PUSH勉強会51回目
PUSH勉強会の51回目をカバさん(@toronikaryo)と行ったよ。
2019年39回目。目標50回だから、進捗率78%
後11回。9月までにいろいろなことを片付けたいな。
カバさんとの前回の勉強会の記事はこちら
前回の勉強会の記事はこちら
まずは聞き取り
前回、カバさんは譜面の読み方やコードの作り方を知りたいとおっしゃっていた。
それでも毎回状況は変わる。だから、今回どういうことやりたいですかというのは必ず聞くようにしている。
今回は簡単なループを作ってみて、それを作るにはどうすればいいかということを考えていったら作れるかというのをやってみることにした。
カバさんは、サンプルベースでやるものに関しては、もう出来る。
だから、MIDIで違った作り方を出来ないかやってみることにした。
カバさんはトラックも作るし、ラップもされる。
そうなると、コード、ベース、ドラムで成り立つようなループを作ってみるのがええのかなという事になった。
で、ちょっとテンション・コードを使ったようなものがカバさんがお好きみたいだったんでやってみた。
あと、リズムに関しては、ちょっとトリッキーなことやってる。
最近のジャズの人達もやるけど、7連符で打ち込んで跳ねているようにするやり方ね。普通の跳ね方と違う物が作れる。
ベースに関しては、コードトーンの利用とクロマチックアプローチ。
めっちゃシンプルだけど、取っ掛かりとしてはわかりやすいかなと。こういうのだとこう考えて作ったら出来るという手順を説明しながら、コードやエフェクト、応用の仕方なんか話したら、覚えやすいやろうしね。
音源はAbleton Live10Suiteに付属しているものだけ。エフェクトも。
Live10SuiteのPack、Electric Keyboardsはお気に入りやな。
やったこと
- ドラムの打ち込み
- オモテとウラ
- 特徴的なリズムパターン
- バックビート
- 7連符などの打ち込み Ableton Liveでやる方法
- テンションコードの定義
- 度数
- オクターブ
- メジャー・トライアド
- マイナー・トライアド
- ディミニッシュ・トライアド
- オーギュメント・トライアド
- Sus4
- 4和音
- 7thとメジャー7th
- テンションは-7すればもとの度数がわかる
- コード実践 コードを弾いてみる
- ベース
- ウォーキングベースさわり
- ルート
- ルートに半音のアプローチ
- 音を汚すエフェクターの例
- Amp
- DrumBuss
- DrumBussのパラメーター
- Drive
- Crunch
- Damp
- Transients
- Boom
- MIDIデータを活用する方法
- Addicitive Drums2を利用する
- 溜める、突っ込むとは
- 口ドラムをAudio To MIDIで変換
- 『かっこいいコード進行108』を利用する
- コードを覚える方法
- タイムを削除
- ループ範囲の設定
- PCでナッジする方法
- キーに合わせたスケール選択
いや、結構やったね…
しばらくはこの手順で何回か作ってみましょう。コードについても説明していきます。
カバさん、今回のやった内容で、記事が欲しいところおっしゃってくださいね。作りますので…
カバさん、MIDIデータの編集方法は覚えておくと便利です。
7連符を使ったものは、0キーでミュートして跳ねさせてます。
カバさん、Addictive Drums2を利用して、ドラムの打ち込みを理解するのは勉強になると思います。
特にドラムが重要な音楽をやるので、ピアノロールを見て確認できると自分なりに体系化出来ます。
溜まったり、突っ込んだりというものを視覚的にも聴覚的にも理解できたら、狙ったものを作ることが楽になります。
Addictive Drums2を使った利用法については、記事を作るのでお待ちを…
自分で学べるようになれば、仕事が忙しい時も出来る。作る数が増えれば増えるだけ上達する。
良い循環が出来ると思います。
そういう意味でもピアノロール周りの操作は覚えるといろいろ活用できますね…
こっちの記事には、Ableton PUSHでフィンガードラムするときの設定があります。
ドラム譜の記事でもすすめてありますけど、こういう物もあると理解がより深まると思います。
ヒップホップの場合サンプリングソースになるものはファンクが多いわけですから…
追記:2019/04/10
Meguさんの記事も参考になると思います。
これ、Addictive Drums 2のやり方ですけど、他のドラム音源でも同じ考えで出来ます。Addictive Drums 2はおすすめです。
前回もお勧めしましたが、Kindle Unlimitedは強力にオススメです。
コードに関しては度数で作り方を覚えたので、あとは弾けるように毎日触るだけです。
トライアド覚えたら、このあたりも見ておくと、覚える時に何を意識するか理解しやすいと思います。このあたりになるとPUSHがいかによく出来ているかわかるようになります。
4和音弾けるようになると、テンションコードも覚えやすくなります。モテのためにがんばりましょう。フフフ…
こちら、Scalerというプラグインの記事ですけど、ループさせたりコードを覚えるときに役に立つだろうことが記事にまとめてありますので、よかったらどうぞ。
モテ進行がたくさんです…実際、これを部分的に弾けるようになるだけでも、自分の好きなコードや進行も理解できると思います。コード、弾き直したり、装飾音を加えると一気にらしくなりましたよね。
1ヶ月訓練したら、コードに関してはコードネーム見たら弾けるところまでは行けると思います。
考えたこと
カバさん、転職されるんだよね。前回は夜勤が大変でおっしゃっていた。
音楽やりたいから転職すると。音楽を本当にやろうとされてるんや。尊敬するよ。
転職されたら、しばらくはもっと時間的な余裕がなくなるやろう。
新しい生活、新しい仕事。誰もが生きるのは大変や。どんな状況でも音楽をやろうとする人は仲間やよ。
PUSH勉強会は、別にPUSHのことだけやるわけじゃない。その人が無理なく音楽を出来るように考えるようにしたい。
フィンガードラムも、4度のクロマチックの楽器としての可能性もあって、すごく楽しいものや。
大人になってから楽器を学ぶのは大変。でも、PUSHは音楽との距離が近い。演奏も打ち込みもミックスもできる。
Ableton Liveのコントローラーだから、音楽に関する多くのことを学べる。
仕事があっても音楽は出来るよ。
学び方を知っていれば、生活の中で無理なく音楽が出来るはずや。
Addictive Drums2や『格好いいコード進行108』などの使い方工夫したら、演奏できなくでもいくらでも学べる。
MIDIデータを加工していくのも練習方法がわかったら、手形覚えて、リズムだけはCaptureつかって録音とかできるやんか。短時間で作れる方法や、効率がいい方法はあるからね。
学ぶ方法を知っていれば、時間がなくても、仲間がいなくても、前進できるよ。自分はそう信じる。
本当に、PUSH勉強会で自分は参加してくれる方に力をもらってるよ。
みんないろいろあっても、音楽を続けようとしている。自分が学ばせてもらうことがすごく多い。ありがたいことや。
Ableton PUSH2で音楽をたくさん学べるのは嬉しいな!
PUSH勉強会について
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。いろいろAbleton PUSHで遊びましょう。
費用は無料。オンラインのみです。申込みは、ブログかツイッターのDMで。
PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
打ち込みも演奏もできるAbleton PUSH2は楽しいですね!
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