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MaschineをAbletonで使う時に覚えておくと便利なこと ルーティング Drumrackの活用

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Maschineは単体でビートメイクもフィンガードラムもできる機材。

でも、長尺の曲を作ったり、構成が複雑なのを作る場合や、生楽器の録音をすることは、できるけれども得意なわけではない。

Maschineのいいところは、PCの画面を見ずにさっと録音できるところだと思っています。

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Maschineのいいところを活かすにはどうするかいろいろ考えて来たんですが、手間がかかるところはDAWでやると決めたら楽しくなりました。

コントローラーで操作するよりPCで操作するほうが楽なものもMaschineはありますしね…

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Maschineをスタンドアローンで使うのではなくて、VSTプラグインとして読み込んで使うやり方もなかなかいいものです。以前のバージョンに比べて安定して来ていますし。

目次

Maschineのドラムキットを活用する

フィンガードラムをすること以外だと一番使っているのはこれですかね。

Maschineのドラムキットの音色は気に入っているけど、パターンは変えたい。そういう時に使ってます。

精密な打ち込みはMaschineは得意ではないですけど、DAWを使えば楽勝です。

AbletonPUSH2をお持ちの方は、PUSHのドラムラックシーケンサーで入力すれば超高速にプログラムできます。

トラップ的なものをコントローラーで作りたい場合は、MashineよりPUSHのほうがノートリピート使いやすいので便利かもしれませんね。

AbletonのDrumrackを使ってMaschineをコントロールするときのルーティング

2通りのやり方があります。

0から作る場合のルーティング

こっちはゼロからパターン作る場合です。Maschineの音源だけ使いたい場合です。メリットはルーティングが簡単なことです。

  1. 空のDrumrackを作る。
  2. Drumrackを録音状態にする
  3. Maschineを立ち上げ、Groupsで任意のドラムキットなどを読み込む
  4. Maschineの立ち上げてあるトラックのMIDI Fromを「Drumrack」に選択して、Monitorをinにする
  5. Macro→Group→Routings→「Manual」を選択する。

注意する必要があるところが何点かあります。

2の注意点。あくまでAbletonでコントロールするので、録音状態にするのはAbleton。Abletonからの信号をMaschineが受け取るわけですから、Monitorはinにする必要がありますね。

もう一つ、ハマるとしたら5ですかね…ドラムキットはGroupに属しているわけですから、MASTERでもなく、Groupです。

Drumkitを

気に入ったクリップはMIDIに変換してMaschineに持っていけばいい。

更に編集したい場合はもう一回Abletonに持っていけばいいですしね。Maschineも色々使えて楽しいですね!

追記:2022/05/20

とは言え、Mashineのリズムパターンを普通にDrumrackに持っていこうとするこうなってしまいます。絶望しかないですね…

Shiftキーを押しながらなら縦方向にできるものの、これでは編集できない。絶望しかないですね…

大丈夫です!やり方あります。

MaschineのパターンをAbletonで編集したい場合

  1. 空のDrumrackを作る。
  2. Drumrackを録音状態にする
  3. Maschineを立ち上げ、Groupsで任意のドラムキットなどを読み込む
  4. Maschineの立ち上げてあるトラックのMIDI Fromを「Drumrack」に選択して、Monitorをinにする
  5. Macro→Group→Input→Routings→「DrumKit」に変更する
  6. MaschineからDrumrackがあるトラックにコピーする。(PC打ち込みだけでPUSHなどで生演奏しない場合はこれでOK)
  7. Drumrackの始点をC2に設定する。

注意するべき点は5ですね。

これで、Drumrackに持っていけるので編集も楽勝。

このDrumkitというのは、さっきのマニュアルと違って、Drumrackなどに適した形に変形してくれる機能ですね。ドラムのパターンを細かくいじりたいときなんかはこっちで編集したほうが楽ですよね。

更に注意するべき点は7です。

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Drumrackの始点を変更する方法 - 無理ない暮らし 小ネタです。 cmdキーを押しながらドラッグ、またはCmdキーを押しながら上下カーソルでDrumrackの始点

Drumkitという形式は、Drumrackなどに適した形にMIDIデータを変更してくれるんですが、始点がC1ではありません。

でも、このままのパターンに加えたり生演奏したいですよね。

多くの16パッドコントローラーなど、始点はC1ですよね。PUSHのDrumrackシーケンサーで編集したい場合なんかは始点を変える必要があります。PUSH本体でやる場合はShift+オクターブで変更できます。やりたい放題や!

一画面でまとめるとこうなる。

作り込んだパターンはMaschineに持っていって、オートメーションを掛けたりしてもいい。フレーズが決まったら、Abletonに戻せばいい。Maschineの弱点を補って楽しく遊べます。

これ、テンプレートに保存しておけば面倒くさくなくていいですね。

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LIVE11のテンプレートの保存は便利 - 無理ない暮らし LIVE10まではやや煩雑だった、テンプレートの保存が便利になりました。 LIVE11ではデフォルトでテンプレ

追記:2022/05/21

Drumrackを使うのではなかったら、もっと単純なルーティングで出来ますね。

  1. Maschineを立ち上げたトラックを作る
  2. Macro→Group→Input→Routings→「DrumKit」に変更する

編集したいパターンを持っていってAbletonで編集したら戻せばいいです。こっちのほうが需要はあるかな…

Maschineのハードすらいらないので、Komplete持っていて、パッドで入力するのに興味がない方はこちらのほうが便利かもしれませんね。

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この記事を書いた人

うりなみ(@urinami)です。

無理ない暮らしにずっと憧れていました。

無理なく音楽を続けるにはどうすればいいのか。

環境がないなら作ろう。

紆余曲折あってAbleton友の会を主催しています。

楽しいことが一日の生活時間で増えれば、それはいい暮らし。

ちょっと目線を変える。最後まで主体性を失わないのが私にとっての無理ない暮らしと思っています。

YouTubeやってます。パッド成分、Abletonの話題が多めです。note始めました。

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