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Chromatoneならハーモニーを理解するのは楽勝 3

Chromatone 機材・ソフト
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Chromatoneならハーモニーを理解するのは楽勝 3

追記:2021/10/11

別のサイトで書いた記事です。そのサイトを閉じるつもりなのですが、Chromatoneは本当に素晴らしい楽器だと思いますのでこちらに記事を残しておきます。


引っ越しの準備もそうなんですが、確定申告もまだ終わってないです。大丈夫なんか…

年度末かつ繁忙期なんですが、Chromatoneが面白すぎる。

今日も発見があったので記録しておきます。もはや生活ブログじゃないですね…

Chromatoneの楽器としての可能性みてから、基礎練習考えたりやっていこうと思っているんですが、底がみえない。

自分が学んできたことをChromatoneでやってみると、何か必ず発見があります。

今日は、ちょっと転回型を弾いていて発見がありました。Chromatoneは視覚的にもわかりやすいんですが、何より耳を使うなと感じました。

個人的にはギタリスト、ベーシスト、ホーン奏者は持っていたら、ハーモニーの感覚が養われるだけではなくて、ピッチも自然と鍛えられるなと。

今日、4和音の転回型を片っ端から弾いて遊んでいて確信しました。触って1週間の感想です。

Chromatoneだと耳と視覚を両方使って転回形を覚えられる

転回型って、ソウルやゴスペル、ジャズなんかで多用します。今のネオ・ソウルなんかは転回形だらけですよね。

弾くのは覚えてしまえば難しくないけど、覚えてしまえばってのは、実は曲者だなと思うことがあります。

ギターの場合は、一つフォームを覚えれば転回型を弾くのは難しくない。ですが、これ、各構成音のインターバルに関しては意識が希薄になる傾向があると思います。

私はインターバルでソロを取るような手法を習ってはじめて、自分がいかに視覚と音名に頼っていたかということに気付かされました。

ギターもインターバル見えるんですが、半音いくつかって考えるのは実は結構難しいんです。3度音程と4度音程が混在してるから、コードを弾くときに見えにくいんですね。

いや、ボンクラな私だけか…かなりギターを勉強してから意識できるようになりました。

でもChromatoneなら文字通りのそのまま見えます…

転回型弾くときに、次の音は完全4度上だから、半音いくつあるかと予想して歌って弾いてたりしたら、相当、ピッチに良くなると思います。

ギターはコードのバッキングするだけなら簡単だけど、トライアドや転回型使ってソロをとるようなアプローチは、鍵盤やっている人より気づきにくいんじゃないかと。

鍵盤もギターも問題はあるが、Chromatoneはそうではない

じゃあ、鍵盤が簡単かって言うとそうじゃない。鍵盤の場合は黒鍵がありますからね。ギターと違って半音いくつあるかはわかりやすいけど、弾くのは大変。

暗記は割と得意だったんで、鍵盤覚えるとき、音名で全部覚えて処理しちゃったんですよね…

耳を使うべきところを視覚に頼った。後でたっぷりツケを払いました。

ボンクラすぎる…

でも、Chromatoneで転回型を覚える人は、弾いてるだけで、音程が明確に見える。

だから、相対音感がずっと鍛えられると思います。弾いてるだけでピッチが良くなる可能性があるって凄いことだと思うんですよ。

完全4度と完全5度の関係も早い段階で意識できる。

ChromatoneやWholetone Revolutionは、12音階均等に扱うというクロマチックノーテーションに基づいているから当然なんですけど、理論と聴覚と視覚、譜面と一致している。

