前回はPUSH3で新しく搭載されたUSBポートの接続、MIDIラーンなどについて確認したこと、PUSH3のパッドについて確認しました。MPEのパッドに関しては非常にいいですね。
今回はADAT接続を確認してみました。BabyFace Proと接続してみました。
拍子抜けするくらい簡単でした。24bit 44.1khzから96khzまで確認しましたが全く問題なかったですね。
ADAT接続のメリットって、そんなにないんじゃないかなと思っていたんですが、メリットありますね。やっぱり使って試すとわかることはある。
いくつか使い道がありそうなので書いておきます。
ハードのサンプラーだと、AD/DAを変更できないものがほとんどなわけですけど、PUSH3の場合はADATで拡張できるから、最高音質でサンプリング出来る。
PUSH3をスタンドアローンで使って、できるだけハードで作り込みたい人なんかは嬉しいんではないでしょうか。
ADATのマイクプリやミキサーなどにアナログや機材を繋いでおいて、PUSH3に取り込む。ある程度形になったらPCに持っていく。細かいことをやる段階になったらPCで作業する。
PCでの作業はなんでも出来てしまうから、制限してる方が取っ掛かりやすいということもありそうです。
PUSH3になって、多様な入出力が増えたことで、いろいろ可能性は広がりましたね。モジュラーをちょっと使ってみたいという時に、CVで接続できるPUSH3は便利では?
MIDI入出力があるのも、古いハードの音源を使いたいと思う人にも便利ではないでしょうか。
もちろん、たくさんの外部機器を繋ぐとなると色々必要になりますけど、とりあえず、PUSH3があれば追加投資なしに接続できる。これはメリットですね。
Mother32みたいなテーブルトップのもの1つ加えたりするのも楽しめそうです。
Abletonの場合、External InstrumentやExternal Audio Effect Rackなどがあるので、外部音源をプラグイン感覚でつなげで遊べるんですね。
空間系やビット落とし、飛び道具はそれこそAbletonは頭がおかしいくらい充実してますし、やりたい放題です…
でも、これはIntroでは使えないんですよね…
ただ、初期状態(intro付属)のPUSH3スタンドアローンでExternal Instrrumentは使えます。
残念ながら、External Audio Effectは初期状態(intro付属)のPUSH3スタンドアローンでは使えません。
初めてAbletonを使う方で、PUSH3のスタンドアローンを購入する方はできればSuiteまであったほうが楽しく遊べると思います。
鍵盤は苦手だけどハードのシンセ使いたいという人は、64パッドでメロディやコードを弾いて外部のシンセをコントロールするなども簡単に出来る。ギタリストやベーシストは楽しめるはず。
鍵盤もパッドも苦手という人なら、in keyモード使えばいいわけですし。
ハードのリズムマシンは好きだけど、本体で打ち込みはしんどいとなったら、PUSHの超強力なDrumrackシーケンサーでプログラムもできる。
PUSH3でいろんな機器に繋ぐのも楽しいですね!
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