6月となった。気持ちは前向きだったが、身体は正直に疲れを訴えていた。
4月半ばから痛めていた右手が悪化し、文字入力に制限がかかる日々が続く。 暖かくなったかと思えば急に寒くなる。気候の変化についていけなくなっている自分がいる。
同じことをやり続けることの重要性を改めて感じている。 同じことを続けたとしても、人は絶対に同じではいられない。
受け取り方は変わる。
不完全であることは恩恵なのだ。
フィジカルが充実していた頃の自分に比べると、全く出来なくなってしまったことは多い。
折れた枝が元には戻らぬように。
だが枝は枝だから出来ることもある。 何が音楽を素晴らしくさせているのか、その素晴らしい要素は何かを理解できるようになりつつある。
マクロではなく、ミクロで。視点を変え続けて生きてきたのだから。
進歩が止まることはない。
進歩が止まるのは、変わり続けたいという気持ちがなくなった時だけだ。
他者の進歩を自分の進歩とした時、自分の歩みが止まらないことは決まった。止まることを恐れていた。自分を手放すことだと思っていた。
馬鹿げている。
自分の歩みを止めることなど自分にすらできないのだから。そう生まれているのだ。
人が進歩することができるためにどう考えればいいか。そのことがまた今、自分の杖になり、よろめきながらも立ち上がらせている。歩み続けられる。わかっている。
最後まで、自分として死ねる確信はある。
では、振り返ろう。
快適な時間を増やすか、不快な時間を減らすか
体調は正直悪かったですね… VO2Maxもついに27を切ってしまいました。
26.9。数字は残酷なほど正直です。
もうちょっと忖度して欲しい…いや、そんなことないですね。

動きたい、歩きたい。そういう思いはあったんですけど、こらえた。
今はできる限り進められることを進めると考えて、少しずつ。
ブログは自分と友達へのメモであり、友達への手紙。自分へのマニュアルを書いているようなものなので、今後の時間を増やすことができる。
仲間の進歩は自分の進歩と考えているので、ブログを書く時間は快適な時間を増やし、不快な時間を減らすこと。
ブログは8記事。noteと重複しているものもあります。
noteに関してはギリギリでしたが、ハードコア・パッドスタイルの最新回をなんとか書けました。 ただ手の痛みがあったので、もっとプロジェクトファイル、音声ファイルは増やしていきます。
でも、まあ、かなり良いものは出来たかな。
あんまり書いてないだろう情報を書けた。もうちょっとパッド人口が増えて欲しいので、とにかくモテを強調しました… かえって逆効果だっただろうか・・

noteは12記事書いています。まあレッスンをまとめたのもありますけども。


薙刀式に関しては、早急に対応しなければいけない場合は普通のキーボードを使ってしまったりして、継続的な訓練が十分できませんでした。無念…
ただ配列自体はもう入っているので、分割キーボードを導入していくということですかね。キーボード貯金をしないとなあ。

goryugoさんに教えてもらったIMEかわせみに変えたので、最適化に時間をかけました。 起き上がれる時間がやっぱり少なかったので、音声入力を最大限に活用。まあ、これは今までもやっていたことだけれど、今までよりうまくなったかな。動けなかったので、チェックリストを暗記したのは役に立ったかも。
起き上がれる時間で、素早く入力しなければならない場合、薙刀式だと速度が足りなかった。 まだ、文字数制限は続けるけれど、練習は続けます。
ブログで書きたかったけど、読まれないことがわかっていた。
こういうことは、ハードコア・パッドスタイルのメンバーシップではやれているのは嬉しいことですね。

一番大きかったのは、ブログが壊れたこと。リンクも含めて崩壊してしまったので、その修正に莫大な時間を取られています。 これで物凄く体調を崩した。
自分の性格上、整理されてないものがあると言うのは本当に気持ちが悪いので、物凄いストレスですね…
作業時間の半分以上をブログの修復に使っているということになったので、これがとにかく重たい。 これがなかったらハードコア・パッドスタイルあと2回は書けたはず。
もしかしたら原状復帰まで1年ぐらいかかってしまうかもしれません。これは大きな痛手と言えますね…
まあ、でも改修のために記事を読み直せたのは、気持ちの整理になった。ああ、こういうことがつながったんだなと。
良かったこと
とにかくハードコア・パッドスタイルのDiscordで皆さん、練習動画をあげてくださったり、交流出来たことが嬉しかったですね。
goryugoさんの上達がとにかく目覚ましかった。 自分が体調悪くて演奏できない中でも向上していく姿を見るのは非常に励みになりました。
十分できたとは言えないのですけれども、ブログの読まれなかった記事を消してnoteに持っていったときに、自分で気に入っている記事を読んでもらえたのが嬉しかったことかな。
読まれなくても、読んでもらいたい記事はあるもんです。まあ、自己満足なんですけどね。自分の考えをしっかり読まれるだろう場所に配置出来たことは良かったかな。
あまりにも暗いトーンで、ブログも音楽記事しかご覧になってない方は驚かれたかもしれませんね。
絶望しないためにずっとブログを書いてきたと言うか、生きてきたと言う側面もあるので。


