当ブログはアマゾンなどアフィリエイト広告を利用しています。

無理ない暮らしをするためのチェックポイント 2022年1月 自分の限界を拡張しないこと

無理ない暮らし
この記事は約14分で読めます。

2022年も1月が終わった。数年がかりの計画が変更になるなど、またもどう生きるか考える一ヶ月となった。

年初で今年の目標を立てようと思ったのだが、1月中は体制を整えるので精一杯だった。やらなければいけないことが激増したのだけれど、考え方を変えることで一気に楽しくなった。

今の自分の出来ることで考えることはあまりやってこなかった。常に自分の限界を拡張するようなことを考えてきたけれど、そうでないやり方もあるものだ。

では、振り返ろう。

快適な時間を長くするか不快な時間を短くする

なかなか難しかったんですけど、やっと考えが整理されて来ました。

教える仕事、コンテンツを作るのが今の自分の仕事の中心になっているんですね。

再来年で教えることからは完全に手を引いて、経営だけやろうと思ってたんですけど、頓挫。ハハハ…

他の仕事を開拓しながら、経営だけなら体力落ちてもある程度は出来ると思っていたんですが、再び自分が前線に戻る形になりました。

仕事がここ2年本当に苦痛になっていたんですけど、気持ちは楽になった。実質的に自分ひとりになったことで吹っ切れた。

不快な時間も長くなったけど、快適な時間も長くなったというなんとも評価しにくい状態ですね。

予定より早いけれど、来年度いっぱいで教える仕事は終わりにしても良い。

体力を考えると、快適な時間を長くして、不快な時間を短くするには仕事の時間を短くするしかない。力強く言うことではないですかね…

なので、業務設計をやり直しました。教える日数は週3日。

これなら体力も続くし、質が高いサービスを提供できるはず。1日働いたらかならず翌日は休みにする。回復の時間が長く取れたら集中して仕事する時の不快さも減らせる。意外に行けるんじゃないかと思い始めてます。

来年度終わったら、半隠居するために仕事をきれいに片付けて、自分が好きなように生きようと思ったら楽しくなってきました。

目標が立つなら悲惨な状況でも結構楽しめるもんです。自分が楽しめるコンセプトがありさえすれば良いんでしょうね。自己完結してるなあ。大きい仕事をもうやりたいとは思わない。自分が満足できる仕事をしっかりやりたい。

できるだけ自分が教えなくても出来るようにすると思ったら挑戦ですしね。

無理目の目標設定のほうが面白い。ゲーム的に感じるからでしょうね。

まあ、それでめちゃくちゃ仕事してただでさえ強くない体を悪くしたりしてきたんですけど、今回は労働時間を増やさないというゲームですからね。うまく出来るはず。出来るといいなあ…

やったことない挑戦なんですよね。

働き方を変えることで、音楽についてもかなり考えました。

1月はかなりStudio Oneを使いました。100ループの挑戦は続けてます。

30分で1ループ作るという縛りで、とにかく作った。作っていく中で、AbletonとStudio Oneの違い、それぞれの得意なところも見えてきました。発想が変わったのは楽しかったですね。Abletonに合わせた思考の癖というのは確かにあった。

今のところですけど、自由度が高い即興をやるならAbletonだろうなと思います。

セッションビューはやっぱり唯一無二ですしね。あとメチャクチャなサンプリングするとき。

普通のタイムラインに沿った音楽を作るならStudio Oneのほうが自分にはあっている。

どっちかに絞ろうかなと思っていたんですけど、別に絞る必要もなかった。新しいDAWの操作を覚えることは大変でもなかった。何を恐れてたんでしょうね…

Studio Oneが極めてわかりやすいということもあると思うんですけど。

ProToolsずっと使ってきて、Ableton使って、Maschineも使ってきたわけで、今更1つ使うもの増えたくらいで負担は変わらない。

シンプルにしたいといつも思ってきて道具を絞ることを考えて来たんですけど、包丁だって何種類も持ってたほうが調理は簡単だったりする。囚われてましたね。

後、新規機材としてAtomとAtomSQを導入しました。AtomSQはなかなか強力でした…

created by Rinker
PreSonus
¥21,175 (2024/11/21 01:23:13時点 Amazon調べ-詳細)

DAWの使いやすさはコントローラーにもよる。Studio OneとAbletonでは、全然設計思想が違うことも実感できた。Studio Oneは自己主張がないというか、おもてなし精神のDAWだなと思いました。

工夫しなくても出来ることや、工数を増やさない工夫が徹底している。

ショートカットキーもかなり覚えたので、ATOM SQはツマミとトランスポート中心で使うことになっていくと思うんですが、手の状態や演奏しているときだとキーボードからの操作だけだと不安があるので、Atom SQの使い方をしっかり覚えたいと思います。

