前回、初期不良の可能性が高いPUSH3を返却して、新品交換したPUSH3が届きました。
ということで、PUSH3日記、再開します。
PUSH3日記の目標
パッドフレンズから、検証して欲しいという内容がまだ終わっていないので、それを終わらせることを今回の日記の目標にします。ある程度出来たところやこれ以上の検証が難しいところも明らかになってきました…
PUSH3、本当に期待されてるんですよね。
- 初期状態で使えるのか?
- 音源やエフェクトなどはどういうものがあるのか?
- スタンドアローンで使えるが、introで使えないものは何か?
- ADATの接続
- MIDIラーン
- 遅延の検証
- External Instrument
- 熱耐性
- MPEの使用感
初期状態で使えるのか
MPCを持っていて、PUSH3のスタンドアローンを購入したいというパッドフレンズから、初期状態で使えるのという質問をいただきました。面倒な設定したくないですよね…
これは、無理だとわかりました…
今回も、初回起動から、エラーメッセージ。こんなにネタにならんでええんやというくらいトラブルが続きますね…
この状態にならない方もいるようですけど、こうなる可能性がある以上、アップデートは出来るだけした方がいいと思います。
トラブルがあった場合、 ファクトリーセッティングに戻して、アップデートを掛けなければいけないので初期状態で使うことは無理ですね…
初期状態というのは電源入れてすぐ使えるかという意味で解釈しているので、間違いあったらすみません…
Abletonには、エクスパンション的なPackという、音源、サンプルなどをまとめたものがあるのですが、PUSH3を購入するといくつか使えるんですね。
これ、Suiteなら付属しているものも含まれています。生ドラムやストリングス、コーラス音源、グランドピアノなどが入っています。
ですが、初期状態では使えません。入ってないんです。確認しました…
PUSH3、本体価格で付属するのはintroなので、オーソライズして、Packを転送すれば、これら付属のPackの分も拡張できるので、その方が楽しく遊べると思います。
PCに接続とWifiは必須です。
音源やエフェクトはどんなものがあるのか
この質問は何人かから頂いたんですけど、この質問されているということは、少なくともsuiteやstandardを持ってない方ということですね。
ですので、既にsuiteやstandardをお持ちの方は読み飛ばしてください…
パフォーマンスをされたい方で気にされているのが多かったのは、アンプシュミレーターがintroにはないことです。
でも、スタンドアローンでは使えます。
こちらについては、introで使うときの注意点など書いてあります。
注意しなければならないのは、Audio Effect Rackに入っていることですね。ちなみにプリセット19種類はSuiteなどにあるものと同一です。クリーン、クランチ、ハイゲイン系と一通り揃ってますね。
Distortionなどは、Suiteにあるものと比べると、量は少ないですね。
音源に関しては、初期状態では検証しきれないことがわかりましたが、Grand Piano、Session DrumsなどがPackで強化できるので十分とは言えないと思いますが、それなりにはあるというところでしょうか。シンセは多い。
Abletonは他のDAWの付属と比べると音源はかなり偏りがあって、生楽器系は少ないことは覚えておくといいかもしれません。弦ベースはスタンドアローンの初期状態では使えませんでした。
Audio Effect RackにはSuiteでしか使えないものが結構入ってます。この辺りも動画でやるといいのかなあ。考えますね。
ライブパフォーマンスでスタンドアローンのPUSH3を使いたい場合で音源を拡張したい場合は、それこそ、Packを購入するという形がいいと思います。
introのままより、suiteにアップグレードした方が手軽に強化できると思います。
スタンドアローンで使えるが、introでは使えないもの
アンプシュミレーターなんかがそうですね。使えるけれど、introだとPC上で保存とエクスポートができない。フラット化すればいいわけですけれど。
ヒップホップをやる人が一番気になっているのは、スライスが使えるかどうかということでした。introではDrumrackにスライスしたり、Samplerがないので凝ったことはできない。
ただ、私がスタンドアローンで試した限り(オーソライズせず検証してます。intro相当ということです。)ではsimplerからスライスして、Drumrackに変換することはできます。
人によってはこれで十分かもしれない。これはAbletonに問い合わせ中ですので、しばしお待ちください…
