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Ableton友の会 第6回 クリップからコード進行を作ろう

Ableton LIVEのセッションビューは楽しい
この記事は約12分で読めます。

pinさんからの質問を受けての第6回目はクリップからコード進行を作る方法を中心にやりました。通算では9回目になります。

Abletonの最大の特徴であるセッションビュー。

今回はクリップからコード進行を作る方法を見ていくことで、Ableton独自のフローであるセッションビューとアレンジメントビューを行き来する方法やってみました。

部分と全体をシームレスに行き来出来るのは自分にとってはAbletonの最大の魅力の一つです。

今となっては他のDAWに比べて大分古さが感じられるところがあるのは事実。セッションビュー的なものは他のDAWもあるようになった。

でも、この革新性は古びることはない。バンドでヘッドアレンジしてる時みたいですね。

普通のことが普通に全然出来ないとしてもこれがある限り私はAbletonを使うんだろうなと思います。それくらい面白いです。

こういうところが楽器っぽいよなと思います。楽しいんですよ…

あ、見た目は常に好きです…

現在登録者数763名 総再生時間1940時間。登録者数1,000名、総再生時間4000時間は今年度中に達成したい。Discordもプランを上げるので更に赤字幅が拡大することが確定。見なくてもいいので再生すると良いことあるかもしれませんよ。フフフ…兄弟、親戚、家族にもチャンネル登録して、皆でセッションビューの理解を深めたりすると家族の絆が深まると思います。バツ2の私が保証します。

今回の補足

いつも通りスライドをつけておきます。復習にご活用下さい。

クリップのマッピングの仕方などが細かく載っています。

MIDIのクリップについての例がある。リモートの設定なども。

補足すると、残念ながらPUSHではクリップにMIDIラーンすることは出来ません。

正確に言えばユーザーモードにすれば出来ますが、実用的ではありません…

この機能を使いたい場合は鍵盤などがあると良いですね。

パッド以外に鍵盤はもちたくないというパッド原理主義の方以外はこれも良いのでは…

パッド原理主義の方は、LaunchpadXでもいいと思います。普段はクリップ再生用にするなら無駄にもなりませんし…

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注意する点があるとしたらC3が元の音程の基準になるということです。 サンプラーと同じですね。C2からC4に設定すると上下1オクターブの音域になるので、不自由しないかもしれません。

タイミングに関しては、以前は16分音符がちょうど良いと思っていたのですが、タイミングがシビアになりすぎるというのであれば4分音符1/4でも良いと思います。

シーンなどの切り替えもグローバルクオンタイズ1/4が多くの人にとってはやりやすかったようです。

コードチェンジも2拍や1拍で行われることが多いということを考えるとどう設定していいかわからないという方は、まずここから試されると良いと思います。

グローバルクオンタイズについては、前回の友の会の記事で扱っています。

クリップに音程を設定するのは、オーディオでも可能です。可能性、無限大ですね。

コード進行が変わったら、ベースラインを考えられないという方は、ルートだけ弾いているベースラインを同様に設定するのも面白いと思います。

ファンク、ブルースなどではドミナント7th系統のコードだけで出来ている曲は山のようにあります。一般的なブルース進行はドミナント7thだけで構成されていますし、ファンクなどはI7で展開だけⅣ7になるものもあります。

ソウルだとⅠmaj-Ⅳmajのvamp(同じコードを繰り返す)なども多くありますね。

マイナー7th系統中心でアプローチするのはジャズ・ファンクなどでは多いですね。これなんかほぼマイナー7th系統です。

他にも例あり。

一つのコードを弾けるようになるだけでも、可能性が無限大に広がるのはおわかりいただけるのではないでしょうか。

そして、時間がなかったからやりませんでしたけど、リフなんかでも出来るわけですね。ロックやファンクのリフ中心の曲なんかもこういうアプローチで作れるものはたくさんあります。

