Ableton LIVEのAnalogは楽しい
PUSH勉強会で、シンセの基本的なパラメーターを知っておくといろいろ楽しいよねという話が出た。
Ableton LIVE Suiteに付属しているAnalogはシンセの基本を学ぶのに良いシンセ。
Analogは2つのオシレーターとノイズ専用のオシレータ、他にサブオシレーターやユニゾン用のオシレーターがある。
シンプルだけれど強力なシンセや。
シンセ初心者がシンセの機能を理解するのに優れている。
OperatorがAbleton Liveの中で一番人気があるシンセだと思うけど、Analogもシンプルなインターフェースで軽くて使いやすい。
基本的なパラメーターがわかれば、他のシンセの使い方もわかるしね。
Analogで多くのパラメーターを理解したら、OperatorでもWavetableでもMassiveでもパラメーターで理解できるところが増える。
プリセットをちょっと自分好みに変えたいんだけれどという時に、ちょっとでも触れたら楽しいよね。そういうことが出来るように基本的な知識も書いていこうと思う。なので、今日はAnalogがどういうシンセか書いていくよ。
シンプルなAnalogにはメリットがたくさんあって、Ableton Liveの強力な機能であるInstrument Rackを使えば、SuperSAWといわれるようなサウンドも簡単に作れる。
Ableton Liveのエフェクトは割とシンプルに作ってあるんだけれど、それはrackにして組み合わせることを前提にして設計してあるんかなと思う。
シンプルだから、狙った効果を得やすいのがメリット。
そして、基本的なアナログ・シンセサイザーだから、いろんなアナログシンセの音作りのテクニックが使える。シンセでキック、スネア、ハイハットを作ることも出来る。
Operatorでももちろんできるんだけどね…
OperatorとAnalogの違い
じゃあ、Analogがどんなシンセなのか、見ていこう。
公式から引用
あかん、難しすぎるな…まあ、でもOperatorよりは自分にとってはわかりやすいけど、それはアナログシンセに慣れているからだよね。
こういう宇宙語が理解できるように記事を書きたいと思う。
脳筋でもわかるシンセ入門。これやな…
まあ、典型的なアナログシンセということだよね。じゃあ、Operatorとの違いはなにか。
OperatorはFMシンセサイザーでもある。Analogと同じく、減算方式でも音作りは出来る。
Operatorの方がオシレーターで選べる波形も多い。
じゃあ、Operatorで全部やればいいかっていうとそうでもない。作れる音色も違うからね。
OperatorとAnalogではフィルターが大きく違う。Operatorのフィルターは、MS20モデリングしたものがあったりする。
また、LFOも違う。Analogは3連符系統で同期させることが出来るけれど、Operatorでは出来ない。意外にこれは大きいと思うよ。BPMと同期したフィルターのコントロールなんかAnalogは出来るからね。
なかなかに面白いこと出来る。出来る子なんだよ、Analogは…
一方、LFOの波形の選択の種類はOperatorの方が多かったりする。それぞれ個性があるよね。
オシレーターシンクがあったり、PWMあったり、やっぱりはAnalogはアナログシンセなんだよね。
Analogはアナログシンセをシミュレーションしたモデリングシンセで、温かみがあって太い音というのが音の特徴で、Operatorとはまた違うキャラクターがある。
これから少しずつAnalogについても記事を書いていくよ。Analogもわかると楽しいな!
これは英語ではあるんやけど、各パラメーター説明してくれていてわかりやすいと思う。
追記:2019/05/01
まずはAnalogの構造と、アナログシンセの基本について書いたよ。
追記:2019/05/01
宇宙語、エンベロープについて書いたよ。このあたりは実際の音を聞いたらわかりやすいと思ったから動画を作っておいたよ。
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