第7回パッド研究会 | 無理ない暮らし
当ブログはアマゾンなどアフィリエイト広告を利用しています。

第7回パッド研究会

スポンサーリンク
パッド研究会
この記事は約11分で読めます。

第7回パッド研究会をpinさんとオンラインで行いました。

引き続き、ループを作りながらAbletonやPUSHの機能を覚えていこうというやり方ですね。

Pinさんにとって、Abletonが初めてのDAWで、初めてのMIDIコントローラーがAbletonPUSH2ということでした。

前回にやったことの復習や、Abletonの操作を含めて二人で遊んでみました。ひとつひとつ丁寧に。

PUSH勉強会では、当然のことながらPUSHの操作を中心に説明していました。

パッド研究会では更に踏み込んで、PUSHやMaschineを使うより、DAWを使ったほうが速いものはこういうのもあるので、いかがですかという形で一緒に遊んでもらってます。

PUSH勉強会も200回を超えてやったので、どの順番で覚えれば基本的な操作や概念を理解できるかは概ねわかったかと。

というか、こんだけやらないとうまく出来ない自分のボンクラっぷりに震えますね…

習得コストをとにかく低くする必要がある。結局の所やっぱり個別でやるのが一番いいんだろうなという結論です。

音楽をすでに作っている人は、その人のワークフローに則した形で研究会をやればいい。そうなると個別でやるしかないんですよね。結局…

DAWが初めて、音楽を作るのも初めてという場合は小さな成果物を作りつつ、音楽の構造も学ぶという形でやっていきます。

実際、DAWや音楽を取り巻く言葉って宇宙語ですからね…

作っていく過程で慣れていけば何ということはないんですけど、はじめはきついはず。

いきなりすべての機能をおぼえよう。あるいはマニュアルをしっかり読もう。そんなことをしている間にあっという間に時間が過ぎてしまう。

多くの方が生活がありながら音楽をやろうとしているわけだから、学生に向けたやり方と同じでいいはずはない。

少しでも自分で手を動かして作ってみて、それを変えていくにはどうすればいいかというふうにやっていけば、無理なく音楽を続けられると思ってます。

pinさんへの伝言

前回からループの長さを伸ばして4小節のループを作ることに挑戦しましたね。

前回の操作をしっかり覚えていらっしゃってスムーズな操作。素晴らしかったです…

もはや自分の歳すら忘れそうなボンクラの私からすると、若さが妬ましいです…笑

ダンスミュージックというか、ループベースの音楽の場合、偶数小節ごとにバリエーションが作られることが多いですよね。

PUSHのDuplicateやDouble Loopは構造を学習するときにも役に立ちます。

作ることで聞くことの解像度も上がって楽しく遊べると思いますよ。わかることが増えていきます。

エフェクトの掛け方なんかもしっかりマスターされましたね。

今後いろいろなエフェクトをどのような場面で使うのかなどいろいろ遊んでみましょうか。細かいパラメータはいずれ覚えます。大丈夫です!

このブログ、かなり細かいことも書いています。はじめは宇宙語でいいんですよ。

作って、学んでいくうちにこういう効果を得たい、こう作りたいということで少しずつ分かるところが増えていきます。

前回までで、各シーケンサーと音価、ループの長さなども理解されたと思うのですが、作る目的によってはシーケンサーを使うことが必ずしも楽なわけではないんですね。

いくつも手法を説明するのは、いずれpinさんがご自身の音楽を作る時に必要な手段を選べるようにできるためです。

DAWの初心者であっても、音楽の初心者ということはないですもの。

操作を知ってるだけが偉いなんてことは絶対にないです。私を見たらおわかりかと…

ですので研究会以外のときもお気兼ねなく。

研究会でほぼノンストップで、ドラム、コード、ベース、メロディをPUSHで私が作ってみたのご覧になって、こうやって止まらずに作れるんだというのはわかったんじゃないでしょうか。