アレンジメントに録音した時忘れてならないのは、「アレンジメントに戻る」を押すことです。でないとアレンジメントにあるものが再生されません。

アレンジメントに書き出されたもの、どうしてもタイミングがうまくいかないという場合は、どんどんアレンジメントで編集してからまた、シーンに書き出せばいい。

動画やったように、コード進行を作ってから、あらたにアレンジメントでフレーズを加えたりすることも出来ますから、コード一つ弾けるようになるだけでも格段に世界は広がると思います。

そして、Ableton12ではMIDI変形もやりやすくなったわけですし…演奏に拘る必要はないと考えます。

コードの動きは良いんだけれど、ガチャつくなあというならMIDIなら編集し直せばいい。演奏能力がなくても出来ることはたくさんあります。

平日は時間がないから、お気に入りのクリップをセッションビューに投げ込んで組み合わせを考えておいて、休日にクリップの組み合わせを考えたり、コード進行を再生しながら試していい形になったら録音。タイミングが上手くいかなかったら修正すればいいですね。

それも難しかったら、クリップを持っていくのも手です。ライブパフォーマンスするわけではないのなら、セッションビューからアレンジメントにD&Dでクリップを持っていけばいい。

色々構成作るところまで説明できればよかったのですが、時間が長くなりすぎるのもあれなので説明しませんでしたが、「時間を新規シーンへと統合」してセッションビューに戻るフローは特にオススメです。

コード進行を作って、ギターのフィルインが1小節の4拍から始まるのがかっこよかったとしましょう。

この組み合わせは良いけれど、もうちょっと他の楽器との組み合わせを考えたいという時、アレンジメントだけで作業は厳しいですよね。いろんなトラックが増えたりするときにはやりにくい。

セッションビューで毎回ギターのフレーズを4拍目から再生するというのも怠すぎますよね。でも「時間を新規シーンへと統合」すると、ギターを4小節ループに書き出してくれます。

ちゃんと4拍目から再生されているのがわかるだろうか。また、オートメーションのオン・オフなども記録されている。

セッションビューからアレンジメントへの録音は、更に可能性があると思います。

例えば、コード進行を1小節ごとに切り取って、クリップにしてアレンジメントに録音すれば、コード進行を作ることが出来なくても曲になりますよね。更にそれで作ったコード進行をひとまとめにしてから今度は音域をマッピングしてまた録音してみるなんてことも出来る。

これこそ、ヒップホップやハウスがやった手法ですよね。Abletonはルーパーでありサンプラーであり、MTRであり、シンセであると言っているのはそういう意味です。設計思想が他のDAWとは根本的に違うからです。

SMFがあるので、それをコピーして1小節ごとにクロップなんて手法も考えられますね。
理論書全部読むのが難しくても、いい感じのコードやフレーズの譜面など手がかりがあれば、広がる可能性はあると思います。

演奏できたら楽しいけれど、演奏できなくても楽しむ方法はたくさんあります。これはAbletonの良いところですね。

今後の予定とメモ

受け入れ体制が整ったので、Discordの案内ペースはあげていきます。現在お待ちいただいているみなさんも5月中にはご連絡差し上げることが出来ると思います。

参加をご希望の方は利用規約を御覧頂いたうえで、メールかDMでご連絡下さい。

Discordについては当初と比べてかなり充実してきました。

5月になったら、Nitroプランに上げようと思っています。赤字幅も増えちゃうんですけど…

音質、画質が良くなるのは、質問や交流の促進になりますし、小さなプロジェクトファイルくらいなら共有できる。それなら友の会の技術レベルももっと上がるだろうし、楽しんでもらえるかなと。Abletonユーザーの集まりだとこういうのは簡単にできますしね。

