気持ちを伝える技術
入院の準備を進めていて、今日はきつかった。まあ、ポンコツな体だ。メンテナンスもなければ生きていくことができない。
検査入院というものの、気力体力は削られる。
いくら病院の近くに住んでいても、疲れるものは疲れるものだ。
部屋に戻って来たら、宅配ボックスに物が届いていた。
うりなみさん宛に届いたものだ。狼狽した。
なんか頼んだっけと思ったら、ほしい物リストをスペカンさんがサイトに載せる時に手伝って自分のサイトにも載せて、そこから届いたようだ。
プロフィール欄なんかみんな読まないだろうし、みてクスッとしてくれたらいいなくらいで、そのうち買おうと思う日用品を書いておいたのだ。
まさかと届くとは。
Kさん、ありがとうございます。
ちょっとありがたすぎてすぐに飲めそうにないです。
昔ほどではないが酒を飲む。
本当に自分は切り替えが下手だ。
仕事で一日をすぐに埋め尽くしてしまうし、数字で殴り合うようなときだと、一日の終わりには起き上がれないくらい消耗する。
ばかだなあと思う。
一日の仕事が終わってからブログを書く。
そんな時にゆっくり酒を飲む。ほんの少し。極度に緊張していた状態が緩む。
くだらないこと書いてるな。
やめてしまおうかなと何度も思う。
ブログを始めた頃からキツい批判をいただいているし、ブログを書くことで、自分の音楽に使う時間は減っている。
せいぜい小ネタシリーズの時の音源くらいしか作れない。
それでも、恩返しはしたい。遅いんだけれど、自分の感謝を示す方法はそれしかないから。
自分が書くことで、どこかの誰かが音楽をするときの障壁を減らすことが出来たなら嬉しい。
自分がしてもらった事だ。
なんとか演奏したいと思う気持ちで生きながらえたから。
そして、くだらないことばかり言ってるこういう無理ない暮らしカテゴリーの記事で読んでくれる誰かが、苦笑してくれたらと思う。
ディスプレイの向こうにいる誰かを思って書く。
元気にしてますか。私はなんとか生きてます。あなたも楽しいことあって無理がないと私は嬉しいです。ちょっとでも楽しいことあると良いですね。
お前は、生き損ねて死に損ねた。
そんな思いがいつもある。
何も出来なかった。自分に力があったら変えられたんだろうか。自分がそんな事出来るなんて思う事はおこがましいのはわかっている。
ただ、わかっているのは、感謝は黙っていては伝わらない事だ。
このブログを続けられる大きな原動力だ。
もう、感謝を伝えることは出来ない。でも、自分を作ってくれた人が大事にしたものの面白さを伝えることなら、まだ出来るはずだ。それが今できる感謝を伝えることだろうと思っている。
師匠は繰り返し言った。技術だと。技術は学べるものだと。技術を学ぶ過程でお前は作られる。学ぶことができるなら、それは相手を理解できることだと。
ほんの小さなことかもしれんが、木を見れば森も見えるだろうと。
Kさんがどんな方か私は存じあげない。
でも、本当に嬉しかったです。何かお返し出来たらと思ってアマゾンのほしい物リストも検索したのですが、見つかりませんでしたので、記事で御礼申し上げます。
退院したら、味わっていただきます。
そして、ここまで酒に違いないと思ってあけたらみりんやった!みりんは飲めん!これ最高ですけど!
みんなもエリクサーを送って感謝を表してくれてええんやで!(台無し)
コメント