前回に引き続き、64パッドでのコードワークについてやりました。前回は4和音まででしたが、今回はテンションを含んだコードを弾くためにシェル(一定の形)にテンションを加えていくという形でコードを整理していきました。
ここまでみたらテンションが入ったコードネームを見ても弾けるはずです。お手元にパッドを置いて何度も確認することをお勧めします。
前回の動画でやった内容を復習していますが、パッドで初めてコードを弾きたい方は前回の動画を確認することを強くお勧めします。
あわせて読みたい


64パッドで知識がゼロでもコードネームを見たらコードを弾けるようになるまで
毎週日曜日の夕方にライブ配信でリクエストに答える形で内容を決めてやっていこうと思っています。 今回は、コードネームが全くわからない人でも、コードネームを見たら...
目次
要約
- 前回の復習 コードネームの仕組み
- ダイアトニックコードとは(概略)
- テンション
- アベイラブルテンションとは
- b9,トライトーンを避ける
- ディグリーのメリット
- Cycle of fifthを使って高速に251を特定する
- 平行調 Cメジャー=Am(Aナチュラルマイナー)
- メジャースケールの短3度下のマイナーはメジャースケールと構成音は同じ
- パッドを使ってキーを考える
- #系は5度 パッドでは下にメジャースケールを弾いていくときに点灯していないパッドを弾く数で考える
- b系は4度 パッドでは上にメジャースケールを弾いていくときに点灯していないパッドを弾く数で考える
- テンションとは
- 1、3、5、7はテンションではない 9,11,13
- スケール上で1音1音飛ばして考えていく
- アベイラブルテンション ドミナント7thはb9も使える ドミナント7thは全てのテンションを使える
- テンションは-7すれば元の音程がわかる 9,11,13は2.4.6
- テンションの位置を覚える
- テンションの種類
- オルタードテンション
- シェルボイシング
- 音響物理
- 協和度から考えられている
- 5度は自然倍音列上含まれているのでカット可能(だからシェルには含まれない)
- シェル(137,173)に加える形で作っていく 5度を加えた押さえ方はテンションの位置関係、伴奏やソロのため
- シェルは親指ルートで押さえる。まずは形を覚えてから演奏しやすいようにフォームを変えていく。
- 右手でシェル、左手でテンションが原則
- 137と173をなぜ覚えるか スムーズにコードをつなげるため
- 強進行を弾きやすいため
- マイナー7(9)=R+短3度上のmaj7、全てのコードは分解できる
- ドミナント7(9) ルート+長3度上のハーフディミニッシュ
- メジャー1735
- メジャー1379
- マイナー1735
- マイナー1379
- ハーフディミニッシュ1735
- ハーフディミニッシュ1357
- ハーフディミニッシュ1573
- ドミナント1379
- ドミナント1736
- トライトーンを利用してドミナント7thのボイシングを一気に2倍にする
- ルートをトライトーン動かしても、ドミナント7thとしての機能は同じC7=F#7 (トライトーンサブスティテューション、裏コード)
- 歳をとっていてもパッドは弾ける(40歳超えてゼロからでも多分弾ける。)頭を使う必要はある。
- ガイドトーン
- ガイドトーン実例
- ガイドトーンはコードを弾きつつメロディを弾くのに大事
- コード単体を覚えるのだけではなく、コード進行も大事
関連動画、記事

あわせて読みたい


Cycle of 4thと練習するときの注意点
パッドでコードを覚える時にはいろいろ注意することがありますね。動画でまとめておきました。 鍵盤と違って複数のポジションも押さえられますし、ギターと違って、同一...
あわせて読みたい


ダイアトニックコードとディグリー
ダイアトニックコードとはあるスケールで、そのスケールのそれぞれに3度ずつ重ねていったコードです。 日本語でプリーズ!と叫びたくなりますね。絶望しそうになるかも...
追記:2024/01/15
まだ作っていなかったので追記しました。
あわせて読みたい


押して覚えるコードとスケール 和音の機能 トニック・サブドミナント・ドミナント
ライブ配信では説明してきているのですが、長尺になるので記事を別にしました… 追記:2024/01/22 今回の内容を一切譜面を使わずにパッドの手形だけで説明しました。狂気...
あわせて読みたい


1-7-3,1-3-7パターンから作るボイシング 基本形
173 137パターンから作るボイシング 今回の記事は、PUSHフレンドのクニチアさんへの記事やな… これ、テンションコードを弾くときや、ボイス・リーディングを考えるとき...
あわせて読みたい


PUSHでコードを分解して覚える重要性
PUSHでコードを分解して覚える重要性 PUSH勉強会では『ギターで覚える音楽理論』を使ってコードやスケールを勉強している。 Ableton PUSH2でコードを弾くときは、特に、...
あわせて読みたい


R+3度にトライアドを加えてテンションコードを作ろう
R+3度にトライアドを加えてテンションコードを作ろう PUSHフレンドのクニチアさん向けた記事第2段。 PUSHで基本的なコードを弾くときの考え方であるんで、コードって...
あわせて読みたい


コードを分解して覚える重要性 ドミナント7thのテンションを全音下の4和音の組み合わせで作る
コードを分解して覚える重要性 ドミナント7thのテンションを全音下の4和音の組み合わせで作る 勉強会やってきて、ちょっとコードワークの整理もしておいたほうが良い...
あわせて読みたい


PUSH勉強会73回目
PUSH勉強会73回目 Ableton PUSH勉強会の73回目をMeguさん(@CymaSonic0 )と行ったよ。 2019年61回目。 MEGuさんとの前回の勉強会の記事はこちら https://murinaikurashi....

