タイトルそのまんまなんですけど、ちょっとわかりにくいですかね…どういうことか。
マスタートラックにBPMのオートメーション書かなくてもBPM変化は出来る小ネタです。
タイムラインでWARPのLeaderについて目にしたので、書いておきます。そういえば書いてなかったですもんね…
パフォーマンスやピアノ・ソロなどにも使えると思います。
こういうことです。
WARPモードをLeaderにするとそのBPMに
— うりなみ (@urinami) January 28, 2025
Abeltonは追従するわけですけど、空のクリップのBPMを設定して、小さなクリップにするとリタルダントも表現できます。
ちょっとタイムラインに流れてきたのが見えて、そういや書いてなかったと思うので書いておきます…… pic.twitter.com/dn0JPwufzR
やりかた
あまり知られていないと思うのですが、実はWARPにLeaderとFollowというモードがあります…
昔はSlaveとMasterというものでした。Live9以前でしたかね。ちょっと記憶は不確かなんですけれども。
普通はマスターのBPMに追従するわけですから、Followで問題ありません。
でもLeaderというものがあるわけですね。どういうことか。
普通はBPMは画面左上に設定されていて、それにすべてのクリップが追従するわけです。
でも、leaderにするとクリップのBPMが全体のBPMになるわけです。
BPMが揺れているようなものに合わせる時に使うのが一般的だと思いますが、今回は、空のオーディオクリップにBPMを設定します。そうするとMIDIなどの打ち込みも問題なくritさせられます。
WARPのBPMを遅くしていけば、リタルダントも表現できます。もちろん数字入力してもいいんですけど、クリップを短くしてBPMを設定してもええですね。
終わりの1小節などでクリップを分割してBPMを変更すればいい。WARPしてある状態のクリップでShiftキーを押しながらクリップを小さくしました。
まあ、普通はBPMフリーで録音したものなどをWARPマーカーを打って、それにMIDIなどのデータを追従させるような用途で使うことが多いと思うんですけど、こういうやり方もありですね。
普通の使い方
BPMが揺れているものに打ち込みなどを合わせる普通のやり方でやるとこうなります。
ちなみにオーディオクリップを無効にしてもBPM変化は追従します。
なので、いい感じにBPMが変化しているものを使うことも可能だと思います。
やったことは無いですけど…個人的にはドラムにしか使ったこと無いです。
ステムなんかでやりたい場合はWARPはComplexにしておいたほうがいいんじゃないでしょうか。
打ち込みのドラムが同期しているのがわかりますね。
一般的なWARPのLeaderの使い方はこんな感じ。
— うりなみ (@urinami) January 29, 2025
クリックなしで録音したもの(ドラムとか)それに他のものを合わせるとか出来ます。
意外に知られてないのかもしれないですね。 pic.twitter.com/TSviF0ni7g
クリックなしで録音しておいて、Leaderモードにすれば他の打ち込みも追従するので、生演奏の良さを活かしたい場合に有効では?
弾き語りのシンガーのギターなんかに使ってもいいかもしれないですね。
後は、ドラムだけクリックなしでやってもらうとかもいいかも。
注意点としては、Leaderが複数ある場合は、一番下のクリップが優先されるということです。そして、他はFollowerにしておくことですね。
色々遊べて楽しいですね!
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