無理ない暮らしをするためのチェックポイント 2022年2月 シンプルであること | 無理ない暮らし
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無理ない暮らしをするためのチェックポイント 2022年2月 シンプルであること

無理ない暮らし
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2月が終わった。例年より厳しい冷え込みで長い冬が続いた。いつ春が訪れるのだろうと思っていたらいきなり春がやって来た。

2月は新しい体制に慣れること、準備に時間を使った。

前半はこの10年の中でもっとも体調が良かったのだけれど、月末に一気に崩れた。限界を拡張しようとしないこと。自分を楽しませることを意識した一月だった。新たな無理ない暮らしに近づく方法は見え始めた。

では、振り返ろう。

快適な時間を長くするか不快な時間を短くする

繁忙期で、スタッフが減った中で再び一人でほぼ回すということになったものの、仕事の質は高く保てました。

意識的に休んだ。コンテンツ作成のペースも落として、とにかく疲労を溜めないようにした。

教える仕事は週3日で、1日働いたら翌日は教える仕事はないとしたのは予想していたより遥かに快適な時間が増えましたね。

特に、昼に風呂に入って寝ると言う流れができると、気持ちも切り替わって、体力的に余裕が持てて良かったです。

教える仕事と文章を書いたり、動画を編集する、音楽を作るのは自分にとっては全く頭の使い方も違う。

睡眠をはさむことで、疲労困憊することなく乗り切れた。仮眠をうまく取れると、体の中でも特に頭の疲れがとれる。

自分の今の体力から考えると、これが適正な労働量なんでしょうね。

疲れると、快適な時間も不快になってしまう。2月前半、中旬までは例年にない体調の良さだったのは、単純に今まで働きすぎていただけということのようです。ボンクラすぎる…

体調がいいのもそうですが、精神面も余裕があった。

良くない状況でも考えることができれば絶望はしない。問題は究極的には「やり方がわからない」ということでしかない。結局の所時間があれば、自分なりに考えは尽くせる。

変えられないものは受け入れるしかないわけですから。

だから、自分はたくさん考える時間が必要だということです。あんた、何年生きてるのという話ですね…

今まで、使える時間をどうやって効率よく使うか、限界を拡張するかと考えてきた。

でも、それはもうやめた。自分が無理をしない範囲でできるようにいろんなものを変え始めた。

この振り返りのチェックポイントのコストを減らすを削除することにしました。

コストも、心理的なコスト、習得コスト、純粋に金銭的なコストとありますけど、結局すべてそれは時間に換算できる。

意識するためにコストと言う項目を設けていたんですが、コストを考えないことはないですからね。もう良いかと。

一番初めは8つ考えていたんですね。快適な時間を長くするか不快な時間を短くするという1つのものさしになった。ちょうど4年かかったことになります。

こういうのはブログをやっている面白さですねえ。日記だとこういう振り返りしませんし。

無理ない暮らしを実現するにはどうすればいいか。具体的な数値目標なんかも立てたり、まあ、いろいろ試行錯誤してきたんですけど、いま、自然に1つのものさしになった。

矩をこえずとなんてとても言えないんですけど、思考はシンプルになりました。

考え尽くした上で削ぎ落としていくことしか自分は出来ない。感情のままに従ってうまくいく人もいるかも知れないけれど、自分はそうではない。

シンプルであればあるほど、判断に迷わない。状況の変化に耐えうる基準ってシンプルなものだと思います。これについては考えをまとめたいですね。

予想外のことは起こる。じゃあ、そこで諦めるのではなくて、目標はあった上でそこに近づくためのシンプルなものさしがあれば何度でもやり直せる。主体性を捨てずに生きれるんじゃないかと結論は見えたように思います。

シンプルさを好んできた理由もこう書けば単純なことですけど、経験して考えて初めて到達できたことなんですよね。

何も考えずに決断するのではなく、時間を掛けて吟味してきたことだから自信を持って判断が下せる。

判断ミスは当然この先もするんでしょうが、自分がどういう人間であるかを充分知った。じゃあ、失敗したのは仕方ないねと納得できる。

言葉にしたら単純なことなんですけど、自分の鈍い頭を使って考えるとこんな時間がかかるもんですね。でも、これは自分にとっては大きな進歩でした。

2月はいろいろ考えられました。

音楽の記事だったり、いろいろ考えたりしてるわけですけど、これも全部快適な時間を長くするか不快な時間を短くするというものさしで書いてるわけです。操作がわからないというのはコスト。

音楽をやっている時間ではないということは不快な時間ですしね。

物について書くのは、ブログの記事の中では一番しんどいんですけど、なんでかわかりました。

一つ一つがこれは快適なのかどうか判断してるからですね。自分の価値観ひとつひとつ精査してるわけですから疲れるわけですね…

それでも書いているのは、書くことで学ぶことができることと、自分の価値観がより明確になるからですね。コツコツ続けます…

1月に今年度の目標を立てたものの、環境が激変したのでその対応に追われた。まだ繁忙期ではあるんですが、ちょっとペースを落としたので考えることができました。

なにか新しいことをやる。これを今年のテーマにします。

その一環としてトランペットを散歩の時に1時間位河原で吹いていました。え、いきなり過ぎますか…

散歩も億劫だなと思っていたのですが、楽器を練習しにいくのなら楽しめる。毎日うまくなるなんて、ギターやパッドではもうないですからね。昼間っからピッチが合わないトランペットを嬉々として吹いていました。小雪が降る中で基礎練するおっさん。恐ろしくて人が避けるのもわかりますね…

