17回目をMEGuさん(@CymaSonic0 )とオンラインで行ったよ。
2019年度7回目。目標50回だから14%か。今月で20%クリアするわな…
Ableton PUSH2で全部作ることができるプレイヤーが10人いたら、一気に変わってくると思うから頑張るよ。
今日は、久々にiRig Stomp I/Oをつないだら、電力供給が足りなかったせいなのか、BabyFaceProが安定しなかった。
いろいろ勉強になるな…
MEGuさんとの勉強会はこれで4回目。
今回で6連符と8分が混在したフィルなど、ドラムに関しては基本的な知識は理解してもらえたと思うから、次からコード編。
まずisomorphicモードをやりつつ、ドラム、ベース、コード、メロディがあるものを作ってもらいながら、PUSHやAbleton Liveの操作を覚えてもらおうと思う。
それから、コードやスケールに戻る。
コードやスケールはそれなりに時間が掛かるから、それまでに他の機能を使いこなせるようになって、曲を作れるようになればいい。
そうすれば、楽しくなってくるし、あとは音楽を学ぶだけという状態になるからね。
前回の勉強会はこちら
まずは聞き取り
いつもどおり前回の復習や。
MEGuさんはめっちゃ復習される方なんやよね。
譜面の読み方の本をおすすめしたら、それもすぐ購入してだいぶリズムの理解が深まった。
スイングのやり方以外は問題解決。
前回のPush勉強会を終わったあとに疑問点もブログで質問してくださったから、Ableton PUSH2使ってみようという方もMEGuさんの質問見たら、どんどんスムーズに使い方を覚えられると思う。
MEGuさん、スイングの設定はこちらです…
Swingの設定は、メトロノームの上のノブでハネ方をコントロールできます。
盲点としては、Deleteキーを押しながらノブに触れると、PUSHはパラメーターが初期値になるのですが、Swingに関してはなりません。そこが注意点です。
あとは、このスイングはNoteRepeatを使ったときだけ有効です。
つまり、ステップ入力では使えないということです。
ステップ入力を変化させるには、Quantizeでスイングさせます。これは、後で動画あるのでもう一度確認してみてください。
あとは、クリップビューとデバイスビューの素早い切り替え。
MEGuさん、Shift+TABです。マウスに登録してもいいと思います。
やったこと
- 6連符と3連符の混在したフィルの打ち込み
- 突っ込む(ナッジ)
- ためる(ナッジ)
- クレッシェンドしていく打ち込み
- 一音だけセンド・リターンを使ってリバーブを掛ける
- スクエアな打ち込みをハネさせるには
- 一音だけクオンタイズを掛ける
- センド・リターンを使わずドラムにエフェクトを掛ける(ステップシーケンサーを利用)
- センド・リターンを使わずドラムにエフェクトを掛ける(ステップシーケンサーを使わない)
- ホットスワップとは
- Cueの意味
- Cueの設定
- Drumrackの展開
- 歪みもののエフェクターの種類
MEGuさん明日以降、抜けているところを足していきますので、あったら仰ってください…
これも理解できましたね。
ピアノロール上だとこう表現されます。
Ableton PUSH2ではこうです。
3連符は1/8T,6連符は1/16Tです。ドラム譜は始点に焦点を合わせた記譜法です。Ableton PUSH2とピアノロール上では見え方が違います。慣れは必要ですね…
MEGuさん、これはスイングでやるにしても、途中までは同じです。
Quantizeキーを押してから、任意のパッドを押せば、ハットだけ、キックだけにクオンタイズが掛けられます。パッドを押してからでないというのに注意です。
ハネさせる場合は、Swingをいじります。
録音したノートをSwingさせるにはQuantizeキーを押しながら、Swingで割合を調節。Quantizeを押したまま、Drumrackのパッドを選択してSwingさせます。
注意点としては、8分音符をハネさせようとする場合はQuantizeで1/8を選択すること。16分音符なら、1/16です。
Drumrackがアサインしているところを押すと、
Drumrackが展開されます。Drumrackのトラック数が多い場合展開したり閉じたり出来るとコントロールしやすいです。