ですけれどシーケンサー、一つも使わなかったですよね。

Captureをきっかけに作るほうがうまくいく場合もあるんです。

その一方で、ループ範囲をどう設定するかが大事ということもわかりましたよね。

作っていったらどういう機能が必要かわかるので、迂遠に見えると思うのですが、結局は早く作れるようになります。

32ノートシーケンサーはコードを打ち込むのには確かに便利です。

でも、多くの人にとってはCaptureを使ったほうが遥かに早く作れるんですよね。pinさんもご自身で試されて実感されたんじゃないでしょうか。

情報はたくさんあるけれど、その人にとっての重み付けがされてないのが問題だと思ってます。やっぱり、個別でやるしかないんですよねえ。

Captureして、リズムが気になるならクオンタイズを使えばいい。

はじめに機能の説明をするより、手を動かしたほうが有機的に知識がつながっていくはずです。

一回で覚えられなくてもお気遣いなく。こんなの一回で覚えられる人はよっぽどのマニアですよ。笑

Audio to MIDIを使った、メロディやドラムの作り方なんかも、知っているだけでいろいろ可能性広がりますよね。

作ろうと思ったら、学ぶのは楽しくなりますし、実際に作れるのを見たら何を学べばいいかわかって楽しくなりますよね。

ハーモニーもドラムもわかったらもっと楽しい。音楽がある生活を続けられるはずです。

スペカンさんのフィンガードラム入門、強くおすすめします。

シーケンサーで音楽を作るのもいいですが、ドラムの理解が深まることで、ずっと音楽全体の理解も深まります。どっちもpinさんはやってみればいいです。どちらも良さはあるんだから。

全部やったら譜読み、ドラムのパターン、リズムに対する理解は格段に深まります。

本当、物凄いテキストで、これ全部やったら叩けないものがあるのかと思いますね…

譜面読めたら、それこそドラムスマガジンでも読めて学べますし、音価がわかれば、譜面を読むことも簡単になります。ドラムが今の音楽で担っている役割が大きいことを考えると、この本の真価が理解されてほしいです。

次回は複数のクリップを組み合わせて、構成を作ってみましょうか。

ちょっとわかりにくかった、メロディックシーケンサーのLoop Lengthの設定は動画か記事にしますね。

ここ、PUSH勉強会で参加してくださった方、ほぼ全員が一発で出来なかったところです。

これ、操作の概念レベルが揃ってないので、pinさんが悪いんじゃないです。Abletonが悪い。君は悪くない!

モテるイケメンみたいなことをいっておきます。笑

暗記すれば出来ますけどね。でも、暗記しないと出来ないのはあんまりいい作りではないと思います。

わかりにくかった、PUSHのセッションビューの使い方、あとでPUSHの画面とPCの画面を見えるような形にして曲にする流れを説明しますね。

PUSHからアレンジメントビューに録音できる方法も説明しましたけど、クリップをアレンジメントビューに持っていく方が楽だと思います。

パッドで音楽を作るのは楽しいですね!

研究会の後、お話できて嬉しかったです。役に立てることがまだあると思うと元気出ますね。笑

2022/05/19 追記

pinさん、Melodic Sequencerのループ範囲を設定する場合はShift+layoutでループ選択がPUSHの上部に現れます。32Note Sequencerも同様です。

範囲がPUSHでわかりにくい場合は、Clipを押して頂くと、現在AbletonPUSH2に表示されている場面が表示されます。PAGEキーで画面を切り替えることもできるので、長尺のループの場合はこちらのほうが便利かもしれませんね。

pinさんに、以前の語り口がよかったということで、操作でわからなかったところをTwitter、Youtubeにあげておくことにしました。滑ってるのは芸風だと許してください…

