Ableton Liveでサンプリングして遊ぼう 録音方法 セッションビューに録音とアレンジメントビューに録音
今日から新コーナースタート。
Ableton Liveでサンプリングして遊ぼうというのを始めるよ。
ちょっと前から、サンプルつかって曲作るにはどうしたらええという質問を受けてたんだよね。
で、今日、スペカンさんがツイキャスやってAbleton PUSH2マジで分かりにくいとキレてた。
まあ、MPC使いこなしている人からしたら、PUSHはわからんとなるのは当然やな…
というのは、Ableton PUSH2はAbleton Liveのコントローラー。simplerと言ってるけど、シンプルとは程遠い…
サンプリング系統のマシンとそもそも出自が違うからね。
ね。今のMPCソフトウェアはサンプリングに関してはやっぱり洗練されてるやろうからね
サンプリングとは
まあ、Maschineの記事でも書いたんやけど、もう一度基本に戻って考えよう。サンプリングの考え方そのものはどんな機材でも同じだからさ。
音楽におけるサンプリング(英: sampling)は、過去の曲や音源の一部を引用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法のこと。または楽器音や自然界の音をサンプラーで録音し、楽曲の中に組み入れることである。
wikipediaより引用
一応、音楽のサンプリングは表現技法と、録音して使うことと定義があるってことやね。
サンプラーの機能
じゃあ、サンプラーの機能ってなんやろうか。
- 録音することが出来る
- 録音した音の音程を変えることが出来る
- 録音した音をばらばらにすることが出来る
- 自分の楽器を作れる
- ドラムのフレーズなどを組み替えることができる。
はい。コレが一般的なサンプラーができることやね。
じゃあ、Simplerって、それが出来るの?
録音できません…
え、不良品じゃと思ったパッドフレンズ、思い出してくれ。セッションビューは巨大なサンプラーなんだよ…
ここがわかったら楽になる。
あ、ちなみに、iTunesなんかだと、ドラッグアンドドロップでAbleton Liveに曲を読み込めるからね。デジタルだけでやる人のほうが多いかもしれないね。
Ableton Liveで録音するには
恐ろしいことに、Ableton Liveは2つ方法があるんや。
- アレンジメントビューに録音
- セッションビューに録音
この2つがある。PUSHでやる場合はセッションビューに録音していくことになる。アナログなんかだったら再生して録音していけばいい。
sessionキーを押して長押し。それから、トラック名を長押ししてアーム状態にする。録音したいパッドを押して録音。
こういう形でまずセッションビューにサンプルしたいとところを集めていくのが基本。
ただ、一曲から複数切り出したいなら、アレンジメントビューに録音したデータを分割してから、セッションビューにドラッグアンドドロップしたほうが早いと思う。
分割したファイルを、セッションビューに持っていってから、PUSHで調整が曲から抜くのでは早いと思う。一曲から何曲も抜きたい場合は特にそうだね。
まあ、サンプリングで遊ぶ場合、下処理の段階で切り分けるのがおもなアレンジメントビューの役割と思っててくれるといいかな。
WARPに関してはまた、説明する。
次回はPUSHを使う場合のサンプリングの考え方。PUSHは並べ替えと加工に強いからね。考え方がわかったら、いろいろ出来るはずだよ。
サンプリング、わかると楽しいな!
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