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64パッドで譜面が読めなくてもスケールはわかる

押して覚えるコードとスケール
この記事は約7分で読めます。

64パッドを使えば、ハーモニーやスケールなどを理解し弾くことは出来るというクレージーな企画です…

できる限り譜面を使わず頑張ります。リズム譜くらいは最終的に初見でご覧になったみなさんが弾けるようになるところを目指したい…

別企画でやるか、高速でジャズ・ポップス理論をさらうこの企画に入れるか考えているのですが、ごくごく基本的なものはこちらでも少しずつあつかっていこうと思います。リズムが読めるようになれば、音高はそれほどむずかしくないので。

前回までで一通りコードに関してはコードネームが与えられたらそのコードは弾くことが出来るようになり、実用的なボイシングでテンションを押さえられるようになったのではないでしょうか…

今回からは再び、スケールに立ち返り、コードの成り立ち、コード進行とやっていきました。前回までと重複するところもありますけれど、互いに関連しているので戻りつつですね。タイトルにスケールとありますが、遥かに広範囲な内容を扱っています。

パッドで演奏することを考えているので、ポジション取り、練習などについても述べています。いつも通り超高密度です。ざっと概観を理解できれば、他の理論書を読んだりする時にも楽になるといいんですけどね。

見取り図を作れるところまでは行きたい。時間を短縮できたらと思ってます。

モードは結構やるかも。ブラック・ミュージック、特にブルースについてはいろいろやりたいですね。パラレル・キーをつかってバッキングするやつなんて、多分日本の理論書では書いてないですから。

モードと理解しないとコピーは出来るけど、意味がわからないものとかありますからね…

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取り上げる内容は、ライブ配信終了後にXでアンケートを行って決定しています。日曜日の夕方か夜に行っているのですが、今後不定期になるかもしれません。その場合は虚空に向かって録画しておきます…

要約

  • スケールとは
  • ルートからの距離で覚えるメリット
  • 音の並びを覚えていなくても度数で認識すれば覚えることは1つで済む
  • 他スケールを覚える時に役立つ
  • メジャー・スケールは完璧に覚えよう
  • メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケールの関係性
  • 調号はメジャーとマイナーを含んでいる
  • 短3度の関係
  • パッドでの位置関係は重要
  • パッドでメジャースケールを視覚的に全ポジションとらえる練習
  • シンプルな運指ルール
  • ホームポジション
  • 左下
  • 左上
  • 右上
  • 下(頻度は低い)
  • ダイアトニック・コードとは(復習)
  • メジャー・スケールのダイアトニックコード(4和音)
  • 和音の機能分析(メジャー)
  • トニック
  • サブドミナント
  • ドミナント
  • 代理コードは3音共通していれば良い
  • 3コードとは(1,4,5)
  • 和音の機能分析(マイナー)
  • トニック・マイナー
  • サブドミナント・マイナー
  • ドミナント・マイナー
  • ドミナント・モーション
  • ドミナント・モーションを作るためにハーモニック・マイナー・スケールは生まれた
  • ドミナント・モーションがキーを決定する。実例
  • マイナーでドミナント7thを作るためには、ナチュラル・マイナー・スケールの短7度を長7度にする。
  • ハーモニック・マイナー・スケールはナチュラル・マイナー・スケールを基準にして作る
  • メロディック・マイナー・スケールはメジャー・スケールの3度を短3度に変えたもの。
  • 代理コードを用いてリハーモナイズ
  • ダイアトニック進行 進行 Lovin’ you
  • よくあるコード進行を覚えることの重要性
  • ブラック・ミュージックではドミナント7th化が行われる
  • 循環コード
  • 1625のドミナント7th化
  • マイナー・キーは3つのスケールが混在して用いられる
  • コード・スケールとは
  • メジャー・スケールのどの位置からはじまるか

関連する記事や動画

余裕があれば、メジャーのダイアトニックは12キーで弾けるようにすると、コード譜を見た瞬間に、ここは転調だななどと瞬時に見抜けるようになります…
4和音はさっと弾けるようになるといいですね。
記事を読むより動画を見るほうが楽な方はこちらをどうぞ…

追記:2024/01/15

トニック、サブドミナント、ドミナントなどの機能和声についてです。ライブ配信でガッツリ説明していますが。こちらの方が復習は楽だと思います。手形とピアノロールで説明してあります…

シェルに5度を加えた実用的なボイシングです。

時間が押して説明できなかったところです。

StevieのLivin’ For The City的なバッキング。コードとしてはF#7的だが、モードに基づいて上部のトライアドの第一転回型を動かしている。コピーは難しくない?が、ロジックがわからないと意味不明だろうという例。

ドリアン、ミクソリディアンで作られるものがブラック・ミュージックの場合は多い。ブラック・ミュージックの流れをくんでいるダンス・ミュージックも当然そう。バッキングとメロディの場合で考えが異なることも、コピーをしないとわかりにくいところ。

モダンなプレイに聞こえるが、ブルース・ピアノ、ゴスペルなどでは多く用いられる手法。

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著者の清水さんは素晴らしい教則本を何冊書いていらっしゃってどれも素晴らしいです。ピアノロールでコードを理解しようとするのみならず、モードまで理解しようというクレージーな(失礼)取り組みです…

譜面が苦手な人には激お薦めしてます。教えてる人には全員に薦めています。モードをこれだけ扱ってるもので日本の理論書で読みやすいものだとこれだけでは。竹内さんの本も実戦的なので、いずれ紹介したいですね。

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譜面が読める方はこちらもオススメ。アベイラブルテンションなど今回扱った内容も、詳細に述べています。しっかり学びたい方には非常にオススメです。詳細ですけど、簡潔な説明でわかりやすいです。

歴史まで含めて一冊で学べる素晴らしい本。今までだと複数冊を使って学ばないと難しかったところも一冊で学べますね。素晴らしいです…

単位などネット上だとメチャクチャなことが書いてあることが多いのももわかるのでは。高校生レベルの物理でわかること、たくさんありますからね…

等ラウドネス曲線なんかはミックスの時に最低知っておくべきことなどもまとめられています。なぜ、いろんな音量で聞く必要があるのかもわかるかと。オーバートーンに関してはシンセの音作りにも応用できますし、いかに基礎が重要なのか教えてくれます。

いずれもKindle Unlimitedで読めます。

追記:2024/02/20

代理コードについて動画でまとめました。20分弱なので、復習されたい方は御覧ください…

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