コード進行の解説
マイナーⅡVからの偽終始が入ってるやつです。8小節の進行。
4小節目にBm7(b5,11)-E7(b13)のマイナーのショートⅡmⅤ7が入っていますが、Am7に解決せず、Am7の代理のFM7に行ってます。FM7の構成音は(F,A,C,E,)なので、代理なのは分かり易いですね。
Bm7(b5,11)のところはb5,11とかぶつけるとネオソウルっぽい。モテるかもしれません…
細かい説明は動画でやりますね。
とにかくらしくするならぶつけるといい。それくらいの安易な気持ちでいきましょう。そうするとハッピーになれるのではないでしょうか… Maxwellとかやりそうなやつですね。
1小節目のAm7(9)もm3と9thをぶつけてますね。
リズムの面ではシンコペーション多用すると楽しめると思います。あとは、レイドバックして弾く方がらしくなりますかね。コードもアルペジオ(同時に発音しない)などを加えると、より感じが出ると思います。
E7(b13) の流れは鍵盤では普通だけどギターから発想すると難しいかも。
7小節目のB7(#9)はトップノートを動かしていないですが、状況によってはb9、#9なんて動かすのもらしい感じになると思います。
最後のE7(b13)は初めE7を弾いてから、b13に半音で上がっています。
バッキングでコードのトップを動かしたりするのは、単調さを避けるときに役に立ちますね。
7小節目のB7はセカンダリー・ドミナントですね。E7に行くからダブル・ドミナントでもあります。
ギターは鍵盤と音域を変えるために、ベンソン先生がやりそうなマイナー9と11のムーブなどを入れてます。 ベースは7thを強調するような弾き方してますね。
今風R&Bならベースはルート中心に弾く方がらしくなると思います。古いソウルやファンク、R&Bの場合はベースは動く。3度や6度もたくさん弾きますね。8小節の最後はチャック・レイニーがやりそうなトライトーンのダブルストップです。 あんまりやるとうるさいと怒られるプレイです…
ソロはAブルーススケールを中心に途中からクロマチックアプローチして、変化をつけるためにダブルストップを弾いてます。
ボイシング、フィンガリングなど
ボイシング、コード進行について話しています。なぜそのボイシングを使うか、ポジションの意味なども。
ダラダラ喋ってるのでお時間ある方だけご覧ください…
ハーフディミニッシュのボイシングなどについてはこちらでも少し語っています。
Dm7b5-G7alt-Cm7(9)という解釈で弾いてます。 鍵盤だとハーフディミニッシュの時に短3度を弾かないことが慣用的にあります。でもマイナーとして機能するんですね。あんまり理論書とかには載ってないと思います。コピーたくさんする人なら知ってると思うんですが…
GaltはG7(#9,b13)と解釈出来ますが、短3度上に移動していることに気づくとアドリブにも役立ちます。 最後のCm7(9)はm3と9thが半音でちょっとしたクラスターですが、よくあるボイシングです。
追記:2022/10/30
練習用ファイルです。セッションビューで作ってあるので、鍵盤をミュートして、コードの練習をしてもいいでしょうし、Amブルーススケールの練習に使ってもいいと思います。
実験的にファイルをアップロードします。エレピはKeyscapeで弾いてありますので、お持ちでない方は他の音源を使ってください。
今回はSuiteで好みの音色にできたらと思ったんですが、それこそintroでも動かせるように、鍵盤以外は全部オーディオにしました。Suiteで全部できるように作っておけば、自分で好みの音色にできるからいいんですかね。何かいいアイデアあったら、Twitterかメールで教えていただけると滂沱の涙です…
研究会に参加してくださってる方には今後そのままプロジェクトファイルを共有することにしようと思います。
コメント