1000記事を超えて、今後ブログをどうするか考えたい。
考えが整理されているわけではないので、やりたいこと、問題点など色々と。自分へのメモ。
2017年末にスタートしたこのブロクも8年目に入り莫大な情報量があるブログとなった。笑われるかもしれないが、自分としては一貫して生活ブログとして書いてきたつもりだ。ただ、他の人より音楽に対するウェートが高いだけ。
現状 そもそも維持ができるのか
記事としては、圧倒的にAbleton関連の情報が多い。ここにしか書いてない情報も多くある。
初心者向け、わかりやすさを重視して書いてきたので、どうしてもスクリーンショットは増える。
サーバーの容量も何度もオーバーして圧縮するということを繰り返している。
容量の増大に伴い十分な速度が出ているとは言えないのが現状。
ブログに関しては、書くのに必要なサービス、道具などを考えると赤字である。自分が嫌でないやり方を通そうとすれば黒字にすることは今後も難しいだろう。
なぜ黒字にならないかということについてはnoteで書いた。
書くたびに少しでも収益が出るというのならまだしも、赤字というのはまずいのだ。
無理なくという言葉から最も遠い人間が書いているから当然なのだけれど。
自分の仕事の経費で維持している状態がずっと続いている。出費は額としては大きくはないが、書くたびにマイナスというのは気持ちがいいものではない。
無理なく音楽を続けると言う意味では、ブログが負担になりつつあるということだ。
趣味と考えればいいだけではあるのだけれど。そんなことを今までは考えなかったから、疲れてきたのかもしれないな。
自分が音楽を続けるモチベーションとしては、Ableton友の会のDiscordで満足できるようになってしまったという面もある。
あとは、まだ気持ち的に回復しきれてない。これだけ記事を書き、Twitterでも発信している上、不快な思いを0に出来ないことはわかっているのだけれど。
しんどい思いをして、いつまでも赤字というのはなあ…
嫌なことが起こった時のダメージがちょっと大きすぎるんだよな。自分が以前に比べて老いたことももちろんある。
どうするか考えてみる。
やめる
赤字は完全になくなる。
やめることに抵抗があるのは、自分のログという意味もあるから。
また、PUSH勉強会など、自分がやってきた試みでそれぞれの方のログという一面もある。ここにしかない情報もかなりあるので、困る人も出るだろう。
自分が死んだあとには、友人が管理してくれることにはなっているけれど、独立採算出来る状態にした状態にしておきたい。
迷惑を掛けずに生きていくことなど出来ないけれど、死して後も迷惑を掛けたくはない。
Amazonなどのアフィリエイト収入があるものの、自分が死んだあとに商品があるわけではないから、アドセンスで賄えるのが望ましいのだが、それは無理ということはこの8年間ではっきりしている。
やめるには、消す、更新をやめるという2つの手段がある。消すのが最もコストを減らせる。更新をやめることで、使っているツールを減らすことは可能か。
コストを減らす
大きいのは、セキュリティソフト、サーバー代、書くためのツール群、機材。
noteがいいフォーマットであるとは思わないけれど、サーバー代とセキュリティソフト代は減らせることは間違いない。Twitter(X)など、速度や安定性のためにプランを上げているけれど、こういうものをやめるか。
Discordに関しては、あれは自分がやりたいことだから、問題ない。
質問に答えることは大量の時間を使うから、コストなんだけれど。それをコストとは思いたくないなあ。
以前のように無制限に質問を受けることはしない。友の会の会員か、Twitterで自分をフォローしている人のみに限定はした。
まあ、でもこれでお金をとったりと言うのはやりたくないことだ。でも、失礼なやつにもう時間は使いたくはないな…
自分は甘いので、時間は自分の仲間に使うようにしていきたい。何度も痛い目にあってるんだから。
収益を増やす?
note,有料記事にしたこともあるのだけれど、今月のAdsenseのペースなら九ヶ月分くらいになるのか。もしかすると10ヶ月分くらいになるかもしれない。笑えない。
ブログは赤字なわけだから、そもそも比較にならない。
noteのマガジンなどに今までの記事を整理して置いていくか、あるいはマガジンで定期的に収入が入るようにする?
