フィンガードラミングする時の手間の比較
やっとMaschineと音源のダウンロードが終わった。
Mikroは使っていたので大丈夫だろうと思ったら、大甘でした。MaschineはLiveに比べると使ってた時間が短いので思ったより忘れていてびっくりしました。
付属音源を使う時の手間はAbleton PUSH2もMASCHINE MK3もそれほど差はない。
MIDIコントローラー使うのに面倒くさいのは、フィンガードラミング用に配列することだと思います。
外部音源をMaschineのハードウェアで演奏しようとするから面倒くさいのであって、普通にMaschineでひとつひとつアサインするなら全然面倒じゃないです。これはAbleton PUSH2でも同じですね。
画面の情報量はMASCHINE MK3のほうが多い。
もともとの音源使うなら、Ableton PUSH2はめちゃくちゃ速いです。本体でコピーアンドペーストも出来ますし、色分けも本体で高速に出来ますしね。
バージョンアップでPUSH2はお気に入りも使えるようになったので、MaschineとAbleton PUSH2で優劣があるようには思えません。
PC操作を考えるのなら、LiveのDrumrackは、16パッドのレイアウトそのままなのでMaschineより見やすいと思います。(Maschineだと縦に並んでいるので直感的ではない)
DAWに慣れていない人なら、まずはMaschineならMaschineの音源でキットを作ったり、LiveならLiveでDrumrackでキットを作ったほうが楽だと思います。
面倒くさいのは、外部音源を使う場合です。
フィンガードラミングするためのレイアウトにかかる手間(外部音源を使う場合)
デフォルトの配列のまま叩ける人なら問題ないんですが、外部音源だと配置を変える必要が出てくると思います。
タムをそんなに使わないとか、いろいろ取捨選択しなければいけないですね。
リアルタイムでフィンガードラミングする場合は配置はすごく大事なのでみなさんもこだわりがあると思います。
外部音源を使う場合は、幾つか方法があります。外部音源にMIDIラーンがある場合は、とりあえずPADに対応するドラムを叩きながら記憶させればいいですね。Addictive Drums2を勧めるのは、とりあえず音をだすのが簡単だからです。
ただ、MIDIラーン使わずに複数のレイアウトを切り替えたい場合は、MIDIノートナンバーを設定していく必要がありますね。これで挫折する人もいるんじゃないだろうか…。
例えば、MIDIラーンない音源ですね。Ezdrummerがそうですし、Korg gadgetとかもそうですよね。ああいうものを使いたい場合は、MIDIナンバーをコツコツ設定していくしかないです。
MPD218やMASCHINEならわからなかったら聞いてもらえればお答えできるかと。設定の動画とかあればいいんだけどな。
なかったら作れば良いのか…需要なさそうだけど。
では、外部音源を使う時のレイアウトを比較してみます。まずはMASCHINE MK3の場合です。
追記:2018/03/28 これは、外部音源をスタンドアローンで立ち上げてMaschineをパッドとして使う場合の設定です。Maschineソフトウェア内で外部音源を立ち上げる場合は、もっと面倒くさいです…
Controller Editorは使いやすいです!
