石橋 肉バルMoooh!! ランプ肉が食べごたえ抜群
またもや人生の転換期である。
東京を離れたと思っていたら、今度は大阪で仕事をする機会が増えることになった。
転換期が多すぎる。
おそらく自分は一処に落ち着くことは出来ない。そう生まれたんだろう。
面接の後に、ちょっと石橋で飲もうかということになった。
昔のチームのメンバーと飲むのは久しぶりである。
疲れたと連呼していると、「肉食べましょう。肉」となった。
ということで、石橋に。
石橋は好きな街だ。石橋もどこか昭和の薫りがする街だ。
カウンターも有り、一人で飲むのも悪くなさそう。店内の雰囲気も悪くない。
元気が無いときは肉を食う。シンプルだが効果的なライフハックだ。
元気が無いときは酒を飲む。人類の英知とも言えるライフハックだ。
元気がある時にも酒も飲む。
え、いつ飲んでもいいって、凄すぎない?!
何このエリクサー…
まずはビール。突き出しは鳥のコンフィだろうか。シンプルでうまい。
体に気を使ってサラダ。野菜を食べれば酒はいくら飲んでも大丈夫だと信じている。
信じることから何事も始まる。
生ハムとサラミ。スパイシーなのもうまかった。酒が進む。なくても飲むけど。
ステーキ。結構ボリュームがあった。肉肉しいですね。肉を食べるの無口になりますね。
当然酒は飲みますよね。
二人で食べたので結構お腹いっぱいになった。
ピザ。しっかりした味付け。当然、酒のおかわりは頼みますよね。
出歩くのも久しぶりだったが、昔のチームのメンバーと飲むのも久しぶりである。
といっても、一緒に飲みに来たのは、エクセルの魔女と恐れられていた加藤さん一人だけである。酒乱でもあった。
変わらなくてびっくりした。
加藤さんはありとあらゆる書類をエクセルで作り、最後にはエクセルでテトリスを作るようなクレージーな女性だった。
経費精算の複雑なマクロは誰も触れることが出来なかった。
進捗管理もエクセル。堪忍してくれ。
勤務時間中に、「うりなみさんが、出張してる間に、CD-ROMドライブ(わかります?)をエクセルで開閉できるようになったのよ。フフフ…」と嬉々として報告してくれたことがある。
病膏肓に入るとはこのようなことか…
どう反応すればよかったのだろうか。
自分が会社をやめてから、チームのみんなに連絡はとらなかった。
同業他社への転職が出来ないことになっていたこともある。その時も生き方を変えたいと思った。
いろいろあった。自分もいろいろあったし、加藤さんもいろいろあったろう。チームの面々もいろいろあったろう。
それにしても、東京で一緒だった人達が、大阪に集まるというのは、人生というのはわからんもんだ。
時間はうつろう。周りにいる人も変わる。変わらずにはいられない。
ただ、変わらないものもある。
仕事が終わった後に飲む酒は、世界中のどこでも自分の居場所を与えてくれた。
一つの場所に落ち着くことは出来ないかもしれないが、世界中のどこでも酒があれば落ち着くことは出来る。
それ以上望むのは贅沢がすぎるというものだろう。
ごちそうさまでした。また来ます。
肉バルMoooh!! (バル・バール / 石橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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