これは今までにもやってみたらと言われていたのだけれど、ブログに心血を注いできたのでやらなかった。
noteの有料記事も、やってみたらといわれて何年も経っていたけれど、ようやく重い腰を上げたのが1,000記事を超えてからだった。
これは、自分が嫌ではないことだった。
知識はできるだけ誰にも開かれているべきだという自分の信念には反しない。
お金を使ってくれた人は、時間を買えるだけ。もちろんブログ以上の価値は提供するけれど。
ブログの記事を検索して読めばそれだけでも情報は得られる筈だし。
あとは、電子書籍かな。パッドでのコードワークや、非キーボーディストが打ち込みの道具として使えるようなものは記事として書きたいとは思っている。ただ需要はそれほどない。
日本より海外のほうが需要がある。電子書籍ならたとえ売れなくても、ブログを閉じたとしても情報が残るメリットはあるか。
Ableton,Pushでもまあ書けるか…
どれだけAbletonの記事を書いてもAdsenseの収入は増えない。
CADの不正コピーの広告なんか出ても誰もクリックなどしないからな。そもそもミスマッチが過ぎる…
今後日本でAbletonの記事を自分以上に書くブログは出ないだろう。Abletonサイトやマニュアルでは情報が足りない。全くの初心者から使えるようにとなると、このブログが果たす意味はあるしな。うーん。
一記事あたり0.1円に満たないアドセンス収入とわかっていたら、書いている人間でも書くのをやめる人間が出ても不思議ではない。
WordPressでやるなら赤字になる。自分以上のアクセスがあってAbletonの記事が多いブログは日本語では無いだろうし。
なにか仕事につなげる?
レッスンの導線として使うのが一般的だろうけれど、自分が見られる限界もあるし…
noteにも書いたが、Abeltonは余技だからなあ。楽器演奏や理論をやりたい人がAbletonユーザーは極端に少ないだろうし。ミスマッチがある。
パッドだけ教える?
メグさんや三井田くんには教えているけれど三井田くんは理論を学ぶ一環としてAbletonとパッドをやってるから特殊だろう。
アドリブの手法をパッドだと学びやすいのと練習用トラックを作りやすいようにという観点のレッスンだから他とは全然違うよなあ。三井田くんも自分も、Abletonの平均的なユーザーではないんだよな。
メグさんの場合はAbleton使ってるわけではないし、アンサンブルの理解についてだったりするわけだからな。これも一般的な需要とは異なる。
パッドに関しては一番説明はしている。
他にレッスンしている人は、そもそも紹介だけしか受け付けてない。私がうりなみということは知らない人のほうが多い。
パッドで理論教えることがあるから知ってる人もいるだろうけれど、鍵盤やギターの人と思ってる人のほうが多いかもしれないよなあ…
譜読みだったり、アナリゼだったり、Abletonユーザーが欲しがる情報とは全然違うことやってるしな。
Abletonの操作を教えるというのなら、別にPUSHやパッド研究会で場数をこなしてきてるから出来るだろうけれど。でも、これも労働集約的だからな…
今の生徒さん教えるだけでも、フォローアップの動画だったり、練習用の音源作ったり、譜面書いたりと、時間は掛かっている。
教える以上はちゃんと出来るようにしたいから、かなり肉体的にも精神的にも重たい。雑な教え方はしない。師匠の教え方が自分の基準となっているから、そのレベルで教えられないならやらない。こりゃ駄目だ…
個別対応が基本になるから、スケールさせることは出来ないしな。値段も安くしてるし。
音楽に関しては今年度で音声教材の仕事も畳むことにしたし、これで食べたいわけではまったくないしな…
翻訳の仕事も収益性が低いし、それこそずっとやって来た仕事でもうやりたくない。
書くことの仕事を受けるようにする?そもそもブログで扱っているのと全く違うことをやってるわけだしな。そっちはそっちでサイトはあるし。
受験生を教える仕事?ブログで扱ってないことで、全然関係ないし、紹介以外受けてないしなあ。
うーん。やっぱり自分がやってる仕事に関しては何か導線を引いてというのは自分のモチベーションが上がらないな。ブログ単体でなんとかしたいんだよな。
YouTubeを頑張る?
世の中の趨勢はブログから移行して久しい。登録者数785名、総再生時間2,032時間。3,000時間に行けば、投げ銭があるかもしれないけれど、まあ、それを計算は出来ないよな…
1,000名はやっていけば到達するだろうけれど、4,000時間になるのはかなり本腰をいれてやらないといけない。
設備投資もいるだろうし…
需要が無いことはわかっているから、1,000名になって広告収入があったところで、ブログと同程度かもしれない。
まあ、ブログよりはマシだろうけれど…
サーバー代やセキュリティ代は必要ないわけだし。
ブログにも投げ銭機能みたいなものをつけられるから、やってみたらと言われたことがあったけど調べてはいない。書くことが嫌になってることでは全然ないんだよな。書いてて改めて感じた。
うーん、自分のスタンスを曲げずに収益性を上げるとしたら、他に何があるだろうか。
使っていて好きなプラグインについてもっと書く?
