年度終わりの3月もバタバタしていたのだが、年度始まりの4月も慌ただしかった。新たな体制で迎えた新年度、終わる準備と新しいことを始める1ヶ月だった。自分という人間の限界をよく理解できた1ヶ月でもあった。
では、振り返ろう。
快適な時間を増やすか不快な時間を短くする
今月は、事務処理が存外に忙しかったのですが、不快な時間を減らせるように進められるところをコツコツと。
お金で時間を買えるところからやりました。
やっとネットの工事が終わりました。速度が上がって快適になったものの、視覚的な問題は解決されていません…
どうしようか考えていたのですが、ギターフレンズであり、パッドフレンズでもあるレンさんに教えていただいたものを買おうと思ってます。レンさん、いつもありがとうございます…
あと、MacBookを注文しました。
音楽で使うのには完全移行するにはまだまだ時間が掛かりそうですが、ファンの音がなくなるだけでもかなり不快さは減らせるはず。
まあ、まだ届いてないので、周辺機器の動作確認やらプラグインやら認証作業がたくさんあると気が重いですね。コツコツやります…
他には、パッドフレンズのてらしまさんがご近所に引っ越してみえたので、引越の手伝いをしたのと、使わない椅子をもらってもらいました。
パッド研究会を再開するに当たり、てらしまさんと小さくいろいろ実験していこうと思います。ミーティングという名の飲み歩きなんかも出来たらいいなあ。
大阪の土地勘がないので、実際に集まってやるところについても考えなくてはいけない。
やろうとすることを考えると、対面だけでもうまく行かないのははっきりしてますしね。これも皆さんのお力を借りて雛形を作れたらなと思ってます。
いつも人頼みやな…
この2年やっていたようにオンラインとあわせて目的別に運営していくという方針が立てられたのは収穫でした。個人でやるほそぼそとした試みなので、とにかく無理がないようにしたいですね。
PUSH勉強会より内容的に拡張するので、やってみないとわからない。簡単な形でまず開始して改善する形でやります。
ブログは6記事。出張帰りに博多でちょっと休んできたので、記事は少なめでしたね。まあ、結局ホテルで仕事したから完全な休みではないんですけど…
パッドフレンズの澤tropica (@kotasawasawa)さんに教えていただいたshinshinに。実に美味かったです。ありがとうございます…
ラーメンのshin shin、天ぷらのひらお、おすすめです!
— 澤tropica (@kotasawasawa) April 16, 2022
さっそくいただきました。
— うりなみ (@urinami) April 16, 2022
滋味溢れるスープ。実に美味かったです。
ありがとうございました。休暇中に食い尽くします… pic.twitter.com/bTcAuYCVL6
博多、美味しいものいっぱいでした。
明太子が気になったので、明太子だらけのところで食べた。美味かった。 pic.twitter.com/0r2QiiH2YL
— うりなみ (@urinami) April 17, 2022
仕事で一時期は毎週行っていたんですけど、全然知らないものですね。博多で仕事終わったら即広島に移動ということが多かったんで、行ってはいるけど、全然知らない。
もっとその土地を知りたいですね。本当、移動してるだけですね。
実は大阪に移住する前、博多と仙台が候補でした。両方とも民泊使って一週間くらい泊まったんですけど、仕事するところの近くで借りたので、全然街を知らなかった。いやあ、余裕がない生き方をしてますねえ…
都市の魅力を仕事をする観点でしか考えてなかった。福岡は空港が中心部から近いからいいよなという印象が強くて、街に目が向いてなかったですね。こういう余白を作っていく練習を少しずつ出来たらいい。
Studio Oneで気づいたところのメモなど。書いておけば後で自分が調べ直すコストを減らせる。だいぶ手に馴染んできましたね。
今、Studio Oneを使ってやり取りしていることが多いので、いろいろ導入しました。
一つは拡張アドオンのToolboxです。
Abletonで言うPack的なものですかね…マクロの拡張なんかもあってとんでもなかったです。
全然使いこなせてないんですけどね。エフェクトのプリセットなんかも良く出来ている。
びっくりしたのが、Chorderなんかも拡張されるんですね。これ、MaschineやMPCのコードセット的なやつです。これ、ATOMで使うとパッドでかなり音楽が作れますね。
Studio Oneでやり取りすることが増えたので、いろいろ共有したりするのに便利だろうと思って、Sphereというサービスに入りました。
これ、日本円で月額2,000円くらいでStudio OneProfessionalやノーテーションソフトのNotionも使えます。
それに加えて大量のループや、強力なアドオンが全部使える。頭おかしい量です…
お試しでDTMやりたい人には一番手軽かもしれないですね。しばらく使って、継続するかどうか考えます。音源全部買うこと考えたら、Studio One買い切りより安いんでは…
Studio Oneはかなりストックプラグインが優秀でびっくりしてます。有料アドオンも凄い出来でした。軽いのは素晴らしい。ブラインドテストやったら、他のプラグインと結構区別つかないんじゃないかなと思います。
Sphere使うことで全部追加アドオン使えるようになったんですけど、どうしてもこれじゃないと出来ないという物以外は自分が作るようなものはほぼ出来ちゃいますね。かなりプラグイン減らせそうです。
そういう中で一つプラグインを導入しました。
ギターを弾く割合が増えているので、Neural DSPのTone King Imperial MKⅡです。これもまたとんでもなかったです…
いずれレビューしたいですね。こういう感じの古いサウンドが出来るとは。本当、真空管アンプのような挙動でたまげました。自分の技術だとマイクで録るよりいいですもん。モデリングアンプも今までと次元が違う時代に突入したと感じました。
