楽しかった…
楽しすぎる…
2018/04/29に第一回パッド研究会を行いました。
DAWも特に縛りなし、パッドがあるものでみんないろいろ鳴らして遊ぼうという試みでした。
フィンガードラミング(指ドラム)がめちゃくちゃ楽しいですが、なかなか情報ないですよね。で、私はサイトでいろいろ取り上げてきたわけです。
前回はPUSH研究会という形でやりました。kazuhikoさん(@kazuhiko1x9x7x4 )さんPUSH研究会という形でやったわけです。
二人で交代交代で一トラックずつ作って行くというやり方がこれがものすごく面白かった。
Ableton PUSH2を軸にしながら、いろいろなパッドを持ち込んで、ゆるい情報交換や一曲作るという形にしたら楽しんでもらえるなと思ったんですね。
はじめは自己紹介して、それから、ループをチョップしてからフィンガードラミング、最後にみんなで1ループ作るくらいのことを考えていました。
Ableton PUSH2やMaschineをフィンガードラミング用にセットアップするのもいろいろコツがあるので、そういうのも共有できたらなと。
で、募集しました。一人も来なかったらどうしようかドキドキしていました…
だって、パッド好きな人って、怖そうやろ…
自分はシャイやしね・・・
そう思っていたんですが、みんなフレンドリーに接してくれて楽しく出来ました!
Nさん(@pupu900)、Rippin’Dotsさん(@RippinDots)、小倉さん(@_ogura)、もやしんさん(@moyasin_e )、アイアムリザルトさん(@iam_result )、ゲスト講師としてスペカンさん(@MPC2Z )そして私の7人で行いました。
写真撮ってなくてすみません…
浮かれていたのと機材のセットアップで精一杯やったんや…
ちょっと早くにスタジオに入れたのでセットアップ。
私はMacとWindowsの人がいるだろうと思って、ノートPC2つと、MaschineとPUSH,MPDを持ち込みました。
アイアムリザルトさんはiPhoneの様々なアプリに加えてDR880
NさんはMPC STUDIO
RippinDotさんがBeatstepと見事にパッドだらけ、しかもケーブルが足りなくてRippin’さんが接続できないという不始末。すみませんでした…
次はもっと机を用意してもらうことと、ミキサーは持ち込みですね。アイアムリザルトさんがミキサー持ってきてくださったんですが、それでも足りなかった。
セッテイングしながらお互い自己紹介。
次にスペカンさんにフィンガードラミングのレイアウトと考え方を話してもらいました。
事の発端は、これ、普通にセッティングして1ループ作ってるだけだと、時間余るし、楽しくない。どうしたもんかと。
そういう時は友達に頼ればええんやよ…
フィンガードラミングでレイアウトや指の使い方を理論化しているのはスペカンさんです。話を聞ける場所を作ったら、みんな勉強になるし、楽しくなると思ったんですね。で、泣きつきました。
「え、俺なんかべつに。大したことしてない。簡単っすよ。当たり前のことしかしてない。」と渋るスペカンさん(変なところで謙虚なんです。)を説き伏せました。
スペカンさんが考えたクロスレイアウトや、フィンガードラミングにはダブルストロークは存在しないことなどいろいろ話してもらいました。
レイアウトの問題はフィンガードラミングで凄く大きいですしね。
細かいパルスを表現する時の指など、スペカンさんしか到達していないだろうところを喋ってもらうことにしました。
動画は小倉さん(@_ogura)さんに撮ってもらいました。人に頼りっぱなしやな…
特にドラムで言うところのダブルストロークはないから、指二つを使うというところはみなさん、びっくりされたんじゃないでしょうか。
ベロシティ問題、ゴーストノート問題などいろいろ二人で話していることもあるんですが、いずれ話してもらいたい。
新しい楽器であるフィンガードラムをやるための考え方や、練習の仕方など、盛りだくさんの内容でした。もっとたくさんの内容があったのですが、この動画だけでも雰囲気はわかってもらえるのではないでしょうか。
特に、練習の考え方は、何回聞いても凄い。スペカンさんの凄いところは、うまくなるにはどうすればいいかという見極めが凄く出来るところなんですよね。
ものすごく理路整然としている。本当に教えるの上手ですからね。一見効率よく見える方法が、非効率かもしれないというのは、深く考えていないと出来ないですからね。
ここからは暫く、それぞれの機材であそんでもらいました。
XpressPads方式、ディビッド・ヘインズさんのセットアップなどMPDにはさまざまなレイアウトを設定して持っていきました。
NさんにMPCのことを教えてもらったり、みんなでそれぞれ交流してもらいました。
それぞれ交流っていい言葉ですね。勝手にみんなパッド触って話してただけなんやけどな…
私はPUSHの機能説明を小倉さんにしたり交流を楽しませてもらいました。とくに、Live10のcaptureは強力なので、良い感じのフレーズが出来てから、Captureというのはみんなで遊ぶ場合はありですね。
部分的にセッションしたり、カオスと言えばカオスでしたね。周りから見たらパッドだらけで、みんなニヤニヤしているという…
やばい奴らばっかりや…
