Ableton Liveの信号の流れ
ミックスをしたりする時に、Ableton Liveの信号の流れをわかっておくと楽になるよね。
たとえば、Ableton Analogで演奏したものをオーディオトラックで録音したいとするよ。
その場合、MIDIトラックからの信号をオーディオトラックで録音しようとすると、こういうものが出てくるよね。
録音したいわけだから、新規にオーディオトラックを作る。そして、どこからの音を録音するか指定する必要があるね。
この場合は、Analogのトラックの音を録音したいから、Audio FromをAnalogというトラック名から選ぶ。ここまでは簡単だよね。
で、問題はその下に出てくるやつね。
- Pre FX
- Post FX
- Post Mixer
という謎のメニューが出てくる。
信号の流れを選択するものなんだけれど、アナログミキサーを使ったことがない人にとっては、PreとかPostとか言われても困るよね。
初心者には用語が宇宙語過ぎて辛い…
でも大丈夫やよ。慌てずに見ていこう。
Pre FXとは
これ、Ableton Liveのインストゥルメント立ち上げてあるわけだけど、Preって「前」ってことだよね。FXはエフェクターを意味するから、エフェクター掛ける前の音が、Ableton Liveのトラックに流れるということだね。
パラアウトしたりする時に使うかな。
Post FXとは
POSTはあとという意味だから、エフェクター掛けてから、Ableton Liveのトラックに流れるってことだね。
Post Mixerとは
POSTは後という意味だから、エフェクター掛けて、トラック(ミキサー)に流れてからの信号ということだね。アナログミキサーだと、ポストフェーダーといったりするね。
POST MIXERってどう使うのって言うと、ボリュームの変化なんかまで含めてほしいときに使う。
ボリュームが下がると同時にリバーブの量も減ってほしいとか。アイデア次第でいろいろできるんちゃうかな。
ボリュームやパンを動かして、それをオーディオにしたりとかね。
パラアウトした場合はPreFXが基本
ドラム音源なんかをパラアウトして、Ableton Live側でPre FXにするのが基本。
なんでって?
パラアウトするというということは、Ableton Live側でボリュームやパン、エフェクトを調整したいってことだよね。そうじゃなかったら、パラアウトしなくてそのままやればいいんだからさ。
だから、Battery4とかAddictive Drums2などの外部音源をAbleton Live側でうける場合はPreFXが基本ということやね。
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