Atomはまだ使い込んでないんですが、Atom SQを使いこなせるようになったらAtomもしっかりマスターしようと思います。使いこなさないと見えないことはあるので。

音楽に関しては、やっと長いスランプを抜けた様に思います。

長いことやっていたオルガントリオが活動を無期限停止となっていて、この2年は停滞していました。

仕事のやり方を変えるときに、やっている音楽についても考えた。

一人でオルガントリオの打ち込みやるのも不毛ですしね。それはそれで楽しいんですけど、我に返りました…

それなら、今まで作ることはやってこなかった、Boogieをやろうと決めた。60、70年代、90年代、00年代は聞くのもやるのもやって来た。90、00年代のファンク、R&Bはリアルタイムでやって来たけど、80年代は聞いてるけど、やってない。

ちょうど技術的にも端境期で面白いんですよね。82〜85くらいのサウンドなら、シンセ中心のアンサンブルもあれば、生ベース、生ドラムもある。ヒップホップの影響もあるし、コード進行もある。打ち込みに寄せて作ってもいいし、生演奏に寄せて作ってもいい。

曲さえあれば、録音は離れていても出来る。

まず、自分でしっかりしたデモを作っておこうと思ったら楽しくなりました。みんなが動けないなら自分が動けばいい。そう思った瞬間にいろいろ一気に広がった。

自分で録りにいけばいい。DAWを使いこなすのがみんな難しいんなら私が行けばいいだけなんですよね。単純なことだった。

今なら全部作ることが出来るので、1対1で一緒に曲を作るのも難しくない。ネット越しでやってもいいけど、できれば一緒にやれたらいい。そしてそれは今ならコンパクトな機材で出来るんですよね。

これなら続けられるし、楽しめる。みんなエネルギーが枯渇してきてるように思えるけど、これならうまく楽しめるはず。

目標に向けていくつかプラグインを導入しました。

めちゃくちゃ楽しい。Noisyは使える。とにかくシンベが良いんですよ。Boogie的なサウンドを作るけれど、精緻なシミュレートをするわけではない。現代的な質感で最終的にはやろうと思うので、Noisyは非常にいいなと。

まだ記事を書いてないんですけど、Ezbassも導入しました。TrilianもMODO BASSも持っているんですけど、メリットはすごくありました。

MIDIデータをEzbassに収録しておけば、いろんなコード進行に適応させるのも簡単。もともとあるデータも、とっかかりにするにはすごくいい。

リアルタイムで技術的に弾くことが難しいものも打ち込みなら出来る。自分で蓄積したベースフレーズ集なんかをこっちに移せばさっと形にできる。とにかく曲があればみんな忙しくても遊べる。

ドラマーと一緒に曲作りするなら、自分が鍵盤やパッドでコード進行作って、ドラマーは叩いてもらって、ベースはEzbassでたたき台作るみたいなのならなんとでもなるんですよね。

こう考えていくうちに、誰かと一緒にやるうまい方法が考えられるようになってきました。

ベーシストとやるなら自分がフィンガードラムしてもいいし、ギター弾いてもいい。こういうのならAbletonはすごくいい。思考を止めないですし。

M井田とやるなら、自分もペット持っていってトップラインだけ吹いてそこにハーモニーつけていってもらってもいい。ピッチがダメでもとりあえずラフなスケッチするくらいでいい。Studio Oneならメロダインと連携してるんで、こういう感じでやってくれるというのもすぐにその場で二人で出来る。

暫くは研究と、量産できる体制を作るようにすることですね。楽しくなってきました。

エネルギーが枯渇していたんですが、戻ってきました。

録音しにいったり、曲を作りにその街に行く。

誰かのところに行っても仕事が継続できるようにすればいい。

オンラインだけで仕事は完結するようにはなっているので、もっと洗練させる。場合によっては数週間、録音しにその街でいてもいいですしね。なんならそこでパッド研究会やってもいい。

機材は持ち運べますしね。生活と自分がやりたい音楽を地続きでやる生活、今なら出来る。

再び動けるように体制を整えていくことが、今年の目標になりますかね。

追記:2022/02/19

コストを減らす

スタッフが1名減ったことで、その分のサービスの解約を行った。事務所を大阪に引っ越したときになくしたので、固定費用も減った。収入も激減しましたけどね。ハハハ…3年前の売上5分の1ですからね。