こういうことを言うと、身も蓋もなくて申し訳ないんですが、いろいろ面倒だからsuiteにしたほうがストレスは少ないと思います…
PUSH3で、ジョグホイールでできたことでMIDIの編集はやりやすくなりましたけど、それでも細かい編集するのはPCの方が楽です。
introで使えない音源をフリーズ、フラット化するのは多分嫌になるかと…
その他
残りは認証してからも確認できますね。
一応、MIDIラーンに関しては、PC上でMIDIラーンさせたものをスタンドアローンに持っていけば動くと言う動画はあったんですが、確認してみないとわからないですしね。
クラス・コンプライアントの機材、持ってないので友達に借りるか、買って検証します。あるんですけど、エクスプレッションペダルをつなげるものがないんですね。ああ、EV-1-WLもUSB接続はできましたね。一応試してみますね…
Abletonにも確認してみます。
しばしお待ちください…
遅延に関しては、Studio Oneのpipeline XTのように、遅延を自動測定する機能がないので、スタンドアローンでどうするのかはわからないので、引き続き調べます。
自分の手に余るようなら、参考になる動画も調べるし、公式にも確認しますね。
PCベースである以上、絶対に遅れはある。録音する人はアレンジメントに録音して測定して調べるわけですけど、アレンジメントが使えないわけですからね…
ADATはOpticalケーブル買ってやります。お待ちください…
遅延と関係するわけですけど、Exterenal InstrumentやExternal Audio Effectもちゃんと機能するかですね。特にマシンライブされる方でPUSHをシーケンサーやエフェクターとして使いたい方は気になりますよね。こちらも検証します。CV,MIDI両方ともでやってみたいと思っています。
熱に関しては、正直、いまスタンドアローンで落ちまくっているので、検証という段階ではないですね…
MPEは後回しにさせてください。スタンドアローンで検証しようと思ったら、全然進まないので…申し訳ないです。
では、初日です…
またもやトラブル
いやあ、まいっちゃいました。まさか、またトラブルだらけとは…
今度こそ楽しく遊べると思っていたんですが、初回のエラーメッセージに引き続き、1日で7回フリーズしました。絶望や…
続 PUSH日記というタイトルで忘れないようにツイートしています。
MPEの選択で落ちるので、負荷の問題なのか、メモリ周りなのかなと思ったんですが、PUSH3フレンズのsgspecialさんの環境ではそうではないとのこと。
落ちるのはまあ、初めのバージョンなので仕方ないと思ってるんですが、原因がわからないのは恐ろしい…
まさか、2度初期不良はないでしょうから、バグであってくれた方がいいんですよね。
バグなら直る可能性があるので。
今日は付属のアンプシュミレーターの音色を確認したくらいで終了しました。
普通に使えはするけれど、ギタリストだとやっぱりAmpやCabinetがあった方が便利なんですよね。
結局細かいことやりたいわけですしね。
そうすると、スタンドアローンより、やっぱりコントローラーの方が楽しいとなっちゃいますね。いろんなプラグインも組み合わせられますし。そういうことが簡単にできるのがAbletonの面白いところだと思うので。
ただ、ギタリスト以外なら十分楽しめるかもしれないです。
今風のウルトラクリーンサウンドなら、ベースアンプ使えばできますし、めちゃくちゃ凝った音作りしないなら、これらのプリセットでも十分使えると思います。
空間系も、Audio Effect Rackにあるものでギター向きなものはありました。
エフェクト試してる時には全く落ちなかったんですよね。
私はスタンドアローンは自由さはないから使わないだろうと、前回の日記で結論を出しました。
ですけど、ギター中心の音楽をやっている方で、スケッチ代わりに普段はスタンドアローンでやるというのは悪くないと思います。
ドラムの打ち込みは簡単にできるし、64パッドの演奏ができる方なら鍵盤もいらない。空間系なんかは、Abletonだとハードの単体エフェクトより無茶苦茶できますしね。
ある程度溜まったら、PCに持っていって編集。スペックは必要ですけど、PC触りたくない人なら快適かもしれない。
前回はエフェクトを試す前に止まりまくっていたので、どういう場面で使うか全然想像できなかったんですけどね。安定していたらアリだと思いました。
スライスの確認したら、コントローラーモードの確認しますね。だいぶ辛くなってきました。パッド大好きおじさんなのに、ちょっと嫌になりつつあります…
早く安定して遊べるようになるといいなあ。
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