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Ableton Liveでギターを弾くのは楽しい アンプ編

Ableton
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Ableton Liveでギターを弾くのは楽しい アンプ編

暑いですね。皆さん、お盆休みですか。羨ましい。羨ましくてハゲそうです…

さて、話はいきなり変わりますが、時々、私はブログで検索語句を確認するようにしているんですね。

そうしたらわからないところを潰せる。知識が障壁になっているなら、それは取り除きたいと思っています。

誰かが知りたい情報は他の人も知りたい可能性が高い。

私自身が情報が足りなくて困っていましたからね。

私が分かる範囲でしたら、書く。分かる人が多くなればその人の音楽を出来る時間が増えると思いますので。

そういうわけでブログの検索語句を確認すると「Ableton Live ギターエフェクト」で検索されている方がいらっしゃいました。

ですので、意外に紹介されないAbleton Liveのエフェクトはギターにも使えるよというのを話していきます。

ギターエフェクトといった場合、アンプシミュレーターのこともギタリストだと知りたいと思います。

ギター目線でみても、Ableton Liveの機能やPUSHを組み合わせるとものすごいこと出来るんですよ。実は。

実は、Ableton Liveは超高性能エフェクターでもあります。

Ableton PUSH2、フットスイッチと組み合わせるとマルチエフェクターの感覚で切り替えれる上に、パラメーターをAbleton PUSH2の画面で調整できますからね。

パフォーマンスしたい人には使えると思います。

ちょっと設定の必要はありますけどね。希望があれば書きます。

私は元ギタリストなので、現役バリバリのみなさんとは見方が違うかもしれませんが、ご容赦ください。フィンガードラマーやからね…

とくにギターサウンドは好みが大きいので、客観性をいくら求めても客観的には書けないですからね…

あくまで私の一意見として、読んでいただけると嬉しいです。

ですので、私の好みを説明しておきますね。

私はジャズ、ブルース、ファンク、ソウルが好きです。
ギターで演奏する時好きなジャンルですね。ブラジル物も結構やってたんですけど、その時はガット弾くほうが多かったんで、エレクトリックギターについての好みですね。

私の場合、基本的にはアンプ直。ジミ・ヘンドリックスみたいなのやるなら歪ませますけど、現代的な歪みじゃないですね。クランチはアンプで作ります。あとは、スライドやる時に歪ませるときもありますかね。

エフェクターはワウがあれば充分。リバーブは音色の一部と捉えてます。トレモロもそうですね。昔のゴスペルとかだとトレモロ使うのたくさんあるので。

コンプは曲調によってです。ギタリストだとコンプで細かい歪みを作る方もいらっしゃると思うんですが、そういう使い方はほとんどしないですね。

コンプ使う場合は、バキバキの音色でカッティングするときくらい。ロングトーンを作るときのコンプの使い方もまあ、スライドでちょっとやるくらいですかね。

フェイザー、フランジャーはシングルノートのカッティングで使うことあるくらい。コーラスもアレンジで必要だったらやりますけど、あんまりやらない。ピッチシフト系統はあんまり使わないです。

こういう超じじい趣味ということを留意して御覧いただけたらと思います。

追記:2019/06/17

演奏した場面つけたほうがわかりやすかったですね…

エレピはLive10 Suite付属のElectric Keyboardです。

Ableton Liveの場合 Suiteが必要

今のDAWだと、アンプシミュレーターなんか普通に搭載してますよね。

Logicなんか付属のでもいいですもんね。

なんですけど、LiveはSuiteしかついてないです…

別売でAmpというエフェクトが購入できますけど、私はSuite買ったほうがいいと思っています。Suiteなら他のエフェクトも付いていますし。

そして、Packがかなり優秀なんですよ。

Packというのはちょっと他のDAWを使っている方にはわかりにくいと思うんですが、拡張音源集のようなものです。サンプルとかいろいろ入っています。

DrumrackでつくられたKitも入っていますし、アイデアの取っ掛かりにするのも非常に便利です。

私の場合、アンプサウンドってスプリングリバーブのサウンドが大きいんですよね。

リバーブユニットやテープエコーをギタリストだった時代はもっていました。ポリトーンのリバーブはよく壊れました。まあ、持ち歩けるアンプだったのでぶつけたりしたことも多いんでしょうけど…

で、Suiteの場合AMPというエフェクトとCabinetというエフェクトがありますが、これだけでは、いわゆるフェンダーのトーンにはなりません。

スプリングリバーブがないからです。

スプリングリバーブは音質に大きな影響があります。

古いブルースとかファンクとかソウルとか、ジャズもそうですね。リバーブサウンドの占める割合は大きいと言ってもいいと思います。

でも、実は全く同じではないですけれど、やる方法があるんです。

Max for LiveがSuiteだと使えるのですが、そのなかのにConvolution Reverbに実はスプリングリバーブがあるんですよ…

スプリングリバーブのIRデータがあるので、それを使えばいい。Max for Liveはアホみたいに負荷がかかるものもありますけど、これは十分実用範囲です。

あと、パフォーマンスするときにとんでもない飛び道具がMax for Liveにはあるので…

AMPは地味だが出来る子

Ableton純正のものは、シンプルさを徹底しているので、物足りさを感じるかもしれませんが、これ、モデリングでなかなか出来る子なんです。でも、なんのアンプモデリングしたかわかるかなり攻めてるデザインですよ、これ…