どこを編集しているのか分かりますし、色分けもここで出来ます。見やすいですね。
私の場合は、XpressPads方式が基本なので、レイアウトをたくさん記憶させなきゃいけない。Robさんの配列も含めると5つですかね。
- 基本系
- 右手アサイン(Xtreme用)
- 左手アサイン(Xtreme用)
- ラテン・ジャズ用
- QuestfortheGroove
これはフィンガードラミングやる際に欠かせない作業なので、ここが簡単にできるかどうかは大きいと思います。MASCHINEは使いやすい。PadのA~Eにそれぞれのレイアウトを割り当てました。
QuestfortheGrooveについてはこちらの記事で書いています。
Xpresspadsについてはこちら
では、次にMPD218を見てみます。
MPD218も簡単。ハードウェアからの読み込みと、書き込みがちょっと戸惑いますがわかりやすい部類だと思います。
MPD218は本体にレイアウト記憶できるんで、すごく便利です。
甥っ子がやっていてびっくりしたんですが、MPD218はgaragebandでもつなげてしまうんですよね。CameraConnectionKit使えばすぐ叩ける。
あ、これ、純正の買ったほうが良いです。私、純正じゃないもので動かなかったことがあります。カメラつなげるのには良かったんですけどね…
まさに安物買いの銭失いですね。
iPhoneやiPadがあればフィンガードラミングができる。そういう意味ではMaschineもAbleton PUSH2も手軽さでは勝てないです。
入門用なら、MPD218とカメラコネクションキットだけでできるセットはおすすめできますね。気軽に持ち出せますし。ちょっと外で練習しようと思ったときにも使えるのは便利です。
Maschineと違って、Controller Editorを毎回立ち上げる手間はかからないですし。
音楽以外の部分は、簡単であればあるほど良いと思います。仕事や学校から帰ってきて練習しようと思って、レイアウトの設定で時間取られたら、嫌になってしまうんではないかと。フィンガードラミングやりたいのに、そこで時間はとりたくないですものね。
Ableton PUSH2は面倒くさいです。それに比べると。
今のところ、複数の配列を使いながらやるなら、XpressPadsが配布しているMaxforLiveのMIDIエフェクトを使うのが一番楽だと思います。
Addictive Drums2なら動くのはありがたいです。
XpressPadsでダウンロードしてきて、このプロジェクトをテンプレートして保存するのが一番簡単ですね。Ableton PUSH2でフィンガードラミングをやろうとするならおすすめできます。
簡単さで言うと
MPD218>MASCHINE>Ableton PUSH2ですね。
参考になるかどうかわからないですけど、私が使っている外部音源書いておきますね。
音源は
- Addictive Drums2
- BFD3
- Ezdrummer2
です。主にAddictive drums2を使っています。
追記:並行輸入品でも大丈夫です。日本語マニュアルのリンクを以下の記事に付けてあります。
私が使うメリットは4点
- Robさんのサイトでお勧めしているので安心(Robさんのサイト翻訳してあるので、使い方を忘れても資料見れば思い出せる)
- Ableton PUSH2で使う時に楽。(XpressPadsのテンプレートが使える)
- MIDIラーンが使える(RobさんのQuestfortegrooveで設定の動画もある)
- 比較的軽い
フィンガードラミング、本当に楽しいのでここが一つの山になってると思うんです。
設定に詳しくなるのは悪くないですけど、ソフトに熟達したいわけじゃなくて、音楽をやりたいわけですしね。
私も時間多くとられたので、今ならAddictiveDrums2を勧めますね。
Ezdrumer2で設定するのは本当に大変でした。60’s southern soulというキットが好きだったので使えるようにしたかったんですが、配列違うんで、MaxforLiveで設定しないといけないんですよ。
もう、こんなのは脳筋の私には厳しい!テンプレート万歳と叫び出したくなりました。
実際はエクセルでコピーしたものを貼り付けるだけなんですけど、おっかなびっくりやりました。MaxforLiveは作るのではなくて、使う側ですしね。
使えるようにした時間を考えたらめまいがします。
とにかくフィンガードラミングやりたいんだという人はAddictive Drums2をお勧めします。
Robさんが丁寧に動画を作ってくれていますし。一応、私も翻訳してあるし、手順も理解しているので、聞いていただければお答えできると思います。
内蔵音源を使うなら、MASCHINEもAbleton PUSH2も使いやすい。
MPD218は便利。外での練習にも使えるし、私がやっていたようにMPD218+Ableton PUSH2もいいですね。フィンガードラミングだけMPD218、それ以外Ableton PUSH2のような使い方も出来ます。
外部音源が使えるようになったら楽しい。好きな音で叩けるほうが練習もしますしね。フィンガードラミング、楽しいですね!
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