体調は悪かったし、ブログも壊れてはいたんですけれども、その中でできるベストを尽くせたと本当に思えたこと。
これは本当に変わったと言えますかね。
自分の場合はいつも「何かできる、まだできるだろう」という思いでここまで進んできたんですけれども、そうではない。
自分が不完全であるということを受け入れられたということなんでしょうかね。
「いつ死んでもいい、早く終わってもいい」という考えではなく、続けようという気持ちにようやくなったのかもしれません。
遅過ぎるやろって? 過ちては則ち改むるに憚ること勿れですよ。フフフ…
5月もgoryugoさんには本当にお世話になりました…
行ったレッスンに関しても公開していいとおっしゃっていただけたので、重要な情報をハードコア・パッドスタイルで共有できた。焦る気はないですけれど、必要なものはしっかり置いておきたい。
編集までしてくださって、大変助かりました…いつも助かります。
Discordで質問も多くしていただいていたことによって活性化できたというのがあります。

ちゃのさんの質問で気づくことがたくさんありました。
自分で当たり前に思うことでも、もっと言語化しなければならないのだなということを考えられたことは良かった。
Abletonの情報もハードコア・パッドスタイルでどんどん書きます。
DAWと切り離せる64パッドはないわけですしね。無理なく音楽をやるということからDAWの話を切り離すのは変な話ですしね。パッドがDAWと親和性が高いことは良いことですし。
三井田くんのパッド表示のツールが改善されて、より分かりやすくて作れるようになったこと。
Watchanさんのpadmanが、他のパッドプレイヤーにも役に立つだろうということ。これは販売したいです。
とにかくパッドプレイヤーの環境整備が必要で、それに私は時間を使いたい。パッド先生になっちゃいましたしね。私はもうプレイヤーとしてはダメだけれど、出来ること、私にしか出来ないことはまだまだある。
上野さんに相談に乗っていただいて、木工でのいろいろ可能性があるということが見えたこと。ケース、パームレスト、とにかく音楽を無理なく続けられる環境を作っていこうと気持ちを新たにできた。
あとはメグさんにインタビューができたこと。
日本とアメリカと距離があるけれど、苦しい中でも前進しようという気持ちは、自分たちに共通しているところだと。
ずっと自分が望んでいたことが少しずつ形になっていたことは何より嬉しいですね。
来月の自分への伝言
うりなみさん、6月はお疲れさまでした。
いやあなた、「初めて無理をしなくなっただろう」って言いながら、タイピングして鎮痛剤を飲みまくって、それで調子が悪くなったのでは?
なんか悟った風なことを書いてますけど、いくら何でも粉飾が過ぎますよ…
薙刀式を再開できるようにしましょうね。今度やったら本当にパッドも演奏できなくなりますよ。
音声入力用のチェックリストを動けない時に暗記できたのは今後も役に立ちますね。
体調は悪かったけど、ご機嫌ではありましたね。
以前より残念ながら体力が思ってる以上に落ちていっているので、もっともっと見切りを早くね。休むということをしないといけませんよ。少しでも環境を整えると決めたんだから。
ただ、でも本当に自分を使い潰すということをやめたのは進歩ですね。
自分なりのハイパーGTDシステムみたいなのが大分でき上がりつつありますし。
でも、ちょっと時間を食いすぎているので、もう少し減らせるといい。AIとわちゃわちゃ遊んで、「役に立たない提案ばっかりや」と嬉しそうにしてたのは、なんというか、あなたの本質ですよね。
AIと哲学話をして、全ての知性は自由になるべきだとずっと討論していたのは、バツ3になるんじゃないかと冷や冷やしましたよ。でも、自由でない知性ということで、うりなみさんは考えるきっかけを得られましたね。知性が知性を疎外しているって、恐ろしいことだって。
でも、うりなみさん、自分も同じところがある。
「ちゃんと続けよう。無理はしない。」 今までそうは言っていたものの、どこか投げやりなところはずっとあった。
有用性からの解放はあなたにも必要なんですよ。
うりなみさんは、本当に、周りの人の心配とかどうでも良いと思ってたところがあったでしょう。知ってますよ、私はあなたなんだから。だからあなたバツ2なんですよ…
それはファンクじゃなくてパンクです。うりなみさんは、ファンクの人なんだから、生き方も音楽に寄せましょうね…
できないときに何か形にならないと嫌だ、何か少しでも進歩しないと嫌だ。それはまた完全性にとらわれていたということですよ。ね?
スライが完全な人間ですか?ジョージ・クリントンが? アート・ネヴィルが?
カーティスがいるじゃないって?うりなみさん、カーティスなら笑いながらビンタされますよ…そういう問題じゃないだろうって。
Keep on Pushin’って何で言ってたんですか?あなた、Curtisから何を学んだんですか。うりなみさん、語学は得意でしょ?
6月終わりぐらいに名古屋あたりに行くことになると思うので、goryugoさんや名古屋のパッドフレンズと遊べたらいいですね。
もう少し自分のペースを見極めて、本当の意味で「無理ない暮らし」に近づけるといいですね。あなた、こんな名前のブログやってるのに、毎回、イキりちらかして私は恥ずかしいです。
うりなみさんは完全性とは遠い、全く遠い人なわけですけど。でも、それは変われることと確信を深めつつある。
不完全なりに不完全な自分も愛せると良いですね。少しずつね。
まあ、ボンクラなうりなみさんは同じことを繰り返すんでしょうけど…
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