ファンク系なんかは全部あげてもいいな。自分がやってるようなものはもう技術継承がなくなってしまうだろうと思っているので。師匠ならやっただろうことは自分もやる。

あと、ブログももうちょっと赤字幅を縮小したかったので、Adsense自動広告にしたんですけど、全画面表示など我慢ならなかったのでオフにしました。

友達への手紙やメモと思っているのに広告だらけだったらおかしいですからね…

ですので、物販やPluginboutiqueなどプラグインを買う際には当ブログからご購入いただけると大変助かります…

やっぱり青汁しかないかなあ。Noteで離婚から立ち直るTipsとか書いて売れば良いんですかね…アイデアあれば。

電子書籍は作っても良いかなと思っていますけれど。

Discordのマニュアルは作った。次はファイル共有はプランをあげたら可能になるので、そこまでいけば一段落ですね。

次回、フォローアクションの基礎をやって長かったセッションビュー編は一段落でしょうか。

フォローアクション、ライブパフォーマンスなら役に立ちますけど作曲では必ずしも必要ないんですよね。

アレンジメントに持っていけばすみますし。今回やり残した、セッションからアレンジメントに持っていく方法をあわせてやれば良いかもしれないですね。

その次はヒップホップ編ですけど、ちょっとベースを付けることに関してはテーマが大きいなと思ってます。Discordでもちょっと話題になったんですけれど。

コード聞いてベースつけることは演奏できる人間ならすぐ出来ますけど、演奏できない人にはちょっと難しいかもしれない。耳がいい人は楽器が演奏できなくてもさっと出来ると思いますけど。

問題点をいくつかに切り分ける必要があるように思います。

便利なツールや回り道に見えてもある程度の理屈知ってたほうが、サウンドしやすいものを見つけられるので、その難しさと対策方法なんかはやっても良いのかなと。

1ヶ月集中すれば今後ずっとやり方がわかったりしますしね。

音楽を続けたいのに、そこで躓いてしまうのはもったいないと思うので。

Ableton友の会Discord、会員の皆さんのお陰で、非常にモチベーションをもらえています。いつもありがとうございます…

知識を共有することに惜しみがない方が集まっているので、ここにしかないだろうという情報や知見が集まってきました。

質問や、M4L,プラグイン、最近聞いている音楽など、作風を知っていると、おおとなることが多いんですよね。

自分にとっていままで単に情報でしか無かったものが意味があるものになるというか。

トラブル情報やドラムどうやっているなどテクニカルな情報もたくさん集まってきました。このいい雰囲気を崩さないまま環境を整えていきたいです。

お互いに敬意をもって安心に交流できる場所は大事ですね。

無理なく音楽を続けるというのは、モチベーションを得られることは非常に大きい。自分ももうやりたくない仕事はやめて自分の音楽に最後は集中したいなと思うようになりました。

前回の友の会の配信から、次回の配信まであったことをまとめるのはなかなか感慨深かったです。

2週間かそこらでこんなに情報が集まると思わなかった。情報の整理は課題なので、楽しんでいただけるように工夫を続けていきます。

また、プラグインやPackなどについては記事を追加していきます。

ギターはAmproom.ベースはMODOBASS2、オルガンはIKのB3、Session Horns2は軽くて重宝してます。ファンク、ポップス系で操作も簡単で気に入ってます。

Shaperbox
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Abletonでも出来るけれど、遥かに早く変態的な事もできる。エンベロープ自由に掛けられるし視認性が抜群。チェーンを見るだけで勉強になります。Duckerとしてもすごく便利。多分最近のR&Bでもこれ使って処理してるんだろうというのもいくつか聞きました。

友の会Discordで、良いよねと話題になりました。

脅威の4サンプルなので、掛け録りできる。LA-2Aと1176については記事は書きたい。スネアに掛けてパッカーンというようなものを作るのが有名かもしれないけれど、ギターやベースにかけてもなかなかいい感じです。

友の会Discordでは全く話題になっていないけれど、Softube大好きおじさんなので他のコンプについても書きます…

友の会会員の金子さんおすすめのM4L。プラグイン情報の交換なんかも楽しいんだよなあ。

MIDIBOYさんも詳しいのでいろいろ勉強になっています。

みなさん隙があると買わせようとしてくるので、ある意味危険です…

ハードももう買わないと思っていたのに決意がゆらぎそうになりました…

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