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押して覚えるコードとスケール 度数で覚える意味と練習の仕方

押して覚えるコードとスケール
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度数で覚える意味

度数で覚える意味はなにか説明しておいたほうがええよね。簡単に言えば応用がきくということやよね。

これは例えばCのトライアドをGトライアドに変えたらどうなるか。

音名で覚えていたら、C,E,Gが、G,B,Dになる。

R,長3度、完全5度が構成音になる。

ピアノと違って、Ableton PUSHのメリットはギターと同じ様にコードフォームやスケールの位置関係は共通しているところがピアノと違う。

一つのフォームを覚えたら、ルートを動かせばどのコードも作れるからね。

鍵盤の、白鍵、黒鍵については、CメジャースケールやAマイナースケールが優遇されてると思えばええんちゃうかな。

これだと白鍵だけで弾ける。それ以外の音を弾くときは#やbがついていくという理解でとりあえずはいいと思うよ。

度数で覚える意味はコードやスケールを簡単に理解できること

ギターやベースは非常に視覚的な楽器と言える。ピアノの様に鍵盤につき一つの音しかならない楽器と違って、同じコードフォームで12キー弾ける。

Ableton PUSHも同じだよね。Maschine JAMも同じだよ

まあsequentに設定すれば違うけど、ここで対象としてるのはクロマチックモードの4度やからね。

この先、いろんなフレーズを勉強したり、コードを勉強するときに、あ、このフレーズ、キーがGでR.7,5度と短3度しか使ってないな。

それならメジャーコードで弾く際には短3度を長3度に変えれば機能するんちゃう?

そういう考え方ができるようになる。

音名だけで覚えていたら、機能と直結しないしわかりにくいよね。

メリットはそれだけではない

絶対音感がある人はとりあえず置いておいて、度数で捉えるのは、聴音にも役に立つ。

例えばさ、「ドレミの歌」だったらパッドフレンズはみんな知ってるよね。「ドレミド」という出だしで覚えとるかな?

これ、ド(C)をルートとすると、レ(D)は長2度、ミ(E)は長3度だよね。

これ、度数で捉えていてこのサウンドを覚えていたら、聞いていてもとりあえずの度数関係はわかるよね。

そうすると、聞いてて、あ、ここは長二度(全音)上がったサウンドだって聞き取れるようになる。

楽器なくても聞き取れるようになるよ。

即興したり、コピーしたり、演奏する時にも役に立つ。

メロディを弾いたりベースラインを弾いたりコードを弾くときにも視覚的にわかるようになる。

コードを鳴らすときに度数で歌ってから押さえるとかね。そういうちょっとした工夫で視覚と聴覚を一致させる。

全音(長2度)上に行くパターンなんかPUSHなら位置関係としては2つしかない。そのうちメロディー聞いたらパッドが思い浮かぶようになると思う。

スケールを覚えるときや使うときにも役に立つ

マイナーで一番使用頻度が高いのはドリアンスケール。

何がじゃあ、ドリアン・スケールと違うのと考える時、他のスケールとの特性音の違いを考えないと覚えるのは無理だし、使いこなせない。

13thを使ってマイナーならドリアンとすぐ認識できる。これも結局度数がわからないと無理やな。

エオリアンとの違いはb13。度数で把握していたらすぐわかるよね。

音を頭で鳴らして弾く

これは、自分の反省なんやけど、スケール練習を音楽的に出来てなかった。

スケール練習はそもそもなんでやるのかといったら、どこに音があるか理解することだよね。

音があるということは、どの音か言えなきゃいけないし、どの音か音がならないと駄目だよね。だから、音を歌いながら練習するといい。

じゃないと、視覚だけに頼ったプレイになってしまうから。視覚でわかりやすいメリットは、考えないとデメリットになる。

自分はスケールを片っ端から弾いてメカニカルな訓練をアホみたいにしていた。

無駄ではなかったけど、考え方が足りなかった。自分は回り道ばっかりしとるんやよ…

コード弾くときもスケール弾くときもアルペジオ演奏するときも歌う。

弾く直前に歌う。
歌ってあっているか覚えていく。プレイするために練習することを忘れない。

管楽器奏者と違って自分らパッドプレイヤーはブレスがないからね。弾きすぎることも避けられる。

サウンドを覚える前に弾かない。

前回のボイシングなんか、押さえる前に構成音を歌いながらやっていくといい。

オクターブの位置確認なんかクロマチックで上昇、下降の練習をしたら良い訓練になる。

ちゃんと覚えてないと右手と左手がクロスポジションになる。これも歌いながらやったら、効率がいい方法がわかる。

クロマチックの移動はギタリストならわかりやすいかもしれなけれど、両手を押弦に使える(弦じゃないけどね。)

PUSHはギターと違う考え方で対応した方が楽に弾ける。

クロスは特殊な奏法以外は原則避けるべきだと自分は思う。

こういうの、楽器をずっと練習しているひとには当たり前のことなんやよね。

ポジション覚えて弾けるようになってから、クリックを使う。できるだけゆっくりの動作で正確な動きを頭にプログラムしてそこから少しずつテンポをあげていく。

本当に考え方は大事だと思う。

明日、初期不良やったGo Mixerが来る予定なので、練習なんかは撮れたら動画撮るよ。

マイナーに入ると言ったけれど、予定はバンバン変わるからね。

クロマチックのポジションの捉え方を次回にしようか。これ、ギタリストやベーシストなら知ってるけれど、PUSHから始めた人はわかりにくいはず。これ、考え方知るだけでコードやシングルノート弾きやすくなるからね。

PUSH弾けるようになると楽しいな!



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今、日本語で学べる中で一番簡潔な解説でわかりやすい。そして網羅的。日本語でここまで学べるのは凄い。譜面読めると得られる情報量が格段に変わるから、少しだけでも覚えるといいね。この講座でできるだけ簡潔に説明していこうと思うけれど、わからなかったらこれを見てくれると時間を短縮できると思うよ。

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