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Roy Ayersタイプのボイシングを覚えてクールにきめよう

押して覚えるコードとスケール
この記事は約3分で読めます。

またもや頭が悪いタイトルですね…マイナー7系統をうまく使ってモーダルなものもうまくてハイブリッドコードを多用する第一人者といえば、Roy Ayersです。これとか、ロジックがわからないとどこでモーダルインターチェンジしたかわからないんじゃないでしょうか…

そして最後、何故Dm(9)に戻れるか謎かもしれません。パッドなら気づくかもしれませんよ。フフフ…

Herbie先生とRoy Ayersがこういうモーダルインターチェンジの達人ですね。

今回はネオ・ソウルなどにも多大な影響を与えたRoy Ayersがよくやるようなボイシングを取り上げます。

覚えて楽しみましょう…

コード進行はシンプルです。でもないか…

Dm7(9) Bbm7(9) Gm7(9)Cm7(9)Am7(9) Abmaj7onBbです。

Roy Ayersのボイシングの特徴は、クラスターを多く作ることです。半音でぶつけるところを多く作るってことですね。そして、クールさを出すために、同じコードの形を平行移動します。

鍵盤なら普通ボイスリーディングを考えてなめらかにつながるようにするものだけれど、意図的にやるわけですね。ギタリストならやるけど、鍵盤だとあいつはわかってないとか怒られが発生するかもしれません。でも、かっこいいから問題ないですね。

コードをサンプリングして動かすようなハウスやヒップホップと相性が良い手法というのはよく分かるのではないでしょうか…

あとは、ハイブリッドコードの多用です。でも、ちょっとボイシングが普通ではやらないようなことをやります。すごく個性的ですね。

Dm7(9)

右手で173ボイシング、左手で9thと5度を押さえます。ネオ・ソウル系などでもよく使わるボイシングです。9thとm3が半音でぶつけてます。よく使いますね。

9thを押さえないパターンもよくあるので、覚えておくと応用が利くと思います…

Bbm7(9)

Gm7(9)

Cm7(9)

Am7(9)

Abmaj7onBb いわゆるハイブリッドコードです。

メジャー7thのルートの全音上をベースにするハイブリッドコードは、R&B,ファンクなどではよく使われます。ポップスなどではドミナント7thの代理として使われることが多いですけど、ソウル・ファンクなどではもっと色々な使い方がされますね。

Roy Ayersが特徴的なのは、クラスターを作るために、Abmaj7のルートの半音下に長7度をおいていることですね。ダブリングしないのが普通だと思うのですが、Roy Ayersは結構やってますね。特徴だと思ったので取り上げました。

クラスターを出来るだけ作るというコンセプトでボイシングをすることも多いように思います。

かっこいいボイシングで弾くのも楽しいですね!

ハイブリッドコードについて知りたい方はこちらの記事を御覧ください…

173、137のシェルはパッドでのボイシングではもっとも基本になるものです。

 動画のほうが細かく説明していますし、音が出るので良い方はこちらを御覧ください。

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