全くの初心者が指ドラム(フィンガードラミング)やるのに必要なもの 一番安くできる方法
よく考えたら、全くの初心者向けの説明がなかったですね…
詰めが甘かった。いつものことやけどね…
指ドラム、興味あるけれど、どんな機材を揃えたらいいの?練習はといった、基本的なことをちょっと書いてみます。
初めは、できるだけ出費をおさえてやってみて、面白そうだったら本格的に試してみたらどうでしょう?
結論から言うと
iPhoneとMPD218,カメラコネクションキットの組み合わせがもっとも安価にフィンガードラミングを始められます。
フィンガードラムができる機材はいろいろありますけど、初めは安価なものを勧めます。8パッドは拡張性に問題があるので、このシリーズでは16パッドを対象にします。
PCでやる場合の安価な方法は、また機会があれば。Macは簡単やけど、Winはちょっと大変なんで。Androidはレイテンシー(音の遅れ)の関係で不可能です。これは本当に残念。
ですので、iPhone、もしくはiPadでフィンガードラミングやるときに必要なものを書いていきます。
パッドでドラムを演奏するのを、私は、フィンガードラミング、指ドラム、フィンガードラムと呼んでいます。
追記:2018/12/14 こんなのでました。これが一番安いかな。
追記:2021/07/18
究極の1冊が出版されました。このコーナーの意義は終わったと思いますが、資料的な価値はあると思いますので残しておきます。
追記:2023/03/30
さらに入門者向きの1冊が出版されました。
追記:2023/09/19
今まで一番安いものがiPhoneやPCを持っていれば、MPD218が安価に使える機材でしたが、PCやiPhone(アンドロイド端末はレイテンシーの問題があるので使えません)を持っていなくても使える機材が出ました。
スタンドアローン(PC不必要、スピーカー内蔵。音源内蔵)。PCでレイアウトする時の設定などの苦労もありません。これから購入する方にはこちらをオススメします。MIDI周りの設定などはなかなか煩雑ですので。FGDPならそのような手間はかかりません。
この記事の意味はもはや殆どありませんが、スペカンさんが、この記事を書いた2018年時点で、64パッドでFGDPと近いシンメトリカルなレイアウトを完成していたことも記しておきます。スペカンさんの先進性がわかりますね。
FGDPの配列は、スペカンメソッドで問題なく叩けます。というか、このデザインはスペカンさんのレイアウトの影響を強く受けてるんじゃないかと私は思っています。
歴史的意義はあると思いますので、こちらの記事は残しておきます。
FGDPについては、いずれ記事を書いておこうと思います。PCの接続など他の音源やDAWで使うときに煩雑な面もあると思いますので。フィンガードラム、本当に楽しいですよ!
指ドラムに必要な機材
- MIDIパッドコントローラー
- PC(MacでもWinでも可)
- カメラコネクションキット
この3つです。
残念ながら、iPhoneだけでは指ドラムは出来ません…
これは、パッドのレイアウトを変更するときにPCが必要になるからですね。。
せっかちさんはTwitterで聞いてくれ…
指ドラムに必要なソフト
iPhone付属のGarageBandを使います。お金はかかりませんね。
パッド
何はともあれ、パッドがないと始まらないです。16パッドでもっとも安価な機材だとMPD218になります。
なぜMPD218か。
- iPhoneにつなげる
- 電源がいらない
- ベロシティ固定が可能
この3点をみたすものなら、なんでもいいです。
機能としてはこっちも同じですね。ベロシティによって光り方が変わったりすることと、SampleTankが付属するのでiPhoneでよりいろんな音色で遊べるというメリットがあります。
カメラコネクションキット
iPhone、iPadと接続するのにカメラコネクションキットが必要です。
まずはこの3点。
これがあれば、iPhone、iPadで指ドラムは可能です。もっともコンパクトなセットです。
なんでこんな記事書いたかというと、初心者、機材、練習法、安い、簡単、レイアウトと検索されている方がいらっしゃるからです。
全くの初心者の人が、字幕や英語の物を読むのはキツイと思うんです。そして、譜面の読み方がわからないと行き詰まると思うんですよ。そういうのは一番スペカンさんがやってくれている。動画で説明してくれていますしね。
じゃあ足りないのは何かと考えると、安価な機材とソフトの組み合わせ。それと設定方法ですね。
ドラムの各パーツの名称とか。
サイドスティックとクローズドリムショットって言われても、ドラム叩かない人ならわからないですよね?
ライドとクラッシュの違いとか、ライドの奏法、ハイハットの奏法など指ドラムはやっぱりドラムなんですよ。
説明してくださっているサイトもありますし、書籍もあるので、そういう紹介をしながら、楽しくできる方法を考えていきます。
追記:2019/05/09
すでに、Ableton LiveやMaschineを持っている場合はやりかたがあります。
Ableton Liveの場合はDrumrackをつかって、アサインしていけばいいです。普通にやるなら、サンプルをドラッグ・アンド・ドロップすればOK
でも生ドラムの音源を鳴らしたい場合は、どうすればいいのか。そういうことがここに書いてあります。
Ableton Liveユーザーの人は、Drumrackを活用すると、指ドラムが楽しめると思います。
こちらはカテゴリです。
そもそもDrumrackって何?という方はこちらをご覧になるといいと思います。
外部音源を鳴らす場合の方法です。PUSHでも、他のパッドでもできます。Ableton Liveを使ったやり方です。
DrumrackとSamplemangerを使うと、こういうのは本当に簡単にできます。
PUSH勉強会というものをオンラインで開催してします。勉強会のあとに記事を作成してます。この記事でSample ManagerとDrumrackをくみあわせてやる方法が書いてあります。
こちらはMaschineのもともとあるキットのレイアウトを変える場合のやり方です。
MPD218は16パッドの指ドラムでは一番安価でしっかり使える機材だと思います。
Maschineは、Maschineソフトウェアを使わず、単なるMIDIコントローラーとして使うとMaschineソフトウェアより細かい設定が出来るんです。初心者向きではないですが、単体で、外部ドラム音源を鳴らしたい方には向いていると思います。
こちらは手軽に外で遊ぶためにこういう機材があると便利というのを書いてあります。
LPD8でも同じことはできます。
上ネタをさがしたりするなら、これも便利かも。
世界最初のフィンガードラマーは誰かということを考察しました。文献に残っているものと、世界で一番聞かれるパフォーマンスをしたのはPRINCEだろうことまでわかってきました。
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