この場合は、Volumesを押して、それぞれのトラックの音量を調節しています。
Drumrackの隣りにある音を選択します。simplerを選択しても構いません。それから、Add Deviceでエフェクトを呼び出します。
この場合はスネアを選択しています。今回はMIDIエフェクトを選択しました。
Add deviceでMIDIエフェクト⇨arpeggiatorを選んでいます。Noterepeatとできることは同じですが、個別のパッドにだけエフェクトを掛けることができるので、活用方法はいろいろあると思います。
Deviceを押して、読み込んであるエフェクトを表示します。センド・リターン以外のエフェクトの例です。
エフェクトを掛けたいステップを押しながら、オートメーションを掛けたいノブをコントロールします。
このメリットは、リアルタイムにオートメーションを掛けるのではないので、狙ったオートメーションを確実に掛けられることです。
MIXキーを押して、ボリュームやパンなどを狙ったとおりにコントロールすることも可能です。
MEGuさん、CueはAbleton Liveのときに、クリックを聞いたり、サンプルを聞いたりするのに使います。一般的には1/2がメイン出力です。
ライブの時に重宝します。shiftキーを押しながら右端のボリュームを調整します。
わかったこと
ドラムに関してはMEGuさん、本当に操作が早くなった。あとはシンコペーションの理解があれば、ドラムの打ち込みに関しては大丈夫。
ドラムに関しては一番、音楽で需要なところなので時間を掛けた。ドラムの打ち込みをやりながら、かなり打ち込み周りの操作は覚えてもらった。
次はコード。
セッションビューの操作やミキサーの操作なども加えて、編集機能などもマスターして行く。
そうしたら、MEGuさんが作りたい音楽を作れるようになる。
すぐできないとしても何を学習すればええかわかるところまで持っていける。
そうしたら、フィンガードラムをスペカンさんにならったらええと思う。演奏して作れるようになったらどんどん作れるようになる。
エフェクターの種類など今回は話したんだけど、曲を作りながら、エフェクトの仕組みも説明していこうと思う。ざっとだけでも理解したら、あとは勉強しやすくなるだろうしね。
ライブがあることを考えると、PUSH以外のPCの操作も覚えたほうがいいので、これも勧めた。
Ableton PUSH2フレンズのYOSHIOPCさんも使ってる。自分も9のときに使っていた。
ショートカット覚えれば、時間が少なくても音楽を作ることが出来る。
ここからMEGuさん、楽しくなってきますよ。
Ableton PUSH2、使えるようになると楽しいな!
追記:2019/01/17
録音したものをスイングさせる場合。8分音符の場合です。
スイングは均等に入力しているものに対してハネ方を規定します。
この場合、アタックが8分音符のタイミングになっているので、Quantizeキーを押しながら、スイングで割合を選択、Quantize toを1/8に選択。
Quantizeキーを押したまま1/8を選択して、swingさせたいものを選択してください。この場合ハイハットです。分かりにくいですね。ドラム譜の理解が必要なのはこういうところにもあるんです…
MEGuさん、Cueの設定をするにはまず環境設定を開いてください。
で、出力設定を押します。
出力を設定すれば、Cueも選べるようになりますよー。
コメント
今回もありがととうございますー。
今日もWalk Throughで復習、復習です。
それでですね、またまたSwingに手こずっています。
>録音したノートをSwingさせるにはQuantizeキーを押しながら、Swingで割合を調節。Quantizeを押したまま、Drumrackのパッドを選択してSwingさせます。
これはピアノロールに打ち込んだだけではSwingがかかりません…
いくらノブをひねっても、エンベロープが反応しません(汗
>CueはAbleton Liveのときに、クリックを聞いたり、サンプルを聞いたりするのに使います。一般的には1/2がメイン出力です。
Cueは3/4で設定…でしたでしょうか?
1,2はあるのですが、3は見つかりませんでした。