PUSH勉強会41回目
PUSH勉強会41回目をBun5さん(@bun5jp)と行ったよ。
2019年29回目。目標50回。進捗率58%
9月までには50回達成してしまいたいな…
Bun5さんと勉強会は2回め。第4回のパッド研究会にも参加してくれた。イケメンで映像もできる。DJもできる。
モテ散らかしているに違いないわ。
Bun5さん、どんだけ悪いことしてるんか心配や…
格好ええな…イケメンでかつサイトもスタイリッシュ。
絶対に悪いことしとるはずや…
パッドはモテるということが証明されとるな。
この3人でDJとVJとライティングをライブされたりするらしい。近くやったら是非遊びにいきたいわ。
神楽坂でライブあるらしいんで、また続報あったら、リンク貼っておくよ。東京戻りたいわ…
前回のBun5さんの記事はこちら
前回の勉強会の記事はこちら
まずは聞き取り
今回はテクノの打ち込みということで、どういう作り方しているかというのを二人で考えながら遊んでみたよ。
セッションビューとPUSH中心でどれくらいできるかというのを考えながら二人でやってみた。
やったこと
- ドラムの音価
- ドラム譜と普通の譜面は違う
- Browse
- グライドとは
- ポルタメントとは
- アナログシンセにはフィルターがある
- フィルターでカットする
- EQ3でカットする
- もともとあるフレーズを変換する
- メロディックシーケンサーでベースラインを打ち込む
- グライドがかかるように、音を重ねる
- カットオフとレゾナンスのオートメーションを掛ける
- アルペジエイター
- Duplicate
- セッションビューからアレンジメントビューに録音
- セッションビューからアレンジメントビューに移すには 選択してTABキー
- Double Loop
- Rec.Quantize
- Beatrepeat
- Userモードクリップの挙動 Sceneに設定
- コードの打ち込み
- 音色を変える
- ループの再生範囲を変えてドロップ的なものを作る
- ループ範囲の変更はカーソルで
- Mute
- Solo
- StopClip
- マスタートラックにフィルターを入れる
- simperのグライド
- Newキー
テクノ的なアプローチを二人でやってみた。4つうちからやっていって、それから、パーカッションのループを使う。どんどんオートメーション掛けたり、バリエーションを作ったり。アルペジエイター使ったり、音色を変えたり、抜き差ししたり。
一番PUSHが得意なやり方かも。
メロディックシーケンサーは、普通のコードがあったりするものには使いにくいけど、テクノの場合は1モードでやったほうが格好いい場合が多いよね。
音名や音符を考えるよりとりあえず打ち込んでどんどん変化させていくほうが面白い。
Ableton PUSH2はこういうのはめちゃくちゃ得意なんだよね。ミニマルなやつなんか、バンバンDuplicateしてバリエーション作っていくのは簡単。
自分が普段やっているようなハーモニー重視の音楽とは全然違う。こういうのは重たいハーモニーはいらない。
どっちも面白いよね。音色の音楽と譜面の音楽。
譜面ベースで考えるのが面白いものもできるし、そうでないものも簡単にできる。
オートメーション細かくやったり、その場で構成を作ったり、サンプルをいろいろいじったりするようなのは、別の方法論だから。
譜面より音色。自分はこういうところは譜面に比べると圧倒的に弱いから、Bun5さんと一緒に遊んで楽しかったよ。
で、説明したあとにBun5さんにやってもらった。
Bun5さんの理解の早さは前回もびっくりしたけど、今回もたまげたよ…
グライドに関しては後で説明したから、やってないけど、もうすぐに出来ると思うよ。説明して30分位でこれやもん。びっくりやわ…
Bun5さん、抽象化の能力が異様に高いんだよね。やったら理論も大好きやと思うけどな。楽しいですよ。コードも。フフフ・・・
音ありだよ。トラックメイキングなう。 次のDJくらいで自分の曲一曲くらい挟みたいすなーー
push2 改めて、覚えるとめっちゃやりやすい。 pic.twitter.com/G2QtVDslte
— bun5 (@bun5jp) March 9, 2019
PUSH以外のPCの操作も覚えたほうが早いはずです。
今回、サンプルに関してはポリリズムになるような始点やループの調整しかやらなかったですが、このあたり見たらBun5さんならすぐわかると思います。笑
サンプリングについては、考え方を理解できれば適用範囲が非常に広いです。Bun5さんは好きなはずです。笑
セッションビューは使い方次第で結構とんでもないこと出来ます。Bun5さんはこういう悪いこと出来るの好きなはずです。でも悪いことばっかりしていては駄目ですよ。フフフ…
