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Drumrack、Drumsamplerで音色を入れ替えたり配置の基本知識

Drumrack活用法
この記事は約5分で読めます。

ブログでDrumrackについては沢山書いてきたのですが、Ableton12のアップデートに合わせた情報になっていませんでしたので、改定しておきます。

電子書籍のリンク用でもあります。

noteに情報を移しているんですけど、noteで全部書くとどえらい分量になるのでまとめておきます。12で変わった機能もありますしね。

まずは基本から。ループ素材などを扱わない場合の設定などです。フィンガードラムされる方などの基礎知識になると思います…

Ableton12をループを作りながら学ぼう|うりなみ|note
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パッドに音色を読み込む場合

Ableton11までとブラウザが大きく変更になりましたので、かなり効率化よくドラムキットを構築出来るようになりました。

  • サンプルを選択して
  • One Shotを選びます
  • 任意のパーツを選びDrumrackのパッド上にD&Dして下さい。

もちろん今までのようにブラウザから一つ一つ検索することも出来ますけど、圧倒的に速いです。

フォルダでの類似検索も出来るようになったので、サンプルパックなどを使うことがかなり容易になりました。

読み込んだパーツの配置を変える、複製する

PUSHでも可能ですが、PCの方が格段に操作は速いです。

移動はD&Dで可能です。

小ネタですが、cmdキー+ま薄ホイールで一列ずつパッドを移動できます…

フィンガードラムされたい方は特に、レイアウトが問題になることが多いと思います。

PUSHなどでコピーも出来ますけど、PCでやったほうが圧倒的に速いですね…

PUSHでコピーやレイアウトの変更は出来ますけど、私はやらないです…

Cmd+C,Cmd+Vでも可能だが、optionでD&Dしたほうが楽だと思います。

類似検索

Ableton12の大きなアップデートというと検索機能の強化があげられると思いますが、Drumrackも大幅に強化されています。

ブラウザで類似検索も出来るのですが、Drumrack内で検索が可能になりました。便利になりました。

類似検索は2種類あります。

1つは似たようなキットを探す方法です。デバイスタイトルバーを選択します。以下の操作で類似検索が出来ます。

パッドの鍵マークを押すと、そちらは変更されなくなります。気に入ったものをキープできて安心ですね…

他の読み込んだパーツは気に入っているけれど、一部だけ換えたいということも可能です。

DrumrackのパッドをDrumsamplerに変更する方法

Drumrackでサンプルを読み込んでいるのはsimpler(サンプラーです)です。Drumsamplerはドラム専用のサンプラーです。

概念的にはDrumrackというラックの中にsimplerが入る場合と、Drumsamplerが入る場合があるということですね。

右クリックしてから編集で「Simpler→Drum Sampler」を選択すれば変更できます。

Chokeの設定

キットを読み込む場合は設定してある場合が多いので問題になることは少ないと思いますが、サンプル個別で読み込んだ場合等は問題になることがあるはずです。

Chokeというのは、同時にならないような設定ということですね。

ドラムは物理的にハイハットのオープンとクローズの音色は鳴らせません。

フィンガードラムなどする時などは特に問題になることがあるので、パッドに音源を読み込んだ場合は注意しましょう。

ハイハットなどを同じチョークグループに設定しておけば同時に音が鳴らないように出来ますね。安心です…

デフォルトパッドとして保存

人によってはDrumrackでドラムしか扱わない場合はSimplerよりエフェクトが内蔵されているDrumsamplerのほうが便利な場合がありますね。

いちいち立ち上げてsimplerから変換するのは絶望…そういう方は「デフォルトパッドとして保存」を使えば快適に使えますよ…

Drumrackを立ち上げて、Drumsamplerを立ち上げた状態にします。

パッド上で右クリックして、「デフォルトパッドとして保存」を選択すると、今後立ち上げた時に自動でDrumsamplerが使えるようになります。

MPC的に使いたい方や、特にフィンガードラム中心に使う方は覚えておくと便利かもしれません。

意外に知られてないかも。cmd+ドラッグでレイヤーです。

フィンガードラムでキックとシンバルとかレイヤーするような使い方したいときには便利だと思います。

DrumrackはMIDIエフェクトも読み込めるのでVelocityなどを読み込んでゴーストノートをフィンガードラムでやりやすくしたり、アルペジエイター使って無茶も出来ます。発想次第でいろいろ遊べて楽しいですね!

Push,Moveでの扱い

DrumrackはAbletonのデバイスでは他のデバイスに比べて非常に機能が充実しています。

PUSHではDrumrack専用のシーケンサーが用意されており、Drumrackを多用する方でしたら超高速で打ち込みが出来ます。いわゆるパラメーターロック的な事もできます。

MoveでもDrumrackはControl LIVEモードで扱えます。Drumrackを多用する方でしたらこのためだけにPUSHを買う価値はあるかもしれないですね。Moveでもかなりいけますが、PUSHほど高速ではありません…

そもそもDrumsamplerとはなんぞやという方は、こちらを御覧ください。飛び道具から普通に使えるものまでエフェクト各種あるのと、パラメーターがドラム用になっており、Simplerより扱いやすいです。Drumsamplerについては記事をまた書きます。

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