#Abletonpush小ネタ

というタグで、いろいろ操作について動画を投稿していました。短い動画にしてありますので、休憩時間にでもご笑覧下さい…

YouTubeにも同じコーナーがありますが、文言を変えてあります。検索される方のためですけど、復習はこっちのほうがいいかもしれませんね。

考えたこと

パッドフレンズのけさん、Cat-Tongueさん、アルコールフレンズでもあるKyouei Kiyosawaさんと昨日、今日とやり取りさせていただいた。

Kyouei Kiyosawaさんは同世代ということもあってやりとりさせていただいてテンション爆上がりである。あ、仏教フレンズでもありますね…

AbletonとMaschineの連携についていろいろ書いていないことがあることに気がついた。

気がつけという話ですねよね…

Maschineはビートメイクに優れた機材で、Expansionsは特に音楽を学ぶ教材としては優れている。

海外R&Bチャートや、邦楽でも、これ、そのまんまやんというの結構ありますからね…

Maschine単体で完成させる人ならいいけれど、構成が複雑だったり、オーディオの処理が多い場合はAbletonや他のDAWに持っていくことが多いはず。

トランジションやコンピングのこと考えると歌ものやったり、長尺のオートメーション描くのはMaschineではしんどいですからね…

Maschineはルーティングやソフトの考え方が独特だけれど、そこをクリアできれば、作るときの閾値を大きく下げられるはず。

けさんやCat-Tongueさん、Kyouei Kiyosawaさんにどういうことが知りたいか伺って、記事や動画にしていきたいと思います。

無理なく音楽を続ける方法はありますよ。

コンバーターとしてEzdrummer使うとか、XO使うって多分それほど考えられてないと思うんですよね…

あと、Ezkeysを連携させる方法とか。こんなの単なる知識ですからね…

わかっていればずっとアイデアにつまらず音楽を続けられる。

フィルが作れないとか、Abletonのランダム化使ってもうまくいかないとか、そういうのはツールの選択でなんともでできる。

90年代R&BみたいにUSTバリバリに使っているようなものもパッドなら楽勝で作れる。まあ、需要はないか…

いくらでも書けることはあるので今年度はボンクラなりに頑張りたいです…

実はDrumrackだけではなくて、Maschineにもキットを送れる。Expansionsのうまい使い方もあるので、いずれ書きたいですね…
EZdrummer3がすごすぎて笑えた。ドラムを叩かない人が、ドラムを理解するのに現時点でもっとも良いソフトでは。色々レビュー見たけど、破壊的イノベーションというのはこういうのかと考えさせられました。そのうちレビューします。
コード判定はアホだなと思うけれど、それ以上にMIDI変形機能が最高です…
鍵盤が弾けない、コードがわからないという人でも学習用にあると楽しくて時間が溶けるのでは…
設定がやや煩雑なところがありますが、記事をご覧いただければわかるかと。MIDIデータの質は高い。
マイナー251でマイナーのところで11thを入れてて、ちゃんとプレイヤーが弾いてるデータやなと思いました。64パッドでのコードワークを学ぶには本当にいいプラグイン。コード判定はアホだけど…
フェイクブックやら、ラテンもの、ボサノバやファンクスタンダードのコード進行を移行中。
自分のタイムで弾いたものでも変形してくれるのでアイデアにはもう死ぬまで困らない。
正直EZkeysとS1(Melodyne含む)あれば、自身のライブラリ無限に拡張できるので、耳コピが苦手な方はそれだけでも移行する価値あるのでは…
コードトラックはマジで頭おかしい。マクロでinversion一発で入力するとかS1出来ますからね。
鍵盤弾けないけど、ハーモニー理解して打ち込めるみたいなひともでてくるかもしれないですね。未来過ぎて慄きます…
コードの判定はアホだが、変形機能は最高。これ、ちょっと勉強すると価格以上の価値がわかると思います。
ファンク系統なら上がドミナント7thのコードでもマイナーペンタトニックというか、ドリアン的なフレージングするからマイナーに変更しようとかいくらでもフレーズ作れますからね。
ちょっと勉強したら死ぬほど応用できます。
手数増やしても、ゴーストに置き換えたりしたら、アイデアに困る人なんているんかな…
クロマチックアプローチもアホなところあるけど、聞いたらこれ直せばいいとアイデア湧きますしね。アイデアを得るのにEzシリーズはめちゃくちゃいいと思ってます…

追記:2022/05/25

Maschine関係の記事をまとめていくつか。お題があったらとにかく書いておきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました