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OperatorでDisco Laserを作ろう

Operatorで遊ぼう
この記事は約6分で読めます。

今回はディスコでよくあるエレドラのタム的なものを作ってみようと思います。ピッチが下がっていくやつですね。Disco Laserと言われたりもします。古のディスコサウンドでもNu Discoなどでも使われるアイコニックなサウンドといえましょう。

聞いていただければわかりますね。おじさんにはCCB的なやつといえば一発で通じると思われます…

チープな感じのものが欲しかったんですけど意外になかったので作ってみました。

追記:2024/08/29

初めのRackは12.1βで作ったので、リリース版で作り直しました。単純なものなので作れると思いますけど、一応置いておきます。とりあえず設定しなくてもそれっぽく使えるくらいのパラメーターにしてあります…

追記:2024/08/29

字を読むのがだるいという方はこちらを御覧ください…

考え方

  • ピッチが高いところから下がっていく
  • ピッチ変化は大きい
  • 最初のピッチからかなり時間を掛けて下がっていく
  • 音色はサイン波
  • ディレイやリバーブは掛かっている
  • 音は重ならないようにする

こんなところでしょうか。ピッチエンベロープが細かく調整できるものであればどんなシンセだろうとプラグインだろうと作れます…

Ableton純正で作れないか考えてみましょうか。

ピッチの経時的な変化が必要となるので、ピッチエンベロープが細かく設定できるものじゃないと駄目ですね。

Analog,Wavetableの場合はピッチエンベロープ、細かく設定できないので残念ながら除外です…

DriftはまあDecayいじるだけでそれっぽくはなるんですけど、ピッチエンベロープが細かく設定できません。

Analogはカテゴリーがあります…

音程を変えなければならないので、Ableton12.1での新たなデバイスのDrumsamplerでも作れません。ピッチエンベロープのエフェクトはあるんですけど、コントロールは出来ないので。

Samplerでも出来なくないですけど、サイン波読むこむのがだるいですね…

サイン波が読み込めて、ピッチエンベロープが細かく調整できるものといったらOperatorです。

ということでOperatorで作ってみました。Operatorも実はカテゴリーがあります。

Drumsamplerについてはこちら。動画たくさんあります…

追記:2024/08/30

エンベロープ?封筒?意味がわからない、絶望やという方はこちらを御覧ください…

パラメータ

波形はサイン波を選択します。ちょっとわかりにくいんですが、初期状態で開くと、オシレーターやアンプエンベロープなどの画面が開くので、WaveのところからSinを選んでください。

Pitch Envelopeをオンにしましょう。オンにしないと、Pitch Envelopeが選択できません。

ピッチエンベロープをオンにするとこういう画面になります。

わかりにくいが、ピッチエンベロープのところが水色になっている。また、中央の表示が変更されている。

OperatorはピッチをInitial,Peak,Sustain,Endの4つで設定できます。stとあるところです。stなので半音です。

Peakまでの時間がAttack,Sustainまでの時間がDecay,Endまでの時間がReleaseですね。細かく設定できます。

初めのピッチは高く、それから落ちていく形にしたいので、Intialのピッチを高く設定します。

ピッチは好みですね。IntialとPeakのあいだにちょっとクセがほしかったのでPeakのピッチをずらしています。Attack TimeでPeakのピッチになるということですね。

よりタムっぽくしたい場合は、Peakのピッチをinitialよりあげて、Attack Timeを調節できるようにすると良いと思います。アップロードしてあるものはマクロで調整できるようにしてあります。

Decayが肝です。Sustainのピッチに至るまでの時間です。ここは長めにとった方がピッチの変化がわかりやすいと思います。

このあたりは曲調に応じて変化させてください…

Sustainのピッチ、Endのピッチも設定できるので変態的なことが出来ますけど、タム的なものなら高いピッチから低くなる変化で表現出来ると思います。このあたりはお好みで。

あとは、同時にいくつも音がなるとカオスですよね。絶望です…

ですので、Voicesを1、モノフォニックにしましょう。

手順としては、右下、テトリス(わかります?)っぽいあたりを押すと、オペレーターの組み合わせやいろいろ設定出来るところがでてきますので、左のVoicesで1に設定してみてください。

あとはDelayとReverbをお好みで。

こんな感じでマクロを設定しておきました。なかなかOperatorも楽しいですね!


ストリングスはDisco House Sessionsから使いました。チョップ&フリップして更にレイヤーしました。

Session StringsとArcheでレイヤーしてるので、サンプルに合わせて弾いているという原人プレイです…

定額で使いたい人はLoopcloudもなかなかええのでは。

ギター、ベース、ドラムは全部これを使いました。超反則。

ベースはラインだけれど、Harmonicsで。こういうサウンド作るときには実にええですよ…

ディスコ的なものの作り方でも配信でやっても良いのかなあ。需要はないか…

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