ウェブサイトを見ると、触っているうちに弾けるようになる楽器という文言があって、なるほどなと思いました。

鍵盤楽器に苦手意識があるギタリスト、ベーシスト、ホーン奏者。あとはボーカリストは鍵盤覚えるより、ずっと早く習得できると思います。

コードとメロディの関連性を、鍵盤がメイン楽器で無いプレイヤーが理解しやすい

コードとメロディーを確認するのに、今までだと鍵盤を覚えるしかなかった。

実際、メロディーとコードの関係性なんか同時に弾いてみないとわかりにくい。アボイドノートを把握するのも譜面だけでやるのと実際に弾いてみるのとでは効率は段違い。

これ、ギタリストやベーシストは大変でした。自分の楽器でルーパーやシーケンサーに録音してやるのも手間ですし、コードとメロディの関係性が切れやすい。

ギターも訓練していけばソロ・ギターみたいなのでわかるじゃんという方もいらっしゃるとは思います。

でもメロディ弾けるポジション理解したり、ルートレスボイシングや転回型わかった上で1弦2弦で弾いてみようとなると、もう、一曲仕上げるのにどれだけかかるんやってなるんじゃないかと。

打ち込みでも出来ますが、演奏できるのと出来ないのとでは理解度が全然違いますからね…

ジャズやるときに、クロマチックノーテーションで記譜してあったら曲を覚えるのも理解するのも楽

調号の問題と音部記号がなかったら、楽勝ですね。初見で弾くのも苦労しないと思います。

そして、音程と記譜が一致してるから、ああ、ここはエンクロージャーねとか、ディレイド・リゾルブってすぐわかると思います。

あと、ハーモニーでいうと、異名同音の問題が一発で解決できるんで、代理コードの応用なんか自然に身につくんじゃないかと。

そしてバップ的な手法というか、パーカー的な手法だと、臨時記号だらけになって、譜面の可読性は落ちますよね。

リック分析やったりするときに、度数を書き込んだりして、めちゃくちゃ見にくい譜面になったりすることありませんか?私はあります…

あんなに採譜して勉強したのに、字が汚すぎて読めないという。ボンクラすぎる…

でも、クロマチックノーテーションなら可読性が高いから、キーによる苦手意識も解消されます。得意なキーが限定されることってありませんか?クロマチックノーテーションなら楽勝です。

Chromatoneなら自然に相対音感が鍛えられる

転回型を弾いて感じました。

耳を使って弾いていくんで、ああ、ここから完全4度上ねって、理論知らなくてもできる。弾いていくうちに自然と法則性に気づくんではないかと。ピアノだったらフィンガリングが難しいですし、ギターはいきなり押さえられるということはない。

でも、Chromatoneはギターと鍵盤のいいところを併せ持っている。耳で音楽ができる。

そして、打ち込みやってる人には一番向いている楽器だと思います。

鍵盤やギターより習得コストが低い上に、ピアノロールとの親和性が高いですからね。

音程の確認も容易だし、とりあえずコードの基本形が作れて、メロディー確認できたら助かるという人もたくさんいるはずです。

もっと若いときにChromatoneやWholetone Revolutionを知っていたらなと思います。

ジャズ的なハーモニーとか、鍵盤でよく使うボイシングやギターのボイシング、よく使われるものなんか資料として作りましょうかね。

ほんと、Chromatoneやクロマチックノーテーション覚えたら、ずっと音楽続けられる人が増えると思いますんで。

打ち込みやるひとに便利ということ言ってるんだから、ローカルオフとかDAWの接続法なんかも書いておくと良さそうですね。MIDI接続すれば好きな音色でも鳴らせますし。

そして、練習をしようと思ってるのに楽しすぎて全然基礎練習できてないです。その前に確定申告と引っ越しの準備やるべきなんですけどね…

追記:2021/10/11

弾いてるうちに鍵盤とパッドで出来ることはChromatoneで弾けるようになってしまったので資料を作る必要性すらなかった…

知ってることを視覚的イメージに変換するだけなので、すでに理屈わかっているホーン奏者、インターバル理解してるギタリスト、ベーシストも弾けるようになるのは早いと思います。もちろん運指の練習はしなければいけないですけど、知ってること確認するだけですから…


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