もともとドラマーでそれからギタリストになったので、常にリズムセクションの一員という意識が強いんですけど、モノフォニックな楽器だと意識が違いますね。

そもそも音が比較的に簡単に出るドラムやギターと違って、音を出すまでに時間がかかる楽器というのは楽しい。

1ヶ月やって、一応ハイBまでは出るようになったんですけど、音楽的に使える音は1オクターブもない。ピッチもあってないし、何もかもできないという状態は面白いですね。下手くそすぎるので必ず毎回上達する。ああ、楽器が好きだったんだなと思い出しました。

楽器はやり始めると徹底的に練習したくなってしまうんですが、ぼちぼち楽しもうと思ってます。

トランペットは12キーのメジャー、マイナー3種、トライアド、4和音のアルペジオ、ペンタトニック2種、ホールトーン、ディミニッシュくらいできれば良いのかなと思ってます。多いか…

まあ、でも知ってることをトランペットに置き換えるだけなので。

違った視点で音楽を捉えられるのは楽しいですね。ギターやパッドの手癖を抜けるんじゃないかと楽しんでいます。1年位は基礎練習だけでも全然遊べそう。1ヶ月1キーとかでも良いですね。ちょうど1年で12キーと考えると楽しめそうです。

この2冊だけで死ぬまで遊べそう。トランペットが楽しくなりすぎて来月に新しいトランペットを買っていても不思議ではないです…

良かったこと

休む休むと言って休まないまま働き続けた。いつも疲れていた。

一日でも休むともう動けないのではないかという恐怖感が大きかったけれど、かなりペースを落とせた。完全に休みにしているわけではないけれど、来年から少なくとも土日は1秒も仕事をしないことに出来そうです。

無理はない、動けるんだと思うのも自由ではない。ドグマになった時点でファンキーさはなくなってしまう。

先月から、限界を拡張しない、楽しむことでできることをやるというのは、自分にとってはやったことがない新しいことだったんですね。

トランペットもそうですね。自分が楽しいと思うことより、メインのギターやパッドを今までなら練習していた。すべての時間を上達する。自分の限界を拡張することにおいていた。

でも、この一年は今までとやり方を変えてみたい。発想を変えたらまだできることが見えてくるように思ってます。今までと同じやり方で前進するのが難しくなってきているのだから、違う方法を試してみる。

無理を無理にしないようにすることはずっとやって来た。限界をなくしていくことも無理ない暮らしですけど、一般的な無理ない暮らしはやったことがない。タイトル詐欺ですね…

まあ、自分があまりもボンクラでできることが少なかったからというのはありますけど。

同じことでこの先進歩を続けるのは難しい。ならば、楽しむことで今までと違う視点を得られるはずです。普通は中学生くらいまでに気づきそうですが、初老になるまで気づかなかったのは超大器晩成型とポジティブに捉えることにします…

パッドフレンズさんにいただきました。いつもありがとうございます…

お酒もね。疲れやしんどいことを乗り切るために飲むだけじゃなくて、美味しく飲めるようにしたいと思って教える仕事の日は飲むのをやめました。これも新しい試みですね。

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実に美味かったです… 〆さば、高野豆腐の煮物、菜の花の辛子和えで飲んだんですけど、うまくて一本開けてしまいました…

お酒を最高のコンディションで飲むなんてこと、今まで考えたこともなかったんですけどね。

死ぬまでにあとどれくらいお酒を飲めるんだろうかと思ったら、雑な飲み方は今の自分の気分じゃない。

丁寧な生き方をしたいわけではない。丁寧さは余裕がある人しかできない。自分がそれを望んでもできないし、たとえ今出来たとしても出来なくなることはわかっている。

自分がやりたいのは、余裕がなくても、主体性を手放さないこと。

絶望に対抗することはなにか熱中できることを持つことだということはわかっていた。

熱中できるものために他のものをいろいろ捨てて、集中してきた。

でも、小さな楽しみを日常でたくさん持つことでも、最後までご機嫌でいられるかもしれない。大きな楽しみは苦しみも同時に伴う。諦めずに生きられるかもしれない。

ご機嫌な爺さんになりたいんですけど、ごきげんな爺さんは愛しているものが多いんですよね。

飲んでない日本酒を飲みに、ぶらりと出かけるなんてことをしても良いかもしれない。夢が広がりますね…

こちらもパッドフレンズさんにいただきました。台所の改善も進めてます。いつもありがとうございます。来阪された折はぜひお声がけくださいね。お酒がお好きなら一緒に一杯やりましょう。そうでないなら、ごちそうさせてください。

お会いできる日を本当に楽しみにしています。

来月の自分への伝言

うりなみさん、楽しむことを生活の軸に据えられたのは良かったですね。

ですが、これは就学前の子供でもマスターしていることですよ…

そして、ぼちぼち楽しむといいながら、あなたが氷点下の雪が降っている河原で練習して風邪を引いてこの1週間ほど寝込んでいるということを私は知っています。これはいくらなんでもレジェンドクラスのボンクラですよ。

39度を超える熱はもしかしたら知恵熱なのかもしれませんね…

ブログでは小さな楽しみをみつけるなどいい感じに隠蔽してますが、熱中して体調を崩すなんて、就学前の子供以下ですよ…

あなたは、本当にどうしようもないボンクラ。我が事ながら情けない…

でも、自分が楽しむことを優先できたのは進歩ですね。

いつか、時間が出来たら楽しもうなんて永遠に来ないことなんてわかってますよね。でも気づかないふりを続けてるうちにあなた、もうおっさんを通り越して爺さんの手前ですからね…

今より若いときはないんですよ。

自分の機嫌を自分でとれる楽しい爺さんになりたいですね。

また、色々考えて、いろいろ失敗するでしょう。でも、失敗を通じて思考は磨かれている。シンプルになってますよ。

まあ、ボンクラなうりなみさんは同じことを繰り返すんでしょうけど…

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