PUSH勉強会67回目
PUSH勉強会67回目をJunさん(@junjun_mitani)と行ったよ。
2019年55回目。自分の自由時間ほぼ全部ブログと勉強会に使ってるもんな。
元気であれば年内100回行くんちゃうやろうか。
クレイジーやな…
前回の勉強会の記事はこちら
Junさんとの勉強会の記事はこちら
Junさんとは普段からTwitterのDMでやりとりさせていただいていて、ちょっとした疑問点なんかはそこで解決できてるんだよね。
Twitterは動画送るのも簡単だから、そういう意味では便利。
で、Junさんはテクノやヒップホップを作って見えて、ええ感じの音楽をいつも紹介してくださるんだよね。
で、ちょっとサンプルして使いたいものがあるんだけれど、うまく考え方がわからないというのがあった。
それは、モジュレーションが3連符系統でかけてあるパッドで、他のサンプルと組み合わせにくくてどうしたらよいかと。
こういうのは3連符や6連符、あるいは、4分の3にすればうまく行くんだけど、このあたりの基礎知識がないとわからないよね。
なので、まず、シンセの原理を理解して、そこから作っていけるように考えていこうという事になった。
前回に一応LFOなんかは軽く説明してるけど、全部のパラメーターをざっと見てるわけではないからね。
実際、シンセのパラメーターの意味がわかれば、他のエフェクターのパラメーターの意味もわかるから。
一番原理を理解しやすいAnalogを使って復習も兼ねつつざっと説明することにした。
やったこと
- シンセの基本的な構成
- オシレーター
- オシレーターは波形とピッチ
- フィルター
- フィルターは音色を作る
- アンプ
- アンプはボリューム
- LFOとは
- LFOのrateとは
- 波形のスピード。
- LFOをオシレーターに掛けたらビブラート
- LFOを掛けることをモジュレートという
- LFOをフィルターに掛けたらワウ
- フィルターでカットするのはローパスが基本
- 音が太すぎたらハイパスで
- レゾナンスは強調
- パンをモジュレートしたらオートパン
- ボリュームをモジュレートしたらトレモロ
- 実はグローバルパラメーターでビブラートはコントロールできる
- Unisonはデチューン効果
- デチューンは二つのピッチをずらすもの
- コーラスと似ているが、周期性はない
- コーラスの正体はDelay
- グライドとは
- グライドを使うためにモノラルにする
- VibratoのDelayとアタック
- LFOが作動し始めるまでの時間がDelay
- LFOが一番強く作動するまでの時間がAttack
- エンベロープ
- オルガン型が基本
- 音がすぐ出るならAttackは0 analogはアナログモデリングなので、0にはできないが最小値
- 押して音が続くならsustain Levelは10
- ここから調整
- パッドを作ろう
- パッドは立ち上がりがふわっとした感じなので、アタックを遅くする
- ストリングスのイメージなら、ピッチが全員はあっていない
- コントロールするのはDetune
- グローバルパラメーターのUnisonでもコントロールできる
- Detune効果とコーラス効果は近いので、エフェクトで処理するのも一つの方法
- エンベロープはフィルターにも掛けられる
- だんだん音が明るくなるようにしたいなら、フィルターエンベロープのアタックをパッドと同じく遅くする
- フィルターエンベロープのDecayは元の音色に戻るまでの時間
- ドラムを作ろう
- ノイズは打撃音を作るのに適している
- シンセのアタックなどにも使うことができる
- 打楽器は初めがピッチが高くて、下がる。
- ピッチエンベロープの初期値を上げる
- ピッチエンベロープの初期値を下げるとライザー
- サイン波でキックを作る
- Pitch ModのKeyを0%にすれば、ピッチは変わらない
- 押して減衰していくなら、サステインレベルは0
- Decayで減衰するときのスピードをコントロール
- saturatorで汚す
- 波形の特徴
- サイン波
- ノコギリ波
- 矩形波
- PWMとは
- 矩形波の形をかえる
- 矩形波の特徴
- 矩形波はオンオフと言った感じになるのでLFOで使うと特徴的
- LFOの音符はAbleton Liveのマスターテンポに合わせる
- tはトリプレット3連符
