PUSH勉強会44回目
PUSH勉強会41回めをsaamiさん(@saami12207575)と行ったよ。
2019年32回目。2019年の目標が50回なので、進捗率64%
9月までになんとかPUSHの情報は書き終えたい。
saamiさんは、ブログをみて申し込んでくださったんや。PUSHは買って持っているものの使ったことがないとおっしゃっていた。社会人で仕事が忙しいと機材買っても触る時間がないということはあるもんね。
前回の記事はこちら
まずは聞き取り
saamiさんにまずは聞き取りして、PUSHでどのようなことが出来るか知りたいということだった。
デバイスの概念、シーケンサーなどの概念がわかりやすいDrumrackのシーケンサーから説明していくことにした。
今まで使っていたのはAcid。
打ち込みに関してはNotionというソフトを使って、楽譜ベースでの入力に慣れているということ。
ハードウェアのドラムマシンなどは使ったことがないとのことなので、とくに16ステップの入力に慣れておくと他のシーケンサーなどを使うことも楽になるだろうから、今回はDrumrackの説明を多めにしようと考えた。
Saamiさんはお仕事がめちゃくちゃ忙しいみたいで、その中で、音楽もやっていこうとされとる。
凄いことやよね。
自分も今生活に追われていて、勉強会だけが音楽に触れる時間みたいになってるからさ、実感するよ。
生活がいろいろあっても音楽を続けられるように、短時間で形に出来たり、学び続けられる様に出来たらと思う。
PUSHやAbleton Liveの習得コストを下げることは自分ができる数少ないこと。
勉強会は、自分の勉強だしね。
DTMステーションに記事があるね。
やったこと
- Ableton Liveのサウンドなどの名称
- Prehear
- AddTrackとは
- AddDeviceとは
- Browseとは
- Deviceとは
- Clipとは
- Browse,Device,Clipの意味
- Capture
- Captureした物をCrop
- Drumarackシーケンサーで打ち込み
- トラックのデリート
- オートメーション センドリターン
- オートメーション デバイス
- オートメーションの録音 リアルタイムでデバイスの録音
- オートメーションの初期化
- In keyモードで演奏
- PUSHにおけるサンプルの扱い
- Drumrackで打ち込みをしてもらう 4つうち
- LoopLengthの変更
- ナッジ
- ベロシティ変更
- Length
- Fine
- Loopselecetor
- 16velocities
- UNDO
- Quantize
- Rec Quantize
- ピアノロールの打ち込みショートカットなど
Saamiさん、ぬけているところあったらおっしゃってください…
こちらにいろいろPUSHの操作などの動画があります。よかったら登録して見ていただくと、ある程度操作がわかると思います。みなさんから質問があったところか作っていったので…
ツイッターで「#AbletonPush小ネタ」で検索していただくと、Youtubeと違った解説でコント風味のものが作ってあります。
ハイライトが選択されているという意味です。ここは本当に皆さん間違えやすいので、初めに覚えると楽になると思います。
3連符が1/8T Tはtrippletです。
6連符が1/16Tです。
MIDIの編集するときはClipキーを押してみてください。
layoutでLoopselectorモードになっていると使えます。始点を押したまま、終点を押します。これはPUSHで音の長さを変える場合共通する動作なので覚えてしまうとらくだと思います。ダブルタップすると、その小節のみ再生です。
Quantizeキーを押したまま、上部メニューのRec.Quantizeをオンにすると、リアルタイム演奏でもクオンタイズがかかります。
Deleteキーを押すと、クリップを消せます。特に生演奏の場合はよく使います。
センド・リターンを使ったやり方です。
Automationキーを押して、レコードボタンを押します。この場合はDeviceのパラメーターを録音したかったので、Deviceキーを押して任意のツマミを動かしています。
オートメーションを一時的にオフにするには、ノブに触ればOKです。ここはちょっとやってなかったですね…
Capture使うと、一気に録音は楽になると思います。