生活を縮小していくことは東京に戻ったときも考えていたんですけどね。

まあ基本的に一人で今後回していくと考えたらできるだけ色んなものもシンプルにしたい。

使わないサービスを考えると、Canvaは無料で出来る範囲内でしか使っていなかったので、年次更新はしない設定にした。

まだフル機能使えるので、使ってみて凝ったことやるようだったり、便利なら続けることにする。まあ、凝ったことはおそらくやらないでしょうね…

大量生産に役立ったSpliceも作らなければならない分は終わったので解約。

また、大量に作らなければならない時期が来たら使う。自分がよく知らないジャンルを作らなければならない状況がまた来るのか。来ないほうが良いに決まってるんですけど…

エニタイムに関しては迷ったけれど、解約した。足のコンディションが戻ってきたら再契約してもいい。

Bookscanに関しても解約することにした。必要なテキストの電子書籍化の目処が立ったため。毎月何十冊と電子化することはもうないので、都度電子書籍化の業者に頼む形で良いと判断しました。

やー、前もってサービスをどうするかちょっとでも考えておいてよかったです。

良かったこと

PUSH勉強会が終わったことと、数年来の計画が頓挫したので弱ってました。長い恋愛の終わりみたいな感じですかね。

でも、今の自分が出来て楽しめることはないか考えられた。

考えると、常に自分の限界を拡張するような生き方をしてきたんですね。ボンクラで他の人より上限が低いんだから、やるしかなかった。

前進したい。最後まで。これはもう自分の信仰みたいなもんです。どうしようもない環境から抜け出すために学び続けて、工夫してきた。

プレイヤーとして挫折した。学問も途中で挫折してますしね。あ、結婚生活もか。ハハハ…

そのたびに自分が出来ることを必死で考えてやって来た。

ダメになってゼロからまた積み上げるということをやって来た。賽の河原みたいですね…

自分の限界を拡張することは、いつか終わりが来る。そしてそれは遠い未来ではない。

まだ伸ばせる部分もあれば、確実に衰えて来ている部分もある。

うまく出来ることをこの上なくうまくやることは今までも考えてきました。

でも、自分が出来ることを組み合わせて、楽しめることでやってないことを試したことはなかった。

自分を楽しませること。そこに罪悪感がどこかある。でも、自分が楽しむことを師匠や友人は望んでいた。楽しまないのも、失礼な話だし、自己陶酔かもしれない。年をとって面の皮が厚くなっただけかもしれないんですけどね。主体的でない部分があった。

ごきげんな爺さんになって死にたいんですけど、ごきげんな爺さんは愛しているものが多いんですよね。

限界を拡張することは、第二の本能みたいなものだから変えられない。でも、出来ることで自分が楽しめることを考えるというのはやってなかった。まだまだ進歩できる。伸びしろ一杯夢いっぱいですね。

おっさんなのにそれはどうかと思いますが…

パッドフレンズさんに、シャツと七味、一味いただきました。ありがとうございます。ブログ、誰かの役に立ってると思うと励みになります…

来阪された際は、お声がけくださいね。お礼を是非させてください。本当に励みになってますので。

created by Rinker
八幡屋礒五郎
¥1,340 (2024/11/21 07:02:12時点 Amazon調べ-詳細)

豚汁に焼き鳥に大活躍しています…

速乾性でとにかく丈夫。ホテルの風呂で乾かせて丈夫なものを何年か掛けて選んだんですけど、これ以上に丈夫なものはなかった。着心地がいいかというとそうではないんですけどね。

来月の自分への伝言

うりなみさん、久しぶりに好調ですね。あなた、ずっと前から休まないとダメなのはわかってたはず。毎月おんなじことを言っていて私も疲れました。ボンクラすぎて正直ドン引きです…

体調不良のときは好きな本を読んだり、好きな音楽を聞ける。辛さを逃せるライフハックとか悦に入ってましたけど、そもそも体調不良にならないのが一番。間違えまくってます…

そして、勉強以外の余白は大事ですよ。こんなの子供でも知ってます。

あれだけ、一つ所にとどまりたいと思って生きてきたうりなみさんは、移動しないとダメみたいですね。

生き方や考え方が一貫してることは美しいですよね。そういうのに憧れているのはわかる。

うりなみさんは挫折ばっかりですからね…

でも、あなたが好きな芭蕉先輩を思い出しましょう。

不易流行って、考え方にも通じるじゃないですか。

あなたが好きな人たちは、常に考えている。前と言ってることが変わるかもしれない。

でもそれは良くなろうとしているから。また同じ考えに戻ってるように見えても、そこには考えた経験が加わってる。前進している。一周りした結果、俯瞰できることはある。

うりなみさんが停滞とおもっていたこともそうではないかもしれませんよ。変わることを恐れない。

一貫しているのは美しいけれど、それをドグマにしては自由ではないですよね?

自由ではないということはファンキーではないということですよ。

まあ、ボンクラなうりなみさんは同じことを繰り返すんでしょうけど…

コメント

タイトルとURLをコピーしました