- dはdotted 付点
- R&B系のサイン波リード
- グライド
- 音色の大きな要素はReverb
- ファンク系シンセベース
- ノコギリ波
- ハードによっても違う
- フィルターとレゾナンス
- グライド
- LegatoはAutoモードとも言う
- 後着優先
- オシレーターのオクターブを下げる
- 下げる方法はSub/syncでLevelを変更しても行える
- プリセットで勉強にするには
- adgとは
- advとは
いやあ、結構やりましたね…
Junさん、考え方は今までのAnalogの記事とReverbの記事を御覧ください…
基本です。オシレーターについては、また、別個で記事を作る予定ですので、しばしお待ちを…
エンベロープの考え方わかったら、こういう音色ならどうするかというのが考えられるようになります。
LFOは超重要ですね。笑
JunさんはSuiteなので、Max For LiveのLFOも使えるので、本当にいろいろなことできて楽しいですよ。
フィルターの周波数とレゾナンスを違うLFOでコントロールするとかしてもなかなかに悪くていいです。フフフ…
マクロでLFOを音価をアサインしておくと、今どきの音楽作るのにはいいかもしれません…
コーラスに近い効果が得られるDetuneなんかはUnisonでも簡単に得られます。ビブラートは特にパッドの場合立ち上がりと、しばらくしてからビブラートのスピードが早くなっていくように、AttackやDelayを考えると楽しいです…
実際、音色作ってみると、え、これReverbの要素が大きいやんと思いますよね。そうなんですよ。コーラスとリバーブやDelayがシンセの特徴だったりもします…
特に、Ableton LiveのReverbは後部残響にコーラスを掛けられるので、かなりリッチな響きにできます。勉強会で作ったパッドは、ローカットして初期反射低めで、Decaytime調整して作りました。なれたら耳だけで作れるようになります。
Delayについても、また記事を書きますね。Ableton Live、デフォルトはモノラルじゃないので、ちょっと注意する必要があります。
キックのときにDrumbussも使いましたが、Drumbussはトランジェント・シェイパーにいろいろ組み合わせたものなんですが、エンベロープを変えてくれるんですね。
アタック強調するとかリリース強調するとか。いろんなエフェクター組み合わせてたものを一つでできるんで凄く便利です。別にスネアに使ってもいいんですよ…
私はシンセでドラム作って遊ぶときにも使うし、いろいろ使いますね。
プリセットばらして考えるなら、advのほうからやっていくといいですね。Rackを分解して理解するのは初めは時間がかかると思うので…
参考資料として、ファンクのシンセベースの歴史がある素晴らしいサイトを紹介しておきます。英語ですが動画たくさんで楽しいです。Junさん、ファンクもいいですよ。フフフ…
シンセを使えるようになって、モテを目指しましょう!
ArpとMini moogが圧倒的に多いですね。
Syntronikはもう収録してあるシンセが最高なのと、プリセットが良くできてて、もう自分みたいに古いシンセが好きな人はこれでいいという気分になったね。
IKのMoogのやつも持ってたんだけど、ぜんぜん違うな。あと、エフェクターが凄くいい。シンセはエフェクターも含めて音色だからさ。
Bun5さんにもMeguさんにも勧めた。シンセ中心で作る人ならこれは強力だよ。レビューもそのうちにしたいな。
ただ、IKは罠があって、買ってから180日以内にダウンロードしないとお金払ってダウンロードしないといけないから、USB版の購入を勧めるよ。やらかしたからね。永遠の無能やから…
人によってはKompleteより刺さる音源やと思う。
考えたこと
シンセの音作りって、考え方がわかったらどんどん作っていけるから遊べるんだよね。
そう思って、Analogの記事を書いたのはやっぱり良かったなと。Analogもあえてオシレーターの記事は個別に書かなかったんだよね。実際の音作りやった例がないと、イメージできないだろうし。
波形なんか、どの音色作ろうかっていう時ある程度パターンがある。
今回、音作りもやったので、実際に音を作る記事を作る。
ある程度そういう記事ができてきたら、まとめとしてオシレーターの記事を作る。
それがこちらが作る上でも負担が少ないし、読んでくださる方にも便利かなと。