まあ、私はLiveの付属音源だけでやる時はこれしか使わないですね。

ギタリストならみんなわかるのでは…

これもイギリスの世界で一番有名なバンドが使ったアンプですね。攻めてますね…

どこのスタジオでもあるんじゃないでしょうか。

私はコンボタイプのもの持ってたな。

うーん。攻めまくってますね…。怒られるギリギリのラインを攻めるAbletonはなかなかですね…

プラグインと言えばリッチなグラフィックがあると、嬉しいですけどね。

まあ、Amplitubeと比べると見た目は寂しいです。

でも基本的なアンプは網羅してます。Softubeとの共同開発なんですね。見た目はシンプルですがなかなかですよ…

AmplitubeもAmpもモデリング系統ということですね。

CABINETを組み合わせてはじめて威力を発揮する

ギターアンプは箱鳴りが音質に与える影響は大きいですね。

AMPだけだと、当たり前だけれどヘッドだけなんで、真価を発揮できないです。

スピーカーとマイクの配置、マイクの種類ですね。パラメーターは少ないのは余計なことを考えなくていいと言うメリットがあります。

じゃあ、実際比較してみよう

ということで、ちょっと比較してみましょう。

もちろん、AmplitubeとAmp+Cabinet+Convolution Reverbでは設定できるパラメーターが違いますので、同じボリューム、バランスには出来ません。大体同じくらいかなというものでざっくりやってみました。

普段はDeluxe Reverbを使いますが、今回は比較できるように TwinReverbですね。

  • Volume5
  • Treble5
  • Middle7
  • Bass4
  • Reverb3

Roomはカット。今回はダイナミック(SM57)でやりました。軸は揃えてあります。まあ、こんなマイキングでとる人は少ないと思いますが…

では、Ableton Live側の設定です。

AMPの設定です。

  • Gain6.51
  • Bass5
  • Middle7.06
  • Treble5.16
  • Presence7.62

Cabinetの設定

  • 12*2
  • Near on Axis
  • Dynamic

Convolution Reverbの設定

09springs→Cab and Springです。

動画

では、まずAmplitubeからです。

Fenderのライセンス受けてるAmplitubeは流石にそういう音ですね。フェンダー系はやっぱりいちばんよく出来てるように感じますね。他のプラグインだと、ちょっと潰れてるのが多いので、ああ、違うなと思ってしまいます。実機でたくさん使ってきたので、Fenderに関してはうるさいかもしれないですね…

では、Amp+Cabinet+Convolution Reverbの動画です。

これもありですね。私はこれならアンプのバリエーションとしてありだと思います。人によってはこっちのほうが好みという場合も多いのではないでしょうか。

まとめ

比較で一応やってみましたが、これ、そもそも比較にならないんですよ。すみません…

Amplitubeの方がモデリングしたのはいわゆるBlack FaceのときのTwin Reverbです。

Softubeがモデリングしたのは銀パネと言われる時代のTwin Reverbをモデリングしているのでアンプとしてはかなり違います。

クリーンからややクランチくらいのトーンならフェンダーのアンプの特徴は両方のモデルで共通しているので、そういう音色にしてます。

ピッキングで歪ませるために、ミドル多めにしてますけど、実際のレコーディングならローもミッドももっとカットしますけどね…

ボリュームも2つ均等ではないですから、受ける印象は違うと思いますが、思いのほか使えるという印象ではないでしょうか。

こういうのも、アンプの知識や奏法の知識、エンジニアリングの知識があれば付属のもので相当作れるんじゃないかなと。

ギター2本とか、楽器が多いなら私はAmpの方を使うかな。Stomp I/O買ったので、ラック化して、ワウはSTOMP I/Oでコントロールしてもいいなと思ってます。

あ、ちなみに、Amplitubeでやるよりずっと簡単です。

Rackの概念がわかると、Ableton Liveは超強力なエフェクターになるんですよね。STOMP I/Oは最近、高級MIDIコントローラーとして使うのがいいんじゃないかと思い始めました…

希望があれば、マルチエフェクターとしてAbleton Liveを使う場合の設定も書きます。STOMP I/Oはフロアタイプのマルチエフェクターとしては一番ギタリストにとって自然に使えるはずです。

まあ、Kontaktのキースイッチを足で切り替えたい私にとっては、Softstep2が多分一番いいとは思うんですけど。

Ableton Liveでギター弾くのも楽しいですね!

オーディオの入力もMaschineでやってるんですけど、USBの問題か、STOMP I/Oで入出力同じにするなら64サンプルでも余裕なんですけど、inputだけSTOMP I/Oにすると認識できないことがあるので、高級フットコントローラとなっていますが、満足度は高い。iPadに繋ぎっぱなしにしてミキサーとつなぐのもありですね。

私は脳筋なので、Kontaktの音源もリアルタイムで弾きたいんですよね。STOMP I/OはCCとプログラムチェンジは出力できるんですが、MIDIノートナンバーは出力出来ない。これなら出来るんですよね。右足は結構動くので、手が昔ほど動かなくなった私にはいいかなと思ってます。


追記:2019/06/17

フットコントローラはこれになりました。やっぱり元ギタリストなんで、足でコントロールしたいんですよね。HelixとかPOD持っている人はこれでもコントロールできます。かなり面白いことできるんですが、日本語の情報は多分自分のものしかないですね…FC1010も昔使っていたんですが、何も設定なしにアレンジメントビューで使えるのはメリットだと思います。

追記:2023/02/05

より、詳細なエフェクトまで含めたサウンドの作り方の記事です。

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