こういうやつですね。
昔のBoogieとか、Electroで使われてた音、最近また聞くようになりましたね。グライドするパッドとでも言えばいいんですかね。
ちょっとノスタルジックな感じがするやつで聞いたことがあるんじゃないでしょうか
こういうサイン波を使ったようなやつでそんなに派手じゃないものがほしい。
だけど、手持ちのプラグインだと超ワイドにしてあったりして使いにくいんで、シンプルなもので作ってみました。
作り方
どういう音かというと、サイン波でスローアタック。ピッチが低いところから上がって目標のピッチに到達する。少しモジュレーションが掛かってピッチがゆれたり、コーラスの効果があるようなものが欲しい。
こう言うイメージです。
シンセは、Analogで作りたかったんですけど、エンベロープのカーブが細かく描けないので、1番融通が利くWavetableで作ってみました。まあ、Max for Live使えばいろいろできるんですけど、単体でも作れるのでやってみます。
まあ、でもこれウェーブテーブル的な使い方あんまりしてないですね…
波形はベーシックなサイン波です。デフォルトのまんまです。
マトリクスでAmpのエンベロープをPitchを−24に設定します。これは、音が立ち上がる時に−24semitone下からスタートするという意味です。12半音で1オクターブなので2オクターブ下からに設定しました。大体、こんな感じの音色だと2オクターブ下が多いと思いますが、そこはお好みで…
アタックをスローに。最後にしゃくりあげる形にしたかったので、すっとピッチが上昇してから少し最後はゆっくりになるようにSlopeを変更してます。
もう一つのポイントはリリースをできるだけ短くすること。
次はローパスで上を削ります。
あとはお好みでいろいろなエフェクトを足して貰えればいいと思います。動画ではサチュレーション、コーラス、ディレイなどで味付けしてます。
私はLFOをポジションに設定しました。純粋なサイン波だけじゃない波形で微妙に揺れてる感じが欲しかったので軽く。LFOは曲調によってもっとスピードを早めてもいいんじゃないでしょうか。
あとはUnisonを好みで。私はちょっと古い感じにしたかったので、最終的にClassicにしました。Wavetableのポジションにしたり、フェイザー的な効果をえたり、いろいろ出来ます。Ableton付属のシンセでは1番Unisonのモードが多いのでいろいろ遊べますね。
Wavetable、波形をドラッグ・アンド・ドロップで増やすことができるし、音源部の波形もいろいろあって、普通のアナログシンセとしても使えるんですよね。Wavetableのポジション動かさなければいいだけなので…
こういうグライドするパッドみたいなものってサイン波以外も結構あるので、保存しておくと波形を変えて使い回せて便利。
WavetableはMPEの設定がAbletonの付属の中で1番簡単なんですよね。マトリクスですぐ選べるので、Samplerより活用してます。
Wavetableも楽しいですね!
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