中村橋 YOU 噛みしめると小麦の甘みが口に広がるパン
今日も今日とて仕事。まあ、基本365日仕事をしない日はないのだが、ここのところは仕事をやり過ぎている。
いい天気だったので、彼女と中村橋まで散歩に行ってきた。
10月になるのに汗ばむくらいの陽気である。
パンでも買って帰ろうかと言うことになった。
中村橋はそこそこ散歩には来るのだけれど、夜に来ることが多いので新鮮である。
そういえば知人に、引っ越す時に考えるのは、美味しいパン屋があるかどうかで決めると言った人がいた。
毎日食べるものが美味かったら、生活の質は上がると言っていて、確かにそうかと思ったものだった。
知人ほどパンが好きと言うわけではないけれど、美味いパン屋がある街はだいたい暮らしやすい。
そんなことをつらつら考えているうちに目的の店を見つけた。
落ち着いた照明に、たくさんの種類のパン。どれも美味そうである。
いくつかパンを見繕って購入。帰りは疲れていたので、バスに乗って帰った。
彼女が選んだらホテルパンというのは、見た目はバケットなのだが、ふわふわで柔らかかった。
「焼きたてだからね。すぐに食べなきゃ」
「どんな理由があっても食べるんじゃ…」
「美味しく食べないとパンに悪いから、もう一つ食べる。」
「全然その論理、わからないよ…」
などとくだらない会話をして食べたのだが、美味かった。確かにこれは冷めてから食べるより出来たてを食べるのがいい。
ナンでもラーメンでもパンでも、美味いものに共通しているのは小麦の自然な甘みだ。
噛み締めると口の中に小麦の素朴な甘みが広がる。
昨日茹でた鶏とトマト、レタスがあったので適当に盛り付けてみた。
パニーニとチーズ入りのパン。名前はあったが忘れた。
パニーニは生ハムとクリームチーズとシソが入っていたか。珍しい取り合わせだけれど、美味い。
ほんの少し温めれば、さらに香りも立つだろう。
いずれのパンも小麦の甘みが感じられる。
パン屋で住む場所を決めようという程パンが好きなわけではないけれど、自分の好みのものに囲まれて生活するのはいい暮らしだ。
今度、引っ越す時を考えて、パン屋も色々行ってみますかね。
YOUはお正月を除いては年中無休とのこと。パンは毎日食べる人もいるだろうから、そういう人にとってはありがたいお店だろう。
ごちそうさまでした。また、来ます。
昼総合点★★★☆☆ 3.4
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