Stealth Pedalは楽しい
色々な片付けをしていて、まだ実家にいます。余ってたマルチやらモニター、ミキサーも処分して大分広くなりました。
で、唯一残ったIK MULTIMEDIAのStealthPedalが自分の使用用途としては最も適している事がわかりました。
大抵の場合、新しい機材を買うのは今まで使っていた機材よりいいものだから買うわけですよね。
自分の考え方を変えると、今まで使っていたもののほうが良かったとなるのははじめての経験でした。
いやはや、それにしても10年くらい前の機種が最新機種より自分に良かったというのは、お前がいかに時代遅れなのかと突きつけられてる感じですね…
自分の機材を見直した
先日の、Ableton User Group TokyoのLINKのイベントに参加して、今の自分のシステムに欠けているところも見えてきました。
出張用としてはほぼ完成。ライブをやらなくても、できたらいろいろセッションには参加したいと思っている。そうなったときにネックはギターでした。
ギターに関しては、今年、iRig Stomp I/Oを導入しました。
習得コストが低いこと、ワウができれば踏み込んでオン・オフできることが理想だったんですけど、全部の条件を満たすものはなかった。
レンさんが、MooerGE200で出来るらしいとおっしゃっていて、自分がやりたいのに一番近いかもしれないですね。
追記:2018/10/23
できました。IKのサポートに問い合わせた所、キャリブレーションがおかしいんじゃないのということで解決しました。
強く踏み込むと、バーチャルスイッチというのが作動します。CC26でできます。踏み込むと、ペダルの横のスイッチが点滅します。
なので、自分の環境においては、省スペースであるという点のみが、StealthPedalのメリットになります。
iRig STOMP I/OよりStealth Pedalが良いところ
機能としてはかなり満足していたんですが、私はAbleton PUSH2のプレイヤーなわけです。
ワウが踏み込んでオン、オフに出来る
いや、アホな理由ですね…
ライブやること考えたら、ワウをオンにしたままということはやっぱりない。
ギターが2本のファンクバンドなら、それでいいけど、一人で全部即興しようとしたときは踏み替えるのはちょっと怖い。
ミスしそうですしね。
ライブでギター演奏しながらだと、フットスイッチ多用しないと間に合わないでしょうし。それを考えると、StealthPedalはメリットあるなと。
ワウペダルの感覚が実際のワウペダルの踏み心地に近い
初代STOMP I/Oも持ってたし、他にいろいろマルチも持っていたんですけど、ワウペダルの感触が好みじゃなかった。
StealthPedalの踏み心地は、かなり実機に近いです。歪ませてトーンコントローラー的に使うときは結構シビアに調節しなきゃいけいないんで、ワウペダルが使いやすいかどうかは大きいんですね。
iRig Stomp I/Oもいいペダルですけど、踏み心地は好みじゃなかった。
アサインが簡単
ギターはあくまでサブの楽器。さっと設定できるのが一番なわけですね。
Amplitube4をAbleton LiveでiRig Stomp I/Oをコントローラーとして使うときは、MIDIラーンをさせないと駄目なわけですね。ワウペダルをコントロールさせようとすると、ちょっと面倒くさい。
もちろん、単独で立ち上げればそんな面倒臭いことはしなくていいんですけどね…
私の場合は、ギターを演奏しながら、それを録音してすぐPUSHで加工したりするわけです。そうなると、プラグインで立ち上げてあったほうが何かと簡単ですからね。
そうなるとAmplitube3までの、すぐアサインできるStealthPedalの方が便利なわけです。
小さい
これは私には大きいです。iRig STOMP I/Oは大きい。安定感があるので、ライブだと重宝するのは間違いなんですが、運ぶのが大変。
今、デスクの下にiRig STOMP I/Oをおいていたんですけどちょっと大きいんですよね。
エフェクターで踏むのに使うのはワウだけなんで、省スペースなのはありがたい。馬鹿だなと思うんですけど、iRig Stomp I/O、足元でちょっと邪魔だなと思って最近は使っていません…
外に持っていくのに躊躇するのは、トラベルバッグを買わなかったのも原因だと思います。あほや…
手足に不安があるので、なるべく荷物は多くしたくない。StealthPedalならソフトケースのポケットに入れられるので持ち運ぶのはギターとAbletonのバッグくらいですむ。UltraLite mk4ならバッグに入る。最大装備でもギター、カバンひとつ、バックパックなら許容範囲です。
デメリットとメリットを考えた
Amplitube3と4だと、大きく違うのはマイクなんですよね。これは本当に良い。クリーンからクランチくらいの再現度は一番Amplitubeが好きなんですよね。4でStealthpedalが使えたら最高だった。4のほうがよりリアルになった。
あと、チューナーの精度はかなりいいですね。
ただ、今の私は使える時間がどんどん減っていてすぐ録音できる方が大事なんですよね。
と考えると、Amplitube3でもいいんちゃうかと。クリーントーン弾きたいときは4にすればいいですしね。
ミックスの段階で変えればええやんと。
幸い、私はフェンダーしかアンプは使わないので、4でしか使えないアンプではないですしね。
出かけるときの荷物を減らせて、デスクの下も減らせる。
オーディオインターフェースと考えたら、iRig Stomp I/Oの圧勝です。かなりゲイン稼げますし、96khzでも動かせます。StealthPedalは48khzまで。
でも、ライブやるときに、StealthPedalをオーディオインターフェースとしては使わない。家でも使わないです。
iRig Stomp I/Oより良い面は、ステレオ入力できることですね。
シビアにフィンガードラミングしないなら、ギター、Ableton PUSH2、MacBookPro,Stealthpedalですみますものね。荷物が重いと、それだけでもセッションをしたくなくなる。
Amplitube専用のMIDIワウコントローラー(またパワーワードを作ってしまった…)って考えたら超高性能ですよね…
まとめ
優先順位を考えると、私はワウを快適に踏めるほうが、バージョンが上がったものより大事ということなんですよね。音質犠牲にしても、操作性を落とすのは自分が望むことじゃないんだなと。
ま、一番いいのはAmplitube4で動かせることなんですよね。普通にCC吐いているはずなのに、Liveで認識しないのはなぜか…
ネイティブモードで使えなくてもいいから、このペダルをただのエクスプレッションペダルとスイッチとして使えさえすればいいんですけどね…
ちょっと実験してみます…
追記:2018/10/20 できました…
MIDI CONTROLLER 1.1を使って、Ableton LIVEのMIDIマッピングを使えばStealthPedalはAmplitube4を動かすことができます。
StandAloneモードは、普通にアサインできます。結論から言えば、Amplitube3までの様に、自動でマッピングはしてくれませんが、StealthPedalでエフェクターのオン・オフなどは問題なくできます。
追記:2018/10/22 Win10環境です。Macに関しては動かないですね。MIDI CONTROLLER 1.1で、MIDI信号の認識がされていません。IK MULTIMEDIAに問い合わせ中ですが、ダメなら使わないかな。メインマシンがMacなので…
追記:2018/10/23 無念。OS 10.11まではAmplitube3の動作確認ができた例ありと、公式から返答ありました。
ということはそれ以前に戻せば動かせる可能性はありますけど、旧持ち出し用のMacBookAirしかつかえるのはない。これではライブ用のシステムには使えない。無念。
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