寒い。懐も寒いが、頭皮も寒い。おっさんなので代謝も下がっていて寒い。ついでに彼女との中も寒い。
そしてギャグまで寒い。大寒波である…ヘレン・ケラーばりの苦難。
まこと人生はままならぬものだが、そんなときは温まるものと旨い酒があればいい。
向かい風のなかスーパーに向かう。人生も向かい風ばっかりである。追い風、いい加減吹いてほしい。
スーパーに着く。大阪は今まで見なかった食材を沢山見る。百合根なんか日常的にみなかったもんな。異文化である。
何にしようか…酒粕が大量に並んでいる。
では粕汁を作ろう。関西に引っ越したことだし。いい酒粕なので、甘酒にしてもいいし、他の料理にも使える。
材料
– 酒粕 適当。自分が旨いと思う量が常にベストだ。
– 出汁 適当。今回はカツオだしでとったが、昆布出汁でも旨いだろう。
– 酒 酒粕と酒の相乗効果で更にうまくなる。必須ですよ。
– 人参 適当
– 大根 適当
– ごぼう 適当 無かったのでしめじを入れた。問題なく旨い
– 鮭 余っていた甘塩のものを二切れいれたが適当で問題ない
– こんにゃく 適当
– ネギ 適当 青いものがあれば嬉しかったが、なくても問題ない。適当。
– 味噌 適当

食べたい量を適当に切ったらいい。酒粕は一回で使い切らないが保存が利くので問題ない。

茹でる。鮭より根菜のほうが火が通るのに時間は掛かるから、先に茹でておくといい。火がだいたい通ったら鮭を投入。先にネギはしんなりしたら寂しいので最後に。

酒粕はダマになりやすい。水やお湯につけて、柔らかくするのだが、そのまま出汁で伸ばせばいい。楽はするべきである。
鮭の火が通ったくらいで酒粕を投入。火を止めて味噌を。塩鮭の塩分によって適正量も変わるので味は見ながらやるのが良かろう。最後にネギを散らして完成である。

\[itemlink post\_id=”12536″\]
粕汁の友には日本酒である。今日のお供は國盛。米の香りがあるが、重くない。食中酒で飲むと実に旨い。いつ飲んでも酒は旨いけどな…
熱い粕汁に冷酒。この無敵感は例えようがない。朝から飲む酒と粕汁。最高である。お正月万歳である。
しみじみ旨い。冷えた体に火が灯ったようである。
飲まねばならぬ。熱い粕汁を冷酒で冷やす。口が冷えたら、熱い粕汁で温める。
無限に飲めますね。これ。旨さの永久機関や!
いい感じで酔っ払ってきたよー。
去年も休みが一日も無かった。貧乏暇なしである。
正月も仕事はするのだが、ダラダラしていても許される気分になるのだ。今日は事務処理のみ。酔っ払っても問題はない。お正月だから。最高だなあ、お正月。本当は4日だけど。
何を聞こうか…
永遠にお正月が続けばいいのに!いかないで。そんな気持ちなら、テンプスを聞こう。ちょうどいい曲がある。
> I know you wanna leave me,
>
> But I refuse to let you go,
>
> If I have to beg, plead for your sympathy,
>
> I don’t mind ‘cause you mean that much to me.
>
> Ain’t too proud to beg and you know it,
>
> Please don’t leave me girl,
>
> Don’t you go,
>
> Ain’t too proud to plead, baby, baby,
>
> Please don’t leave me, girl,
>
> Don’t you go.
>
> Now I’ve heard a cryin’ man
>
> Is half a man with no sense of pride,
>
> But if I have to cry to keep you,
>
> I don’t mind weepin’ if it’ll keep you by my side.
>
> Ain’t too proud to beg and you know it,
>
> Please don’t leave me girl,
>
> Don’t you go,
>
> Ain’t too proud to plead, baby, baby,
>
> Please don’t leave me, girl,
>
> Don’t you go.
>
> If I have to sleep on your doorstep all night and day
>
> Just to keep you from walking away,
>
> Let your friends laugh, even this I can stand,
>
> ‘cause I wanna keep you any way I can.
>
> Ain’t too proud to beg and you know it,
>
> Please don’t leave me girl,
>
> Don’t you go,
>
> Ain’t too proud to plead, baby, baby,
>
> Please don’t leave me, girl,
>
> Don’t you go.
>
> Now I’ve got a love so deep in the pit of my heart,
>
> And each day it grows more and more,
>
> I’m not ashamed to call and plead to you, baby,
>
> If pleading keeps you from walking out that door.
>
> Ain’t too proud to beg and you know it,
>
> Please don’t leave me girl,
>
> Don’t you go,
>
> Ain’t too proud to plead, baby, baby,
>
> Please don’t leave me, girl,
>
> Don’t you go.
マジで恥も外聞もない感じで好感度爆上がりである。モテる人はこういうところが違う。
_君が僕を捨てようとしようとしてるのは知ってるけど、君を行かせるのを拒否するよ。_
一発目から状況設定が最高ですね。まじで、拒否したら行かんといてくれるんか…もう、女性が出ていこうとしてたらそれはもう結論は出てますよね…
苦み走った大人である自分は思うのだが、イケメンはその状況をくつがえせるのかも知れぬ…
違う世界線の話ですかね…
_同情を引くために懇願しなきゃいけないとしても、君は僕にとって大事だから気にしない。_
君が大事だから、僕のプライドなんかどうだっていいんだってところで、彼女の自尊心をくすぐる作戦か。なんと狡猾な男…
これ、何回もやってますね。僕にはわかります。有罪。だって、この踊り見てください。全然切迫感ないですよね…
まあ、でも彼女もわかってるんでしょうね。こんな男は信用できないと。
でももてまくる人はやっぱり更に粘る。勉強になります…
_もし僕が昼も夜も君の家の前で眠らなければならないとしても、君の友達が僕を笑ったとしても、君がいかないようにするためなら耐えれるよ。どうしても君にいてほしいから_。今なら110番されても当然だからやめたほうがいい。シャレにならないから。
こういうの出来るのはすごいですね。モテる人は違うな。やっぱり。
今度そういう事になったらイケメンじゃないけど懇願しよう。言うだけならタダやしな。
貴重な学びを大阪在住で得たのである。
こうやって懇願したら、お正月がずっといてくれないかなあ。
そんなことを思った1月でした。今年も皆さんよろしくお願いいたします…
振り返りと料理記事は常に酔っ払って書いてるので、後で見ると自分でも驚くミラクルなコーナーです…

ジオの鍋は料理するときに楽しいですよ。激推しです…