ピアノロールに慣れるという意味では、こちらもご覧になると理解が深まるかもしれません…
こちらの記事をみると、特によく使う操作について覚えられると思います。
こちらに、打ち込みの時によく使うショートカットキーなどまとめてあります。よろしかったら、御覧ください…
追記:2019/03/18
saamiさん、こちらもご覧になると、PUSH使う時に混乱することが少なくなると思います。
考えたこと
saamiさん、お仕事が忙しいんやよね。みんな生活するのに時間がない。
生活の中で、音楽の優先順位が一番じゃないことは誰だってあると思うんや。
病気もあれば、介護、子育て、転職、離別。何が起こるかはわからない。
本当に日常生活は脆い。
生きるために自分がやりたくないことで塗りつぶされる日々というのはおそらく誰にでもある。
音楽を日常的にやりたいと思っても、帰ってきたら日付変わっていて、朝4時には起きなきゃいけないとかだとそりゃ無理だよ。
でも、ある程度の年齢になって仕事してきたら自分のことを優先できなくなってくるもんね。仕事ってのは適切じゃないか。生きてきたらという方が適切やろうか。
自分がずっと考えていることは、時間とどう戦うかなんだよね。
時間がないということは、老いと考えてもいいし、病気と考えてもいい。交換可能だと思う。
正直、PUSH勉強会って意味あるのかって考えるんだよね。
別にこれで食べられるわけじゃないしさ。
自分の今の状況考えると、ブログや勉強会やってる場合なんかという自問は常にある。
そういう状況でも、音楽を出来るということを証明するのも一つの挑戦ではないんちゃうかなとも思えるから続けられている。
自分の音楽やる時間はないわな。そりゃ毎日、ギリギリの判断をしている中で、なにか作ることが出来るか。それは無理だよ。
でも、作ることや演奏することが音楽のすべてなんかな?
文章を書くことや、操作の説明をすることは、少しでも音楽に関わることではないかって思うんやよね。
今の余裕がない状況でも、それは自分を支える。
当たり前やけど、PUSH勉強会は自分にメリットがあるからやっている。
勉強会をやる以上下調べはする。質問を受けることで、より多くを学べる。それは自分の目的に合致している。
文章を書くことや説明することは自分にとっては常に仕事の一部だったから、自分のコストとしては少ない。
じゃなかったら今の状況で出来ないしね。
今、いろいろ記事を書くのを急いでいるのは、勉強会も究極的にはコストだから。
ある意味、自己破壊的ではあるね…
わざわざ自分に連絡をとって関係性構築してなんかしなくても、使える人が増えたらいい。ブログや動画見て使えるようになったらそれが良いよね。
そうしたら、一旦音楽から離れたとしても、情報があれば学べるやろ。学び続けることも大事だけれど、やめても再開できることも同じくらい大事やと思うよ。
自分の目標は、無理なく音楽できる人を増やすこと。
それが結果的に豊穣さにつながるということだからね。教える人、プレイヤー、学びたい人が増えれば増えるほど、そこに関わる人のメリットは増える。だから、イニシャルコストを下げることが一番重要なんだと思う。
初心者の学びやすさだよ。そこが多分一番しんどい。ある程度わかるようになったら指数関数的に知識は増えていくし、やりたいことが出来るようになる。
情報発信することに意味があるとしたらこういうことなんかなと。
自分はそこに注力するべきや。
だから、ブログの役目も終わりつつある。ブログを始めた頃に比べるといろいろ情報は増えた。嬉しいことや。
音楽をいつもできればいい。
でもいつも出来なくても、また、始める時のコストを下げられたらいい。なんとか9月までに必要な知識を書き終えるように頑張るわ。
Ableton PUSH2やAbleton Liveは使えるようになると、少ない時間で形にできる。使えるようになると楽しいな!
PUSH勉強会についてはこちらを御覧ください。
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。
費用は無料。オンラインのみです。PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
ある程度コード学ぶと、こういうの弾けるようになります。ピアノやギターと違う可能性がありますよ!
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