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AbletonユーザーがStudio Oneを使うときに覚えておくと便利なこと  グルーブを抽出

Studio One
この記事は約3分で読めます。

Abletonの便利な機能に「グルーブを抽出」というものがあります。ドラムループからグルーブの抽出をして、ベタ打ちのドラムに適用したり、色々楽しい機能です。

Studio Oneでも同じ機能がありますが、やり方が違います。Abletonの場合は右クリックして「グルーブを抽出」すればグルーブプールというものが立ち上がります。

Studio Oneのやり方です。

クロンタイズのメニューを開きます。

Qボタンを押すと開く。Abletonと違って、5連符、7連符系のクオンタイズがあるので、そういうグルーブを作る人には重宝するのでは…

ここで、「グルーブ」と表示されてるところをクリックします。

グルーブを抽出したいオーディオをドラッグ&ドロップします。今回は、付属のループから抽出してみます。

抽出されました。

ベロシティ、タイミング情報などが抽出されているのがわかるだろうか。線の高さがベロシティ。

適用したい場合は、この線の部分をD&Dします。今回はベタ打ちのMIDIデータに適用してみます。

適用前のデータです。

適用されています。

ベロシティが変化しているのがわかる。

追記:2022/01/27

このドラッグする方法だと、他のトラックに適用したときに、MIDIノートが出力されるので、完全にドラムにあったベースパートなんか作ることが可能だと思います。Abletonにはないやり方ですね。これも結構可能性ありそうです。面白い。


追記:2022/01/26

抽出したものと、適用するものに楽器の違いがある場合は、クオンタイズメニューから「適用」を選ぶと良いようです。これがAbletonなんかのグルーブ抽出して適用する方法と同じですね。

ドラムのグルーブをベースに適用したい場合なんかはこういうやり方が良いのではないでしょうか。

跳ねているドラムの跳ね方をベースに適用する。

元データ

適用後

跳ねているのがわかる。

動画を作りました。オーバラップしてるものもあるものの、たたき台としては充分ではないかと思います…


お気に入りのものができたら保存しておきたいですよね。そういう場合はちょっと小さいんですが、+ボタンを押します。

プリセットを保存と出るので保存します。

もう一つの方法はオーディオベントしたものをドラッグして適用する方法です。オーディオベンドはAbletonでいうとWARPみたいなものですかね。

やり方は

  • イベントを選択する
  • ベントマーカーをクリック
  • 分析ボタンを押す
選択したイベントに縦線が入っているのがわかる

それから、この縦線が入っているイベント(Abletonでいうクリップ)をD&Dします。先程のファイルに適用してみます。

適用されました。

保存することを考えると、クオンタイズを使ったほうが良いんでしょうけど、D&Dでどんどん変形させいくことが出来るのは強力で楽しいですね!

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