アイアムリザルトさんがいろいろMPDやMaschineを触ってみたいと仰っていたので、気軽に叩けるEzdrummerを試してもらったりできたもの良かったですね。
小倉さんやもやしんさんとPUSHのスケールモードについて話せたのも楽しかったです。
もやしんさんはダイアトニックのhorizontalで演奏されるので、クロマチックの4度配列で弾く私とは全然違って面白かったですね。本当におんなじ機材を使っていても作り方も違うし、フィンガードラムだと全く音色もフレージングも違って面白いんですよ。
で、最後の30分はループを作ろうと言う試みをやりました。
トップバッターはNさん。
PUSHのドラムのシーケンサーの概念をその場で説明して、2小節のループを作ってくれという無茶振りをしたのですが、さらっと作ってくれました。
PUSHが簡単というのもありますが、すぐに格好いいドラムを作れるのはさすが。
Nさんも「簡単、簡単、何も考えてない。」を連呼していましたが、やっぱり簡単詐欺の人でした。楽しかったなー。サンプルの組み方の考え、めっちゃ勉強になりました。簡単と言っている人が一拍半でオープンハイハットとかいれんと思うで…
次に小倉さん。小倉さんは楽器を演奏されないということでしたので、交流の間にPUSHの三度配列でコードに弾き方をマスターしてもらって演奏していただきました。
3度配列にすると、縦一列、横一列といった形でコードが演奏できます。テンポをちょっと落として録音してもらいました。良い感じのコード進行を作ってくださいました。こうやって、簡単に演奏しやすいように出来るのもDAWならではですね。
Nさんがハイハットの裏打ちをいれたパターンで、小倉さんの弾いたものはハウスのようなコード進行でした。
もやしんさんには、ベースラインを弾いてくれとまた無茶振り。
私はハウスで使われるような音色のベースの音色を選んでもやしんさんに弾いてもらいました。
譜面がないわけですから、無茶ぶりも無茶ぶりなんですが、もやしんさんは器用にレイアウトを切り替えていらっしゃいましたね。
普段自分の使ってらっしゃるレイアウトで音を確認して、NoteRepeatを使ってベースラインを作ってもらいました。NoteRepeatをベースに使ったことなかったので面白かったです。
これだけでも結構良い感じになっていて、Rippin’Dotsさんにはエフェクトをお願いしました。ピアノをEchoでグニョグニョにして全く別物に変えてくれました。Rippin’Dotsさんに申し訳なかったのは、PCが処理落ちしてしまったこと。マシントラブルがあるなか上手くまとめてくださいました。
処理落ちしてしまったので、ここからはプレイヤーの二人にフィンガードラミングでインプロしてもらいました。
アイアムリザルトさんは、私が見たことがないようなスタイルで、口あんぐりでした。DR880を使う時点で普通とは違うわけですが、あの小さなパッドでラテンフィールの物を簡単に叩いてい驚愕。
あの小さなパッドでベロシティコントロールされるのは凄かったです。iPhoneでレイテンシーがあっても普通に叩いているのは、もう凄いというより、ただの変態でした… 凄い変態?
スペカンさんにはまたも無茶振りして、PUSHの64パッドのDrumrackを叩いてもらいました。
アイアムリザルトさんはDR880やiPhoneのアプリの飛び道具でのセッションとテクニカルなものを披露していただきました。
スペカンさんはやっぱり流石で、初見のパッドでも2,3分音の位置を確認すれば叩けてしまうんですよね。おかしいやろ・・・
途中でMaschineで叩いてもらって、無理やりまとめてもらいました。
私の手際が悪くなければ、もっと楽しく、最後のループが作れたので、次はもっと手際よくやります。
Wifi環境を作って、Linkでいろいろやるのが一番無理がないかな。それとPCを買わないと。
そのあとは高田馬場コットンクラブで懇親会。
私はNさんからいろいろサンプリングの時の考え方を教えてもらって大満足。
小倉さんともたくさん話出来て楽しかったです。
アイアムリザルトさんに、パーカッションのいろいろな話も聞かせて頂いて楽しかった。
17:30から懇親会だったんですけど、22:00まで話して食べて飲んでましたからね。
楽しかった!
アイアムリザルトさんに次回は全員で一斉セッションやと鬼のようなリクエストを頂いので考えます。笑
楽器が出来なくても出来るやり方もありますし、フィンガードラミングの考え方、一斉セッション、1ループ作るなどもっともっと広げられそうです。
スペカンさんにはフィンガードラミングとドラムの違いとかもっと喋ってもらいたいことがたくさんあるので、また参加してもらおう。
楽しかったです!
本当、社会人になったり、一人で音楽を作っていると、行き詰ることがあると思うんですが、他の人のいろんなやり方をみると、たくさん刺激がもらえます。
一緒になにかやってみようという気持ちにもなりますよね。
気になっている機材も、店頭ではじっくり触るのは難しいですけど、こういう場ならゆっくり触ることも出来ますし、情報交換も出来る。
ぜひ、遊びに来てください!
フィンガードラミング、楽しいですよ。パッドフレンズのみんな来てくれてありがとう!
次回用メモ
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