手こね寿司とJames Taylor | 無理ない暮らし
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手こね寿司とJames Taylor

楽しい自炊と音楽
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てこね寿司とJames Taylor

前回のトレーニングはウォームアップの途中で潰れてダメだったが、今日は軽い重量だが出来た。

単純なので、トレーニングすると気持ちも持ち直す。

トレーニングしないと食欲がなくなり、食欲がなくなるから回復も遅くなる。

ここのところ食事も乱れていた。だが、作るのが面倒くさい…

そう言うときは、てこね寿司である。

材料

  • 酒 酒は必要だろう。浸かるのを待つまでにもそうだし、今夜はこんなに桜が美しい。
  • 醤油
  • マグロ
  • 寿司酢(酢3、砂糖2,塩1)くらい
  • 生姜

てこね寿司は本当にうまいのだが、見栄えは良くない。

簡単に言うとヅケに生姜を千切りにして寿司酢を掛けたご飯にあえるだけなんである。

コツは2つ。生姜は頭が悪くなるくらい入れた方がうまい。

寿司酢をかけた後、素早く冷ます。この2つである。コツも何もない。

読者の皆様におかれましては、彼女、彼氏などに料理を振る舞う機会があるかもしれぬ。

そんな時にてこね寿司を出してきたら、そんな相手は絶対に手放してはいけないのである。

物事の本質が見えているに違いないからだ。(嘘です。そんなひといたらやめたほうが良いと思います。)

もうだいぶ酔ってるからご機嫌である。適当に写真撮ったの並べるけど、別に問題はないやろう。レシピ調べたいんならクックパッドでも調べてくれよ。

外は桜が美しい。アレルギーが酷くとも桜は好きなのである。

あ、生姜はこれくらい。

ご飯は3合炊いた。明日のご飯にもするからね。

帰ってきて飲みながらつけておいた。4時間くらいつけたけど充分。醤油だけです。

平日、帰りが遅いひとなら、ちょっとサクでマグロ買っても良いだろう。翌日にはしっかり浸かっているはずである。

さ、日曜の夜と言えば、メローかつブルーな気分になるものだ。苦みばしった良い大人ともなると当然である。

ふっ、惚れるなよと言いたいところだが、そもそも一人なのである。

自分くらいの達人となると、ベストフレンドの自分と宅飲みというウルトラ現実逃避が可能なので、全く問題はない。究極のライフハック!

自分は自分を捨てないからね…

まあ、自分を見捨てることが出来ないとも言える。

あれ、目の前がにじむよう。

そんな時は

Don’t let me be lonely tonightを聞くのだ。

しみじみしますね。

Do me wrong, do me right,
Tell me lies but hold me tight,
Save your goodbyes for the morning light,
But don’t let me be lonely tonight.

Say goodbye and say hello,
Sure enough good to see you, but it’s time to go,
Don’t say yes but please don’t say no,
I don’t want to be lonely tonight.

Go away then, damn you,
Go on and do as you please,
You ain’t gonna see me gettin’ down on my knees.
I’m undecided, and your heart’s been divided,
You’ve been turning my world upside down.

Do me wrong, do me right (right now baby),
Go on and tell me lies but hold me tight.
Save your goodbyes for the morning light (morning light),
But don’t let me be lonely tonight.
I don’t want to be lonely tonight.
No, no, I don’t want to be lonely tonight.

俺を間違わせて、俺を正しくして。

嘘をついてよ。でもきつく抱きしめてくれ。

お別れは朝までとっておいて、でも今日は俺を一人にしないでくれ。

きゃー。こんなん言われたら卒倒するやろ。James Taylorはこの当時は超絶イケメンで、かつギターも超絶。なんじゃこりゃって音で録れてる。声が誠実な感じがするのが、プレイは誠に邪悪である。

こんなんイケメンがやるから許されるんである。フツメンやブサメンだったら、「ごめん、ホント無理」で撃沈であろう。

Fire and rainやyou’ve got a friendも素晴らしい。作曲能力、歌唱能力、演奏能力、ルックスまでそろっていたのである。

こんなこと言って女性を口説きまくっていたに違いないのである。

私には確信があります!というのは、ソウルやファンクの人がカバーするのはそこにいやらしさがあるからである。(偏見)

では、傍証と言われるかもしれないが、見てみよう。

Exileのまた新しいグループ?違います。

ブラックミュージックでIsley Brothers,Roy Cとかがカバーしたらもう、ギルティである。

Jamesがいかに調子に乗っても同時代のミュージシャンの嗅覚は鋭敏である。もう、なんというか別物ですよね…。私、こっちの方が先に聞いてたんで、James taylorってマッチョなソウルシンガーと思ってたよ。ロック聞かなかったからね。

途中でwomanとかgirlとか言ってますね。こういう人たちの英語を聞いているとyouは単数ではなくて複数でも使うのであったと思い至るのである。

恐ろしきかな言語の差!

Isley Brothersはカバーも得意で、トッド・ラングレンの曲だったりいろいろカバーしている。

アンサンブル的にはアーニーの極端に手数が少ないドラムと極端に手数が多いギターが特徴である。

アーニー、気分はいつもジミ・ヘンドリックスなのである。

まー、Live音源紹介しておくから良かったら聞くと良い。ストリーミングだとLiveの音源が聴けないことがけっこうあるけど、Amazon unlimitedは聞けるので紹介しておく。it’s too lateとかまるで別物ですからね。

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まあ、聞いて爆笑してくれ。アーニーはギター弾きすぎである。切なさってなんやという気分になりますね。70年代一番ライブが革新的だったそうですけど、まあ、びっくりしますよね。ファンカデリックも真っ青の音量だと思いますよ。これ。

あ、手こね寿司ですね。説明いる?いらんやろ・・・。

まあ、一応ね。

ご飯にすし酢を掛けます。

で、ドライヤー使って乾かすと良いだろう。別にうちわじゃなくて良い。すばやく。それがコツ。

ヅケにしてあったものを醤油ごと混ぜます。しょうがもいれましょう。

できあがり。

もし、砂糖や酢が溶けにくかったら、レンジで温めても良い。

ちょっと山家集を読み直しているのだが、やっぱり酒をのみながら桜を愛でるのは良いですね。桜の歌という西行。

願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃

まあ、釈迦入滅に掛けた歌ともとれる。実際、西行はこの時期に死んだとされているけど、話超盛ってるだろうと思っているのである。西行物語とかも面白いんですけどね。西行、ゾンビと戦うとか。機会があれば紹介するが、だれもそんな記事読みたくないやろうしね。古典、面白いんですけどね。

桜が散ることの無常さ繋がりで思い出しましたが、James Taylorはハゲます。毛髪もまた無常。驕れる者は久しからず。仏罰やな。

でも、禿げてもイケメンという異常さはかわらないのである!

そして、真のドラムマシンの使い手でもあるのであるのであった!

なんかこれ見ると、キュートですね。モテるのは必然やな。

手こね寿司とお酒。桜を愛でながら飲むのは良いものですよ。みなさんにとって明日が良い一日でありますように。

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なかなか生き方がファンキーな西行の私家集。新古今和歌集に取り上げられてるのもあるけど、これもまた格別な味わいがあります。

日本古典界のスーパースターと言ったら、西行か在原業平じゃないかと思います。事実か事実じゃないかというと事実じゃないこともたくさんあるんですけど、こういう人物ならこういう行動をしていてほしいという物が現れたと思うと面白くありませんか。北面の武士だった佐藤さんが西行になっていく物語は、なかなか沁みますね…

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