PWMとか、矩形波、サイン波なんか、オシレーターで使う場合とLFOで使う場合は当たり前だけど働きが違うわけでイメージしにくい。
TIPSはいくらでもあるから、なんでそう考えるかということを自分はやる。
最近は大分ブログのモチベーションも落ちていたんだけど、メールいただいてちょっとやる気出たよ。
Iさん、ありがとうございます…ルーパーの記事はいずれ書きます…
Iさんに、ブログ読んでるだけの人も結構いると思いますと言っていただいて、ああ、そうなのかもしれないなと思ったよ。
自分も、エレクト浪人さんのサイト読んでた時、メール送ろうかと思ったけど躊躇したからね…
お忙しいだろうに申し訳ないと思ったもんな。自分のことだと見えないもんやな。
Iさんが、「初心者なんで…」っておっしゃったけれど、誰もが初心者から始まるし、初心者であればあるほど早くそこから脱せるようになればいい。
自分は無駄に時間を過ごしたと思うよ。
勉強会に参加してくださった方は、結構気軽に質問してくださるのね。
なんで、使えるようになるのは早いはずなんだよね。
Twitterだとさっと返せるしさ。使えるようになって、無理なく音楽できる人ができたら嬉しいよ。
でも、SNSやらずにこのブログご覧になってる方もいるよね。気兼ねなく質問してください…
Twitterで質問受けたものは基本的に記事にしてるのよ。
メールで質問もらった人も結構やり取りしてるんだよね…
多分、みんなが想像しているより沢山の人とやり取りしてるんちゃうかな。
ちょっとしたデータベース作れるくらいやからな…どこが学習上のボトルネックになってるかはかなりわかったよ。
なんせ自分は永遠の無能だからね。わからないということについては人後に落ちないんや!
なんかブルーになってきたよ…
マジで、Abletonは自分をサポートに雇うとええと思うよ。AbletonJPさん、無理ない暮らし、広告の出稿も募集してますよ。フフフ…
ま、冗談はともかく、こういう困った人が使えるようになるということをやるのは、自分ができる数少ないことだからね。
仕事や生活があったりして、ユーザーグループに参加できないような人はたくさんいるだろうから。
不特定多数に向けた記事は書かない。それは他の人がやってることやし、自分がやっても仕方ないよね。
勉強会に参加してくださる人の多くは、他でうまくやりたいことができなかったから、連絡くださったわけだからね。
だから、その人ができるようになることが何より大事や。
自分の目的は、無理なく音楽ができる人を増やすこと。ただ一人に向けて書くこと。
Ableton PUSH勉強会という名前でやってきたけど、もうAbleton PUSHのことだけじゃないもんね。
Ableton Live勉強会といったほうが正しいね。もはや。
名称の変更はまた考えるけど、もうPUSH持ってないけど勉強会出たいという人いたら、遊んでくれると喜びます…
こんだけ質問答えてること考えるとさ、メールのやりとりやTwitterでやり取りするより早いんやよ。
あと、結構英語の情報で困ってる人多いんやろうね。トラブルある時、解決法の多くは英語情報ならあったりするからね。
一応、翻訳と教えることが本業なんで、力になれることもあるかもしれんから、気兼ねなく。
まあ、歴戦の無能やから、いろいろ失敗情報しってるかもしれんしね。全然、自慢にならんな…
音楽に使える時間が少なくても、Ableton LiveとPUSHがあったら、短時間でも音楽はできる。
無理なく音楽をできる人が増えると嬉しい。
使えるようになると本当に楽しいよ!
最近商品リンクを貼るのを忘れていたけど、もはやどうでも良くなってきました…
このサイト見る人はPUSHも持ってるし、Ableton Liveも持ってるからね…
おかしい、パッドで大儲けのハズなんやけど…
でも、みんなもう一台くらいほしいやろ?自分の感覚やとお出かけ用にもう一台くらいの感覚なんやけど。
いつか、アラブの石油王が自分に送ってくれると期待しているよ…
注):Ableton PUSH2は2台同時に使えませんので、勢い余って購入されないように。いや、それはそれで尊敬しますけど…
注):ちなみにPC2台にすればできます。私は結構それを考えていましたが、冷静に考えると鍵盤弾いたほうが楽だし早いから踏みとどまっています…
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