Tone King Imperial MKⅡは、ブルージーに弾いてもいけます。
— うりなみ (@urinami) April 9, 2022
リズムチャンネルで、リバーブを掛けて。強いアタックで潰れるところやベンディングの時のピッキングでもらしい感じになりますねえ…
プリンストンとかチャンプみたいに小さいアンプ鳴らした感じにできます。IR凄いですね。 pic.twitter.com/atxO0oGWZn
ギター、もうアンプなくても自分がやるタイプの音楽なら同じNeural DSPのCory Wongと、Amplitube5のFender系統で足りますね。アンプを何台も用意する必要はもうなくなった。
Neural DSPのArchtype Cory Wongはファンク系統やるにはいいですね。D.I Funkという卓直結のサウンドがあるんで楽しく遊べます… pic.twitter.com/ZnSInsqNdT
— うりなみ (@urinami) March 31, 2022
音作りにかなり時間はとられたものの、マイキングで悩んだり、アンプのメンテナンスしたりということがなくなったのは大きいですね。
良かったこと
限界を拡張しないと言うことを今月も守れた。
出来ないことを出来るようにするのではなくて、出来ることを出来る形でやる。限界を超えることをずっとやってきてボロボロになってしまったわけだから、生き方を変えなければいけない。
休めば限界を超えずに出来ることは多くある。今の自分を受け入れるのはしんどい。どうしても昔と比べてしまう。でも、それは今を生きていないことですからね。
今の自分の限界を超えないこと。呪文のように唱えていました。
仕事もそう。そもそもの総量をへらすこと。時間を減らしても結果を出すことを考えると、今までとは違った発想も生まれた。
仕事もね。今の自分にとっては消耗戦でしかないものでも若い人ならペイすることもある。そういう仕事は回した。かつての自分が若さだけで仕事をもらっていたことはある。もらったものは返さないといけない。それが出来たのは良かったですね。
パッドフレンズのKyouei KiyosawaさんとKULARKSさんに新潟のオススメのお酒を教えてもらったことも嬉しかったなあ。実にうまいです。Kyouei Kiyosawaさんにはたくさん新潟のお酒を教えていただいたので、しばらく楽しめますね。
この2つ、早速買って飲みました。和食ばっかり作ってました。
パッド研究会を再開することで、いろいろな問い合わせを頂いたことも良かったことのひとつですね。どういう形で自分が貢献出来ることがあるかを考えられた。ちょっとこれについてもフィードバックできることがあるかもしれない。
手の調子が悪くなかったことも良かったことですね。
大阪に引っ越してから結構なやけどをしてしまって、ただでさえ悪い手をもっと悪くしてしまったんですけど、痛みがそれほど無かったことです。
もちろん、動かない所は動かないからごまかしごまかし弾いてるんですけどね。自分はプレイヤーであることは捨てられないんだなと思いました。どんなに演奏できなくなったとしても。
大きなこととしては、生き直すチャンスをまた失ったということですね…
こんなチャンスは2回も訪れないことはわかっていた。でも、あまりにも現実味がなかったので一瞬躊躇した。
自分が何より大事だと思っていたものを優先しなかった。
自分で自分を裏切ったということです。残念ですね。
捨ててはいけないものを捨ててしまったことが、どこか投げやりに生きて来た原因とわかった。
わかりたくはなかったけど、目をそらすわけにはいかない。
問題は自分が思っていたより根深かった。参りました…
立ち直って主体的に生きるために、自分を作り直した。壊れた自分をつなぎ合わせるために、捨てるということを常に考えてきた。
その考えは、ポジティブなものだと思っていた。でも、そうではなかったということです。
失ったチャンスは二度とは訪れない。それはいい。
自己定義が間違っていたのなら、また、自分の考えを深めないといけない。気づけたのは辛いけど、間違った前提の上に考えを組み立てていたのだから、今で良かった。
今より時間はないのだから。
来月の自分への伝言
うりなみさん、4月、事務処理が多いなかでもそれなりに上手くやれていましたね。
限界を超えないようにするなら、ブログもこれくらいが限界。
自分の問題点に気づけて良かったですね。
自分はこういう人間だと定義していたことが違っていた。
まあ、でもうりなみさんは自己評価が高すぎるんですよ…
残念に思うほどうりなみさんは大した人間ではない。ボンクラなんですからね。大ボンクラ。大スキピオ的な感じでちょっといいとか勘違いしていませんか。全然すごくないですからね…
こんな問題はね。もっと早くに解決しておくべきことだったんですよ。
あなたの考えはいろいろ歪ですけど、他に対する態度とモノに対する態度は明らかに違うでしょう。
なぜそんなことで激昂するのか。おかしいじゃないですか。考え方、生き方、全てにおいて一貫性を求めているのに、モノに対しては異常に冷淡なところがある。
その原因を考えなかったツケです。自分の影から逃れることは出来ない。
捨ててはならないものを捨てた。ずっと後悔してましたよね。
そんなに大事なものを捨てたんだからモノになど価値がないと思いたかった。そういうのね、認知的不協和って言うんですよ。典型的で笑っちゃいますね。
今の自分はふさわしくない。そんなこと考えるくらいなら、ふさわしくなるようもう一度やれるだけやりなさいよ。そういうことを学んで来たんでしょうに…
自分が自分であることは捨てられない。あの時捨てたのは、うりなみさん自身だったわけですから、そりゃ問題は根深いわけです。こんなに時間が経ったのにね。
取り戻せないことはわかっていても死ぬその日までみっともなくあがきましょうね。
それにしても、うりなみさんのボンクラっぷりには我が事ながら呆れます。まったく。毎月情けないです…
まあ、ボンクラなうりなみさんは同じことを繰り返すんでしょうけど…
コメント