抽象的なのが大好きなBun5さんは確率で変化させるPACKには大興奮のはずです。これだけ聞くと変態みたいですね…
アホなエフェクトたくさん入っていて楽しいですよ。この記事にリンクが張ってあるPACKはどれもダウンロードしておいて損はないと思います。
シンセの歴史など、参考資料になるものはまた、少しずつアップしてきますので、お待ち下さい…
動画も付け足したほうがいいものあったらおっしゃってくださいね。
考えたこと
Bun5さんの場合は、操作を覚えるのや概念を理解するのがびっくりするくらい早い。
勉強会では、大体、3回は同じ操作するように説明するんだけど、前回ほぼ1回で出来たから、冗長な説明はしなかった。
基本と適用の考えかたに注意しただけ。
やってもらったほうが早い人だからね…
映像の専門家ということもあるんだろうけど、勘所を掴むのが早い。
だから、何を調べればよいかわかったらいいだけなんだよね。
Bun5さんが今回こう言うのでやってみたいというもののジャンルの名前がわかりさえすれば、あとはシンセやエフェクターの知識があれば作れる。検索スキルも持ってみえるしね。
「これは何の効果をもたらすのか」ということを意識さえしたら出来るようになるはずや。
PUSHの操作的なところでは、構成を作るDouble LoopやRec.Quantizeや、セッションビューとアレンジメントビューの関係くらい。
あとは、マスターにフィルターさしてみるとか、オートメーション掛けてみるとかも概念わかったらすぐやった。
アルペジエイターなら、どのパラメーターをいじったらこうなるとか。
Duplicateの挙動を決めるSetupとかは見たら一発で理解してもらったしね。
こういうのって、正解があるわけじゃない。手法としてはこういうものがあるってわかったら、どんどん作っていけるから面白いよね。
で、今まで自分が得意な分野ばっかり勉強会ではやってきたんやけど、そうじゃない分野は勉強になるね。
正直、自分の知識も限られているから、教えるなんてレベルでは全然ない。
でも、調べ方や、自分はこう考えてやっていますよというのは説明できる。
もっとAbleton Liveの専門的なことを学ぶなら、それこそ認定トレーナーの人に習いに行けばよい。
自分はPUSHと組み合わせたり、こう考えれば、分かりやすいという価値を提供できればいいんだなと思ったよ。
自分は作曲や理論の方を勉強してきたわけで、そっちのほうが得意。PUSHを使う人としては多分珍しいと思うんだよね。
珍獣やな…
逆にだからこそ、譜面ベースのものを学びたい時の手伝いは出来る。
裾野を広げる。草の根でやる意味ってそういうことかなと思う。
コストを下げる。そうすることでもっと楽しいと思って使える人が増える。これが自分のできることじゃないか。
使えるようになったら面白い。まず、最初の一歩をなんとか出来たらなと思う。
場所やコミュニティも作っていきたいけどね。暮らしの中に音楽が無理なくできるようにというのが自分の目標だからね。
Bun5さん、抽象的な概念とか理解するのが早いから、どんどん凄いの作ってくれるはずや。
映像わかって、DJ出来てPUSHも使えるって、モテ散らかして大変なことにならんかだけが心配や…
Ableton PUSH2、いろいろ出来て楽しいな!
Bun5さん、この2つは持っていて困らないと思います。
エフェクターの全知識は、Kindle Unlimitedで読めます。サンレコ毎月買うより安いし、知識を一気にいれるには書籍の方が早いのはよくご存知かと。笑
ミックス、マスタリングなどの本もKindle Unlimitedにかなりはいっています。iPadやPCでも読めるので、本より便利かもしれません。
PUSH勉強会の人には激しくお勧めしてます。解約も難しくないですしね。
シンセ、エフェクターなど固有名詞がわかったら調べるのは容易ですので。
あと、ドラムの打ち込みを覚えるなら、これもオススメです。こういう構造かと視覚的に理解できたらバリエーション作るのも容易になるはずです。
これもKindle Unlimitedなら読めます。
Bun5さん、Webカメラよりこっちのほうが画面綺麗にできますね。iPhoneなら無料のアプリで出来ます。もし、次回やるならこれにしましょうか。笑
PUSH勉強会についてはこちらを御覧ください。
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。
費用は無料。オンラインのみです。PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
ある程度コード学ぶと、こういうのは弾けるようになります。ピアノやギターと違う可能性がありますよ!
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