コンタクトとってインタビューって、書く仕事と同じだけの手間かけてるもんなあ。
書かないとしてもリサーチをいい加減には絶対にしたくない。友達への手紙というスタンスを崩すなら書かない方いいんだから。
音源作って、動画作って、情報を付加してというのは回収できる目処が立たないよなあ。
それなら収益性が高い仕事をに時間を使ってブログの補填をするということが最適解になるんだけど、それで行き詰まってるわけだからなあ。
ブログがあくまで軸なんだから、もっと物や機材の記事を増やす?
書けてないものは結構ある。
自分の中での時間の使い方を変えればもうちょっとなんとかなる?
あとは、英語で書くかだな。英語でYouTubeも作るのもある。費用はかからないし。単純にマーケットは比較にならないくらい大きい。
一番英語でやるのがイージーそうではある。円安でもあるし。
もうちょっと生活記事を書きたい
トレーニング、リハビリや、食事、やりたいこと。やりたくないことなど。生きていくことのいろいろな問題についてどう考え、どう行動するか。
自分が読みたいと思えるものを書きたい。これだな。ここに今乖離がある。
自分がやりたいのは雑誌的な何かなんだろうな。
良く老いる。良く老いるというか、自分が満足行く状態で終わりにしたいという気持ちが強い。
無理がある中で無理ない暮らしに少しでも近づけるような実験の記録としてやれたらと思う。
そういう時にAbletonの記事ばっかりあるのはどう考えても異常だよなあ。Ableton爺さん?面白そうではあるけれど…
ごきげんな爺さんになりたい。音楽をなんとかずっと続けてきて、いろいろ浮き沈みはあるけどなんとか出来ることを組み合わせて生きているというのは、自分は知りたかったんだよな。
愛することをやめないためにどう生活するか。音楽を生活の一部とすることにずっとこだわってきたんだから。
終わりがますます近くなって来ているのは感じているから、優先順位がずれているのが問題でもあるのかな。
自分が思っている以上に、今まで出来たことがこなせなくなって来てるということだろう。やりたいこととやれることの差が広がっているということだ。
なんてことはないな。書くことの閾値を下げるのは体力だから、まだ出来ることはある。
もう少し好きな音楽について書きたい
Abletonより、ずっとファンクやソウルやゴスペルやジャズのほうが知識もあるのだから、そちらをプレイヤー視点で書いておいてもいいんじゃないかというのはずっと思っている。
自分が好きなオールド・スクールなものはどんどん高齢化が進んでいるし、もっと敷居を低くしないと、途絶える。
パッドでソウルやファンクの曲のコード進行を取り上げるのはそういう意味もあるのだけれど、レッスンでやってるようなことを書いたらどうだろう。もちろん全部は書ききれないないんだけど。
譜面が全然ないようなものも多いし、間違っているものが売られたりするからな…
スタイル研究みたいなものがあれば興味を持ってくれる人もいるのか。でも、これも需要はないよなあ…
自分の興味があるものや、やりたいものがことごとく需要と外れていることが問題だな。それは生きるのに向いてないということではないか…
まとめ
書いていてわかったのは、書くことは全く嫌になっていないこと。書きたいことはまだまだある。
嫌になっているのは、いつまで経っても赤字が続いていること。
赤字でないならモチベーションはどうかと考えたら、下がらない。おそらく死ぬか、書けなくなる日まで書くだろう。
書くだけで利益が出るならもっと書く。書けることも書きたいこともいくらでもあるので。
書く時に、ああ、また赤字を垂れ流すだけだし、良くわからないやつが来るかもしれないと思うから嫌になっているだけだ。
それを確認できたのは良かった。
収益改善できそうなものについて、もう少し調べる。
やめる、休止する、noteに移行する、ゼロベースで考える。続けるなら今後何に力を入れるかは考えたほうがいい。やりたいことを全部やるのはどうあっても無理だ。
まず、出来ることでやってないことをやってから考える。
ブログをどうするか考えることは、自分の今後の生活をどうしたいかということとも大きく関わっている。
今、生活がなかなか大変だからということもブログを続けるのがしんどいなと思っているということも理解できた。
暫くは振り返りなども止め、自分の内面に入ることを優先する。
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